昭和の夏の歌|懐かしの邦楽曲から今なお人気の名曲まで一挙紹介
海にドライブにキャンプにバイキングに、と夏は楽しいイベントが目白押し。
そんな夏を一層盛り上げてくれるためにも、BGMは重要ですよね。
そんな夏のプレイリストを悩まれている皆さま、昭和の邦楽の名曲たちを選んでみませんか?
こちらの記事では1960年代から1980年代を中心として、昭和歌謡からGSにニューミュージック、シティポップにアイドルソングやロックバンドの曲までさまざまなタイプの「夏うた」をご紹介。
世代の方には懐かしく、若い方々にとっては新鮮な選曲でお届けします。
ぜひお楽しみください!
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もくじ
- 昭和の夏の歌|懐かしの邦楽曲から今なお人気の名曲まで一挙紹介
- SPARKLE山下達郎
- 恋のバカンスザ・ピーナッツ
- 真赤な太陽美空ひばり
- 恋の季節ピンキーとキラーズ
- Last Summer Whisper杏里
- 夏のヒロイン河合奈保子
- ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER杉山清貴 & オメガトライブ
- 世界でいちばん熱い夏PRINCESS PRINCESS
- シーズン・イン・ザ・サンTUBE
- 君といつまでも加山雄三
- サマー・ラブ尾崎紀世彦
- そんなヒロシに騙されて高田みづえ
- 太陽は泣いているいしだあゆみ
- チャコの海岸物語サザンオールスターズ
- 真夏の雨レベッカ
- サヨナラは八月のララバイ吉川晃司
- 青い瞳のステラ、1962年夏…柳ジョージ
- 天使の誘惑黛ジュン
- シーサイド・バウンドザ・タイガース
- 渚のラブレター沢田研二
- 狂った果実石原裕次郎
- 夏の扉松田聖子
- 君は天然色大瀧詠一
- 想い出の渚ザ・ワイルドワンズ
- 君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね中原めいこ
- ひと夏の経験山口百恵
- 暑中お見舞い申し上げますキャンディーズ
- 君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-Yellow Magic Orchestra
- 夏の終わりのハーモニー井上陽水 & 安全地帯
- ペガサスの朝五十嵐浩晃
- 50/50中山美穂
- 夏の日オフコース
- 勝手にシンドバッドサザンオールスターズ
- 時間よ止まれ矢沢永吉
- 夏に恋する女たち大貫妙子
- 夏のお嬢さん榊原郁恵
- 人魚姫中山美穂
- お嫁においで加山雄三
- 赤道小町ドキッ山下久美子
- RIDE ON TIME山下達郎
- 蜃気楼クリスタルキング
- め組のひとRATS&STAR
- 真夏の夜の夢野口五郎
- Mr.サマータイムサーカス
- シャイニン・オン君が哀しいルック
- 南風 – SOUTH WIND –太田裕美
- 少年時代井上陽水
- サザン・ウインド中森明菜
- 夏色のナンシー早見優
- 夏休み吉田拓郎
- 渚のはいから人魚小泉今日子
- 青い珊瑚礁松田聖子
- 渚のシンドバッドピンクレディー
- 夏をあきらめて研ナオコ
- 虹とスニーカーの頃チューリップ
- 星影のワルツ千昌夫
- 17才南沙織
- 夏色のダイアリー堀ちえみ
- 踊ろよ、フィッシュ山下達郎
- 憧れのハワイ航路岡晴夫
- タッチ岩崎良美
- 白いパラソル松田聖子
- SUMMER DREAMTUBE
- あー夏休みTUBE
- ふたりの愛ランド石川優子 & チャゲ
- 夏をあきらめてサザンオールスターズ
昭和の夏の歌|懐かしの邦楽曲から今なお人気の名曲まで一挙紹介(1〜20)
シーサイド・バウンドNEW!ザ・タイガース
まぶしい太陽と青い海が目に浮かぶ、心躍るナンバーといえばザ・タイガースによる初期の傑作でしょう。
1967年5月に世に出た本作は、好きな人と一緒に踊り出したくなるような、弾けるリズムと夏の恋の高揚感が見事に表現された一曲ですよね。
海辺で愛を語り合う若者たちの輝く笑顔が目に浮かび、聴くだけで気分が高まる魅力があります。
この曲は、日本の伝統的なリズム感とロックンロールを巧みに掛け合わせ、最終的に50万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。
アルバム『ザ・タイガース 世界はボクらを待っている』にも収録され、ドラマ『やったぜベイビー!』の主題歌や湘南ベルマーレの応援歌としても親しまれています。
夏のドライブや海辺のBGMに、またGSサウンドに触れてみたい方にもおすすめしたい、時代を超えて愛され続けるサマーアンセムと言えるでしょう。
渚のラブレターNEW!沢田研二
夏の終わりの浜辺、愛する人との別れを惜しむ切ない心情が胸に迫る……そんな情景が浮かぶ名曲です。
抑制の効いたバラード調のメロディが、切なさを一層際立たせます。
アマルフィやニースといった異国のリゾート地を織り込んだ歌詞は、まるで映画のワンシーンのようですよね。
口笛を最後の愛の言葉とする文学的な別れの儀式が、聴く者の心を切なく揺さぶるのではないでしょうか。
沢田研二さんの繊細かつ力強い歌声が主人公のやるせない想いを伝えるこの楽曲は、1981年5月発売の彼の33枚目のシングル。
マックスファクター夏のキャンペーンソングに起用され、オリコンチャートで8位を記録しました。
B面には『バイバイジェラシー』が、後にアルバム『S/T/R/I/P/P/E/R』にも収められています。
過ぎ去った夏の恋に感傷を覚える時、心に寄り添ってくれるはずです。
昭和の夏の歌|懐かしの邦楽曲から今なお人気の名曲まで一挙紹介(21〜40)
狂った果実NEW!石原裕次郎
石原慎太郎さんの原作・脚本で、1956年7月公開時に社会現象を巻き起こした映画があります。
その主題歌として主演の石原裕次郎さんが歌い、夏の陽光きらめく海辺を舞台に若者たちの危うくも情熱的な恋を描いた作品なのですね。
歌詞に暗示される熟れた果実の甘美さと偽りの恋が招く破滅的な緊張感が、佐藤勝さんのドラマティックな旋律と裕次郎さんの艶のある低音に乗り、聴く者の胸を締め付けます。
この楽曲は映画公開後、「俺は待ってるぜ」とカップリングでシングル発売され、後に名盤『石原裕次郎映画館〜思い出の映画主題歌集』にも収録。
当時の太陽族の熱気を感じたい方、昭和ムード歌謡に浸りたい夜におすすめです。
夏の扉松田聖子

松田聖子さんの夏うたといえば『夏の扉』ははずせません。
1981年にリリースされた彼女の5枚目のシングルで、オリコンシングルチャートで第1位を獲得し、清涼飲料水や化粧品などさまざまなCMソングに起用されました。
まさにアイドルが歌うにふさわしい、爽やかでキャッチーなサウンドが魅力なんですよね。
印象的なサビのフレーズは、聖子ちゃん世代でなくても聴いたことあるはず。
ちょうど『夏の扉』がリリースされる辺りで「聖子ちゃんカット」からショートカットにしたことも、歌詞とリンクして話題になりました。
君は天然色大瀧詠一

日本のロック史における草分け的な存在として知られるはっぴいえんどのボーカルとしてデビューし、そのスタイリッシュな音楽性でソロとしても活躍したシンガーソングライター、大瀧詠一さん。
通算7作目のシングル曲『君は天然色』は、ロート製薬「新・Vロート」のCMソングをはじめ、さまざまなCMソングに起用されているナンバーです。
軽快なシャッフルビートの跳ねたリズムと、疾走感のあるピアノをフィーチャーしたアンサンブルは、夏の青い空をイメージさせますよね。
時代が変わっても色あせないシティポップサウンドが心地いい、夏に欠かせないポップチューンです。
想い出の渚ザ・ワイルドワンズ
グループ・サウンズの先駆け的バンドであるザ・ワイルドワンズのデビュー曲が『想い出の渚』です。
リーダーを務めた加瀬邦彦さんがザ・スパイダースや寺内タケシとブルージーンズなどのバンドを経て、今までにはなかった新しいサウンドを目指して結成されたのがザ・ワイルドワンズでした。
加瀬さんが得意とする12弦ギター独特の音色が、『想い出の渚』のなんともいえないリゾートっぽい雰囲気を生み出しているんですよね。
作詞を担当した鳥塚繁樹さんは制作当時にプールサイドで演奏する仕事をしていて、その光景を見ているうちに歌詞を思いついたのだとか。