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【日本の心】三味線の名曲・人気曲まとめ

和楽器の代表格、三味線。

もちろん昔ながらの曲を演奏するのにも使われますが、ソロで激しい曲を披露出来たり、ロックバンドとコラボしたりと、伝統的かつパフォーマンス力の高い楽器です。

今回、この記事では三味線が使用されている楽曲をたくさんご紹介していきます。

古い作品から最新曲までそろえています!

もしかしたらこれから三味線を始めようと思っている人にとって参考になる内容かもしれませんので、ぜひ最後までチェックしていってください!

【日本の心】三味線の名曲・人気曲まとめ(21〜30)

Rapid桃響futari

「Rapid」桃響futari【オリジナル】
Rapid桃響futari

澤田響紀さんと岩田桃楠さんによる津軽三味線ユニット、桃響futariによるオリジナル楽曲です。

津軽三味線らしい豪快な音色で構成される主線が印象的ですが、なにより他の楽器を入れずに津軽三味線だけで曲を構成する点に、伝統楽器へのリスペクトも感じます。

楽器による和の雰囲気はありつつも、主線で奏でられるメロディーには現代音楽の空気も強く感じる、津軽三味線を広い世代に知ってもらうきっかけにもなりそうな作品です。

猫じゃ猫じゃ不明

猫じゃ猫じゃ(俗謡):土取利行(唄・三味線・太鼓)
猫じゃ猫じゃ不明

『おっちょこちょい節』や『猫じゃ猫じゃ』として、江戸時代から明治にかけて流行した民衆歌謡です。

旦那に浮気がばれそうになったときに、隠れた間男のことを猫だと言い訳をするようす、そして旦那がそのうそに対して細かくツッコむようすが一節。

江戸時代から伝わる俗曲で歴史はありますが、内容が「うそを追及する」という冗談を含んだ部分もあるので、よく三味線の軽い雰囲気で演奏されます。

落語家の出囃子としてもよく使用される、軽やかな楽曲です。

ありがとう吉田兄弟

津軽三味線という伝統楽器に、ロックやエレクトロニカといった現代的なサウンドを融合させる吉田兄弟。

この楽曲は、彼らのレパートリーのなかでも、ひときわ優しく温かい音色が心に染み渡るナンバーです。

BS朝日のデビュー15周年記念特番で、兄弟を支えた両親への感謝の物語とともに本作が紹介された場面に、感動をおぼえた方も多いはず。

本作は、2003年5月に発売された名盤『FRONTIER』に収録されている作品。

大切な人へ感謝を伝えたいとき、その温かな音色に心を重ねてみてはいかがでしょうか?

春雨永野桃勢

『鶯宿梅』ともいわれ、柴田花守という肥前小城の藩士の作詞で嘉永(1848~54年)頃の江戸で流行しました。

節をつけたのが誰かははっきりしていませんが、丸山遊女のおかつではないかと言われています。

端唄の名曲として、今でも広く歌い継がれています。

老松杵家会徳島支部

Japanese Nagauta Music = OIMATSU #1 = 杵家会徳島支部 長唄「老松」1
老松杵家会徳島支部

『老松』は長唄の代表曲で、江戸末期に四世杵屋六三郎によって作曲。

老松=長寿ということで、お祝いの席に相応しい祝儀曲として長く愛されてきました。

伸びやかで風雅な、長唄の魅力がぎゅっと詰め込まれたような1曲です。

深海忍弥-NIYA-

津軽三味線 忍弥-NIYA-『深海』
深海忍弥-NIYA-

北海道の羽幌町焼尻島出身の津軽三味線アーティスト、忍弥-NIYA-さんの楽曲です。

この楽曲はミニアルバム『VersuS』に収録されています。

この曲は三味線と現代のリズム楽器とのコラボといったところでしょうか。

リズムがしっかりと主張してくる曲ですが、その強いビートが津軽三味線の激しくかき鳴らすような音色をさらに引き立てているように感じます。

DJや吹奏楽団とのコラボなど、津軽三味線の新しい可能性を追い求めてきた忍弥-NIYA-さんの活動の一端を感じられる作品ですね。

-エン-上妻宏光

日本の「祭」が持つ独特の熱気と心地よい緊張感を、津軽三味線で鮮やかに描き出す上妻宏光さんの作品。

激しくかき鳴らされる三味線の旋律に、大地を揺るがすような太鼓のリズムが重なり合う様子は、聴く者の魂を奮い立たせる躍動感に満ちています。

この楽曲は、2006年8月に公開された名盤『○‑エン‑』の表題曲です。

人と音の「縁」をつなぐというテーマが込められた本作は、まさに圧巻のサウンドスケープを繰り広げます。

集中力を高めたい作業のお供や、気分を一気に盛り上げたいときにピッタリだと思いませんか?