【夏休み】小学生向けの自由研究テーマ【実験・観察】
夏休みの宿題としてよく出題される「自由研究」。
「いったい何をしたらいいの?」と悩んでいる小学生のお子さんも多いのではないでしょうか?
自由研究ですから、基本的には興味のあることを調べて、宿題として提出できる形にまとめればOK!
一般的に多いのは、「実験」「観察」「工作」の3つですね。
この記事では「実験・観察」を中心にアイデアを紹介していきます!
おもしろいテーマばかりですので、ぜひ自由研究のテーマを見つけるヒントにしてくださいね。
「知らなかったことを知る瞬間」「予想外の結果」との出会いは、とても楽しいですよ!
【夏休み】小学生向けの自由研究テーマ【実験・観察】(11〜15)
車の停止率調査

身近な交通ルールや安全意識を高めたいという時にぴったりなのがこちらの自由研究です。
内容は実際に自分で横断歩道の脇に立って待機し、車が止まってくれるかどうかを記録するというもの。
自分の目で確かめることができるので社会のルールや交通ルールの現状を身をもって経験し理解を深めることができます。
また、データを集めてグラフにまとめることで分析力や表現力も育まれますね。
車の種類、運転している人の性別や年齢などさまざまな観点からいろいろな考察をしてみてもおもしろそうですね。
調査をする際は熱中症に気を付けながら行ってくださいね。
モスキート音で耳年齢チェック

「モスキート音」をご存じですか?
モスキート音とは、17,000Hz前後のとても高い音のこと。
若者には聴こえますが、年を重ねるごとに聴き取りづらくなっていくといわれており、どの高さまで聴こえるか、あるいはどこから聴こえなくなるかによって、耳年齢がわかるとされているんです!
自由研究では、家族や友人、先生にモスキート音を聴かせ、独自の統計をとってみてはいかがでしょうか?
動物に聴かせるとかわいらしい反応を見せてくれる場合もあるので、ペットにも協力してもらうことで、おもしろい研究結果が得られるかもしれませんね。
溶けないアイスを作ってみよう

暑い日には毎日でも食べたいアイス。
アイスはすぐに溶けてしまうもの、という考えがちょっと変わってしまうかも?というこの実験。
まずはアイスを作るところから始めましょう!
材料はほとんど一緒ですが、一方にはアガーか粉寒天を加えて作ってみます。
寒天が入っているアイス、入っていないアイスを並べて置いておくと……なんと寒天が入っているアイスは溶けていないんです。
普通のアイスは気温が20度以上であると少しずつ溶けていってしまうのですが、寒天入りは70度以上の熱が加わらないと溶けない仕組みなんですね。
葉脈標本をつくってみよう

身近にある葉っぱを使って、葉脈標本を作ってみましょう。
まずは重曹を大さじ3杯入れた水を沸騰させ、葉っぱを入れます。
それから15分ほど煮込んで、水が茶色くなり、葉っぱがしんなりしたら葉っぱを取り出してください。
こうする事で、葉脈以外の色素がやわらかくなるんですよ。
あとは葉っぱを流水にさらし、歯ブラシでやさしくたたきながら、葉脈以外をこそぎ落としていきましょう。
この実験に使う葉っぱは、かためのしっかりしたものを選んでくださいね。
透明たまごを作ろう

たまごをお酢につけておくだけのお手軽な自由研究「透明たまごを作ろう」です。
透明なコップにたまごを入れ、たまごがかくれる量のお酢を注ぎ入れます。
あとはキッチンペーパーをかぶせて観察してみてください。
数日たてば透明たまごの出来上がりです!
お酢の酸性が卵の殻のカルシウムを溶かしてしまうから、殻のない透明なたまごになるのだそうです。
実験で使ったたまごは絶対に食べないでくださいね。