【9月】秋の製作!保育に使えるアイディアを紹介
暑い夏から少しずつ秋へと季節が移り変わる9月、さまざまな自然や生き物を通して季節の変化を感じる機会も多くなるのではないでしょうか。
保育園や幼稚園で「秋を感じられる制作を取り入れたい!」と考えている先生方は必見です。
今回は9月にオススメの制作アイディアを紹介します。
落ち葉やどんぐりなど子供たちにとって身近な秋の自然を取り入れたものから、五感を刺激するユニークな技法を用いたものまで幅広いアイディアを集めました。
アレンジ次第で乳児から年長児まで楽しめるものばかりなのでぜひ活用してみてくださいね。
子供たちの自由な発想を活かせる作品のアイディアを中心に紹介しているので、本文では「製作」ではなく「制作」と表記しています。
【9月】秋の製作!保育に使えるアイディアを紹介(81〜90)
きつねとやまぶどうの絵画

秋の自然を感じさせてくれる、きつねとやまぶどうをモチーフにした絵画制作を楽しみましょう!
やまぶどうの実は指スタンプを使って、きつねは折り紙を折って表現しました。
5歳児さんにも取り組みやすい内容になっていますが、子供たちそれぞれのできる工程から始めてみてはいかがでしょうか。
ぶどうのツルはモールを使うとリアルな雰囲気が出せるのでぜひお試しを。
この制作を通して、季節感を味わえるだけではなく普通のぶどうとは一風変わった自然のやまぶどうを子供たちにも知ってもらえますよね!
ちぎり絵で作る小さな秋

紙皿の上に小さな秋を作ってみましょう。
紙皿にちぎり絵のように、細かく切った折り紙を貼っていきます。
秋をイメージした色、色づいた葉をイメージして赤、黃、オレンジの折り紙を細かくちぎります。
ぺたぺたと簡単に貼っていけるよう、あらかじめ紙皿の方にのりを全体にしっかりと塗っておきましょう。
ちぎり絵が完成したらその上に飾る秋の風物詩、どんぐりや栗を折り紙で作っていきましょう。
落ち葉の上にかわいいどんぐり、秋がギュッと閉じ込められたような作品のできあがりです。
ちぎり絵のブドウ

秋を代表する旬のフルーツ、ぶどうをちぎり絵で作ってみましょう。
まず、画用紙にぶどうの絵を描き、その上にちぎった折り紙を貼れるよう、あらかじめ準備をしておきましょう。
子供たちと一緒に紫色の折り紙を色とりどりにちぎって、それを絵の上に貼り付けたり、のりを塗って自由に配置する遊びを楽しみます。
折り紙をちぎること、貼ることで子供たちの感覚を刺激し、そして個々の感性を生かした作品ができあがります。
折り紙は2色使うと濃淡が表現できるのでオススメです。
とんぼの写し絵うちわ

写し絵で作るトンボのうちわです。
写し絵はとても簡単で、牛乳パックで作ったトンボに、絵の具を乗せ、写したい紙を押しつけるだけ。
絵の具を濃いめにするのがポイントです。
絵が写ったらうちわの形に合わせて切り、うちわに貼り付ければ完成。
同じように夕焼けやススキなどを作って写せば、風情ある秋の情景が表現できますね。
ただし、牛乳パックは切るのに力がいるので、大人がパーツを用意してあげてください。
5歳児さんなら、補助線を引いて切ってもらっても良いかもしれませんね。
にじみ絵のきのこ

にじみ絵を使って、秋の季節にかわいいきのこを作ってみましょう。
最初は柄の部分からです。
折り紙全体にのりを塗り、トイレットペーパーの芯に貼り付けます。
上下の不要な部分は内側に折り込むように貼ってくださいね。
次にコーヒーフィルターを使って傘の部分を作りましょう。
水性ペンでコーヒーフィルターに模様を描き、霧吹きで水をかけます。
乾いたら、柄と傘をのりでしっかりくっつけてください。
これできのこの完成です!
水はインクがにじむよう、しっかりかけてくださいね。
水性ペンは何色か用意して、子供たちに選んでもらいましょう。
はらぺこりす

お外で拾ったどんぐりを入れるのにもピッタリな、りすさんの小物入れです!
半分に折った色画用紙に、りすの顔や手、しっぽのパーツの下絵を描いておきます。
子供たちには、下絵にそってパーツをカットしてもらいましょう。
次に、先生がカッターで深めの紙皿の中央に小物の入り口となる穴を開け、伏せた状態で平たい紙皿にテープで固定します。
あとは穴を避けてりすのパーツや画用紙をカットして作った落ち葉を貼り付ければ、はらぺこのりすさんが抱えるかわいらしい小物入れの完成です。
【9月】秋の製作!保育に使えるアイディアを紹介(91〜100)
ゆらゆら揺れるお月見製作

ゆらゆらと揺れてかわいい、お月見の飾りを作ってみませんか。
まず、月に見立てて丸く切った画用紙を用意して、そこに折り紙や画用紙を使って作ったお月見をモチーフにした絵を貼っていきます。
うさぎやおもちなど、絵はなんでもOK!
できたら半分に折った紙皿を用意して、完成した絵の半分程度にのりをつけてそこに貼ります。
絵を貼っていない、紙皿の余ったスペースには、細かく切った折り紙を貼ったり、絵を描いたりしてデコレーションすれば完成!
紙皿の部分をちょんと押すと、ゆらゆらと揺れますよ。