【日本の心】三味線の名曲・人気曲まとめ
和楽器の代表格、三味線。
もちろん昔ながらの曲を演奏するのにも使われますが、ソロで激しい曲を披露出来たり、ロックバンドとコラボしたりと、伝統的かつパフォーマンス力の高い楽器です。
今回、この記事では三味線が使用されている楽曲をたくさんご紹介していきます。
古い作品から最新曲までそろえています!
もしかしたらこれから三味線を始めようと思っている人にとって参考になる内容かもしれませんので、ぜひ最後までチェックしていってください!
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【日本の心】三味線の名曲・人気曲まとめ(21〜30)
-エン-上妻宏光

日本の「祭」が持つ独特の熱気と心地よい緊張感を、津軽三味線で鮮やかに描き出す上妻宏光さんの作品。
激しくかき鳴らされる三味線の旋律に、大地を揺るがすような太鼓のリズムが重なり合う様子は、聴く者の魂を奮い立たせる躍動感に満ちています。
この楽曲は、2006年8月に公開された名盤『○‑エン‑』の表題曲です。
人と音の「縁」をつなぐというテーマが込められた本作は、まさに圧巻のサウンドスケープを繰り広げます。
集中力を高めたい作業のお供や、気分を一気に盛り上げたいときにピッタリだと思いませんか?
Paradise Has No Border志村けん × 東京スカパラダイスオーケストラ

志村けんさんと上妻宏光さんが東京スカパラダイスオーケストラとコラボした1曲です。
2016年のKIRIN『氷結』CMソングに起用され、話題になりました。
冒頭はバカ殿様ご登場のコント風ですが、35秒あたりから圧巻のライブが演奏がサプライズでスタート。
スカパラらしいダイナミックさと、三味線の軽快さが響き合います。
猫じゃ猫じゃ不明

『おっちょこちょい節』や『猫じゃ猫じゃ』として、江戸時代から明治にかけて流行した民衆歌謡です。
旦那に浮気がばれそうになったときに、隠れた間男のことを猫だと言い訳をするようす、そして旦那がそのうそに対して細かくツッコむようすが一節。
江戸時代から伝わる俗曲で歴史はありますが、内容が「うそを追及する」という冗談を含んだ部分もあるので、よく三味線の軽い雰囲気で演奏されます。
落語家の出囃子としてもよく使用される、軽やかな楽曲です。
Rapid桃響futari

澤田響紀さんと岩田桃楠さんによる津軽三味線ユニット、桃響futariによるオリジナル楽曲です。
津軽三味線らしい豪快な音色で構成される主線が印象的ですが、なにより他の楽器を入れずに津軽三味線だけで曲を構成する点に、伝統楽器へのリスペクトも感じます。
楽器による和の雰囲気はありつつも、主線で奏でられるメロディーには現代音楽の空気も強く感じる、津軽三味線を広い世代に知ってもらうきっかけにもなりそうな作品です。
深海忍弥-NIYA-

北海道の羽幌町焼尻島出身の津軽三味線アーティスト、忍弥-NIYA-さんの楽曲です。
この楽曲はミニアルバム『VersuS』に収録されています。
この曲は三味線と現代のリズム楽器とのコラボといったところでしょうか。
リズムがしっかりと主張してくる曲ですが、その強いビートが津軽三味線の激しくかき鳴らすような音色をさらに引き立てているように感じます。
DJや吹奏楽団とのコラボなど、津軽三味線の新しい可能性を追い求めてきた忍弥-NIYA-さんの活動の一端を感じられる作品ですね。
じょんから新節高橋竹山

高橋竹山さんは戦後の精力的なライブ活動やレコード発売で、津軽三味線を全国的に広めた三味線界の伝説的存在です。
そんな竹山さんが演奏する『津軽じょんがら節』。
津軽三味線の最も有名な曲で、大切に引き継がれてきた津軽五大民謡の一つです。
誰もが圧倒される、ダイナミックな楽曲をぜひ。
老松杵家会徳島支部

『老松』は長唄の代表曲で、江戸末期に四世杵屋六三郎によって作曲。
老松=長寿ということで、お祝いの席に相応しい祝儀曲として長く愛されてきました。
伸びやかで風雅な、長唄の魅力がぎゅっと詰め込まれたような1曲です。