昭和の夏の歌|懐かしの邦楽曲から今なお人気の名曲まで一挙紹介
海にドライブにキャンプにバイキングに、と夏は楽しいイベントが目白押し。
そんな夏を一層盛り上げてくれるためにも、BGMは重要ですよね。
そんな夏のプレイリストを悩まれている皆さま、昭和の邦楽の名曲たちを選んでみませんか?
こちらの記事では1960年代から1980年代を中心として、昭和歌謡からGSにニューミュージック、シティポップにアイドルソングやロックバンドの曲までさまざまなタイプの「夏うた」をご紹介。
世代の方には懐かしく、若い方々にとっては新鮮な選曲でお届けします。
ぜひお楽しみください!
昭和の夏の歌|懐かしの邦楽曲から今なお人気の名曲まで一挙紹介(11〜20)
夏の扉松田聖子

松田聖子さんの夏うたといえば『夏の扉』ははずせません。
1981年にリリースされた彼女の5枚目のシングルで、オリコンシングルチャートで第1位を獲得し、清涼飲料水や化粧品などさまざまなCMソングに起用されました。
まさにアイドルが歌うにふさわしい、爽やかでキャッチーなサウンドが魅力なんですよね。
印象的なサビのフレーズは、聖子ちゃん世代でなくても聴いたことあるはず。
ちょうど『夏の扉』がリリースされる辺りで「聖子ちゃんカット」からショートカットにしたことも、歌詞とリンクして話題になりました。
暑中お見舞い申し上げますキャンディーズ

1970年代に活躍した3人組のアイドル、キャンディーズの『暑中お見舞い申し上げます』は、日本の夏の名曲として思い入れがある方も多いのではないでしょうか。
この曲は1977年6月にリリースされた14枚目のシングルです。
しかし、同年の7月には解散宣言がされ、1978年の4月にキャンディーズは解散してしまいました。
キャンディーズの解散直前の名曲として、ファンだった方は今でもこの曲を聴くとちょっと切ない気持ちになるかもしれませんね。
想い出の渚ザ・ワイルドワンズ
グループ・サウンズの先駆け的バンドであるザ・ワイルドワンズのデビュー曲が『想い出の渚』です。
リーダーを務めた加瀬邦彦さんがザ・スパイダースや寺内タケシとブルージーンズなどのバンドを経て、今までにはなかった新しいサウンドを目指して結成されたのがザ・ワイルドワンズでした。
加瀬さんが得意とする12弦ギター独特の音色が、『想い出の渚』のなんともいえないリゾートっぽい雰囲気を生み出しているんですよね。
作詞を担当した鳥塚繁樹さんは制作当時にプールサイドで演奏する仕事をしていて、その光景を見ているうちに歌詞を思いついたのだとか。
夏の終わりのハーモニー井上陽水 & 安全地帯

この曲は1986年にリリースされて以来、いまだに夏の終わりの名曲として愛されています。
安全地帯といえば玉置浩二さんがボーカルを務めるバンドで、デビュー前には井上陽水さんのバックバンドとして活動していたことでも知られています。
そうした2組の交流の中で生まれたのがこの曲です。
井上陽水さんと玉置浩二さんはお2人とも特徴のある魅力的な歌声をお持ちですが、彼らの歌声が合わさったハーモニーはまさに唯一無二。
極上のハーモニーで紡ぎ出される夏の終わりと男女の別れを重ね合わせた切ない歌詞には、心を震わされるリスナーが続出しました。
ひと夏の経験山口百恵

昭和歌謡における伝説的なシンガーとして知られる山口百恵さん。
彼女が1974年にリリースしたのがこちらの『ひと夏の経験』。
千家和也さんが作詞を担当しており、昭和のアイドルソングを数多く手がけた都倉俊一さんが作曲を手がけました。
情熱的な恋愛をイメージさせるバンド演奏が印象的ですね。
愛する人に向けた女の子の素直な思いが歌われており、彼女の力強くも艶やかな歌声にマッチしています。
この曲を聴いて、夏のデートや初恋を思いだす方もおられるでしょう。
女の子らしい一面と大人の女性の魅力が同時に感じられる夏ソングです。
君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-Yellow Magic Orchestra

日本におけるテクノバンドのパイオニア的存在、YMO。
日本を代表する存在だけあり、ファンの層も幅広くメンバーの訃報には落ち込んだ方々も多いことでしょう。
そのYMOのキュートな夏ソング『君に、胸キュン』は1983年にリリースされた7枚目のシングル。
今までのYMOの雰囲気とがらりと変わり、世間をあっと驚かせた夏のナンバー。
YMOを知らない世代の人にもサビは聴いたことがある、という方も多いはず。
この曲はカネボウ化粧品のCMソングとしてもお茶の間に知られることとなりました。
昭和の夏の歌|懐かしの邦楽曲から今なお人気の名曲まで一挙紹介(21〜30)
そんなヒロシに騙されて高田みづえ
どこか懐かしい夏の情景を呼び起こすサウンドといえば、高田みづえさんが歌った名曲が思い浮かびますよね。
サザన్オールスターズの桑田佳祐さん提供による本作は、テケテケとしたエレキギターが心地よいGS風のアレンジで、聴いているだけで気分が上がりそうです。
歌詞では、口説き上手な男性に心惹かれつつも、どこか「本当に大丈夫かしら?」と揺れる女性の繊細な気持ちが描かれていると言えそうです。
1983年8月に発売されたこのシングルは、TBS系『ザ・ベストテン』で最高4位を記録し、その年の日本レコード大賞金賞にも輝きました。
海辺のドライブや夏のイベントでかければ、懐かしさと新鮮さが交差して、場を盛り上げてくれること間違いなしですよ!