【夏休み】小学生向けの自由研究テーマ【実験・観察】
夏休みの宿題としてよく出題される「自由研究」。
「いったい何をしたらいいの?」と悩んでいる小学生のお子さんも多いのではないでしょうか?
自由研究ですから、基本的には興味のあることを調べて、宿題として提出できる形にまとめればOK!
一般的に多いのは、「実験」「観察」「工作」の3つですね。
この記事では「実験・観察」を中心にアイデアを紹介していきます!
おもしろいテーマばかりですので、ぜひ自由研究のテーマを見つけるヒントにしてくださいね。
「知らなかったことを知る瞬間」「予想外の結果」との出会いは、とても楽しいですよ!
もくじ
- 【夏休み】小学生向けの自由研究テーマ【実験・観察】
- カゼインプラスチック
- バターを作る実験
- 葉脈標本をつくってみよう
- 野菜を使ったph測定
- くり返す食塩水
- 納豆をつくる実験
- 硬くて柔らかい不思議な水を作ろう
- よく飛ぶ!紙ひこうき
- モスキート音で耳年齢チェック
- 持ち運べる不思議な水
- 一分で作る簡単なアイスクリームの研究
- 化石作り
- 地層の模型作り
- 月はなぜ見える?
- 水よう液の性質
- 火山の噴火研究
- 音の実験
- 溶けないアイスを作ってみよう
- 今日の俳句
- 俳句にチャレンジ
- 透明たまごを作ろう
- 宝石の研磨体験
- 手作り望遠鏡で天体観測
- 工場見学レポート
- 指紋の採取
- ブラックライト実験
- さわった瞬間水が氷る
- 夏の星空観察
- 10円玉をピカピカにしてみよう
- アリを観察
- オレンジジュースからDNA
- プカプカくだもの「浮く?」「しずむ?」
- 持ち運べる雲作ってみた
- 紫キャベツで色の実験
- 自宅で化石発掘
- 耐久性比較実験
- 錯視
- 氷の溶け方を調べよう
- メイク落としの違いを調べる
- 3種類のナスを比べてみよう
- いろいろな液体に氷を入れてみよう!
- おいしい水を調べよう
- お酢と重曹による化学反応イリュージョン
- しいたけ栽培
- アサガオの観察
- ペットボトルでふんすい
- モールス信号
- 不思議なラーメン
- 光の反射を観察しよう
- 吸水ポリマーのひみつ
- 水と油を混ぜてみよう
- 水玉実験
- 逆さにしてもこぼれない水
- お店で買った卵をかえす実験
- 色のふしぎを調べよう
【夏休み】小学生向けの自由研究テーマ【実験・観察】(1〜20)
カゼインプラスチックNEW!

みなさんの身近な飲み物「牛乳」から、プラスチックを作れるんです。
沸騰させた牛乳にお酢を入れて混ると、白い塊のようなものができます。
これがプラスチックの元になる、カゼインというタンパク質なんです。
カゼインの水分を取り、型に入れて成形、固まるまで1分ずつ電子レンジで何度も温めてください。
近年プラスチックごみの問題が取り上げられるようになり、なんとか減らせないかとみなさんも意識していると思います。
この実験は自然豊かな未来につながる、素晴らしい自由研究になりそうですね。
バターを作る実験NEW!

パンに塗ったり、じゃがバターにしたり、さまざまな食材をおいしくしてくれるバター。
実はとてもシンプルな手順で作れるのをご存じでしたか?
主な工程としては、滅菌した容器に冷やした生クリームを入れ、強く15分振り続けるだけ。
液体が固形に変わり、その固形の部分が無塩バターです。
塩を混ぜるとバターのできあがり!
15分振り続けるのは意外に大変なので、テレビなどを見ながらすると良いかもしれませんね。
どうしてバターができるのかもまとめてみましょう。
葉脈標本をつくってみようNEW!

身近にある葉っぱを使って、葉脈標本を作ってみましょう。
まずは重曹を大さじ3杯入れた水を沸騰させ、葉っぱを入れます。
それから15分ほど煮込んで、水が茶色くなり、葉っぱがしんなりしたら葉っぱを取り出してください。
こうする事で、葉脈以外の色素がやわらかくなるんですよ。
あとは葉っぱを流水にさらし、歯ブラシでやさしくたたきながら、葉脈以外をこそぎ落としていきましょう。
この実験に使う葉っぱは、かためのしっかりしたものを選んでくださいね。
野菜を使ったph測定NEW!
その液体がアルカリ性か酸性かを教えてくれる、pH測定の実験にチャレンジしてみましょう。
まず準備として、実験をおこなう前日に千切りした紫キャベツを冷凍しておいてください。
実験する日に水を入れてよくもみ、紫の色水を作りましょう。
実はこの色水には、pHに反応するアントシアニンという色素が含まれています。
実験ではこの色水に測定したい液体を入れ、色の変化を見ていきますよ。
酸性なら赤色、中性なら紫色、アルカリ性なら青色や黄色に変化します。
いろいろな液体を用意して実験してみてくださいね。
くり返す食塩水NEW!

コップや食塩水など身近にあるもので、夏休みに実験をしてみましょう。
お好みの濃度にした食塩水を入れたプラスチック製のコップに穴をあけます。
食塩水のコップを、別の水の入った大き目のコップに入れますよ。
すると、なぜか食塩水が穴から出ては止まり、しばらくすると再び出てとまりますよ。
食塩の濃度やプラスチック製のコップの穴の数を変えて、実験するのも楽しそうですね。
この状態を眺めているだけでも面白いですが、この状態に対しきちんとした答えがあります。
その答えも考えてみてくださいね。
納豆をつくる実験NEW!

普段の食事にも出てくるものが題材の実験に、興味を持つ方も多いのではないでしょうか?
今回は、納豆を作る実験のご紹介です。
日本で古くから食べられている納豆は、諸説ありますが弥生時代にはあったのではないかと言われています。
大豆が納豆になるには納豆菌が必要ですが、わらには天然の納豆菌があるそうですよ。
蒸した大豆と煮沸したわらを用意し、わらで大豆をはさむようにおいておきましょう。
納豆菌は耐熱性があるので、煮沸しても大丈夫だそうです。
実験後、無事に納豆が完成しているのか楽しみですね。