【9月】秋の製作!保育に使えるアイディアを紹介
暑い夏から少しずつ秋へと季節が移り変わる9月、さまざまな自然や生き物を通して季節の変化を感じる機会も多くなるのではないでしょうか。
保育園や幼稚園で「秋を感じられる制作を取り入れたい!」と考えている先生方は必見です。
今回は9月にオススメの制作アイディアを紹介します。
落ち葉やどんぐりなど子供たちにとって身近な秋の自然を取り入れたものから、五感を刺激するユニークな技法を用いたものまで幅広いアイディアを集めました。
アレンジ次第で乳児から年長児まで楽しめるものばかりなのでぜひ活用してみてくださいね。
子供たちの自由な発想を活かせる作品のアイディアを中心に紹介しているので、本文では「製作」ではなく「制作」と表記しています。
【9月】秋の製作!保育に使えるアイディアを紹介(31〜40)
ちぎり絵の落ち葉

ちぎり絵で秋を表現してみましょう!
ちぎり絵は簡単にできるだけでなく、指先を使って脳に刺激を与えるのに最適な工作です。
台紙に木の幹を描いたり貼りつけたりしたものを用意し、秋らしい色の折り紙をちぎりながら自由に紅葉を描いていきましょう。
折り紙だけでなく、新聞のカラー刷りページなどを使ってもオシャレに仕上げられますよ。
ひとつとして同じ作品は生まれません。
個性的な作品たちを壁に飾って、みんなで鑑賞会を楽しんでみてはいかがでしょうか?
トイレットペーパーの芯のぶどう

トイレットペーパーを使った、立体的なぶどうの工作です。
芯を三等分に切り、側面に両面テープを貼ってぶどうの房の形になるよう貼り合わせます。
お皿に見立てた土台の画用紙にブドウを貼りつけたら、黄緑や紫色の折り紙を丸めて丸い枠一つひとつにはめ込んでいきましょう。
最後に折り紙をT字に切り取り枝を付ければ、ぶどうの完成です。
はさみを使うのが難しいお子さまには枠まで用意してあげてから、ぶどうの実を丸めてはめ込む部分を担当してもらいましょう。
タンポで秋の木

手作りのタンポで描く秋の木は、普段とは違った絵の具の楽しみ方をお子様に伝えられる工作です。
タンポ自体は小さいペットボトルなどの容器に綿とガーゼを付けるだけで完成するため、小さいお子様にも簡単に制作できますよ。
綿とガーゼによる独特の模様や淡い色合いは、お子様の想像力をかき立てるとともに夢中になって作業してくれるのではないでしょうか。
押しつけるだけという簡単さも嬉しい、秋の工作にオススメのアイデアです。
秋の折り紙「どんぐり・きのこ・落ち葉」

どんぐりやきのこ、落ち葉といった秋の定番アイテムを折り紙で作ります!
まずどんぐりは2回三角に折ってから広げて、1つの角を中心に向かって2回折ります。
裏返して中心線を少しこえるあたりまで両サイドを折り、下の角を小さく折れば完成!
次にきのこは四角に2回折ってから広げて、1辺を中心まで折ります。
裏返して両サイドを中心に向かって折り、下の部分を1cm開けて折り返すように折ります。
折り返しの部分の角を折って広げ、四隅の角を折ればきのこの完成!
落ち葉は三角に一度折った後、端からじゃばらを作るように折って広げ、最初に折った三角の線あたりを軽くななめに折ります。
ななめに折った部分を残して広げ、角を丸く折れば落ち葉の完成です!
絵具スプレーで落ち葉
夏の青々とした色から、徐々に赤や茶色に色を変えていく葉っぱ。
色を変えた葉っぱはやがて落ち、道を秋色に染めてくれますよね。
そんな落ち葉を絵の具を使ったスプレーで、作ってみましょう!
水に絵の具を溶いたものをスプレーボトルに入れれば、準備完了。
あとは、キッチンペーパーにシュッシュと吹きかけ、色をつけていきます。
色が乾いたら葉っぱの形に切り、お好みで丸シールなどで目や飾りをつければ色鮮やかでかわいい落ち葉の完成です!
子供たちの年齢によっては、スプレーボトルに絵の具を入れるまでの準備は先生側でおこなうのがいいでしょう。
【9月】秋の製作!保育に使えるアイディアを紹介(41〜50)
ひょっこりうさぎのお月見
お月見をしているうさぎの様子を表した工作に挑戦してみるのは、いかがでしょうか。
濃い青色の画用紙に、うさぎ、お月見だんご、月を配置します。
画用紙で切り出して作るのもいいですし、絵の具を使って描いてみたり、タンポをうまく使って色づけしていくのもオススメです。
画用紙の一部に少し大きめの丸い穴を開けておき、細かくちぎったお花紙を貼り合わせれば、作品をライトなどの光に向けたときに、本物の月のようにキレイに光って見えますよ。
子供たちの年齢に合わせて、工程のサポートをしたり、作り方の変更をして楽しんでみてくださいね。
秋のリース

秋になると保育園のみんなと公園にお散歩に行き、どんぐりや松ぼっくりなどの木の実拾いを楽しむことも多いですよね!
そんな自然で見つけた木の実を使ってかわいらしいリースを作りましょう。
カッターでダンボールを丸く切り抜き、リース型を作ります。
この工程は、先生や保護者の方が準備したほうがよいかもしれませんね。
子供たちには木の実やモール、ポンポンなどの素材を接着剤で貼り付けてもらいましょう!
リースはお部屋や園内に飾って楽しんでくださいね。