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春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー

春の優しい陽射しとともに、心に染み入るジャズの調べが聴こえてきませんか?

ニーナ・シモンの力強い歌声から、ビル・エヴァンスの繊細なピアノタッチまで、春の訪れを感じさせる珠玉のジャズナンバーをご紹介します。

桜の季節に寄り添う矢野沙織の温かな音色や、ジャンゴ・ラインハルトの陽気なメロディなど、新しい季節の始まりにぴったりな名曲の数々。

心温まるストーリーとともに、あなたの春を彩る特別な一曲を見つけてみませんか?

春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー(61〜70)

Willow Weep For MeDexter Gordon

作曲家アン・ローネルがガーシュウィンにささげた楽曲です。

邦題を「柳よ泣いておくれ」といいます。

枝垂れ柳のことを英語では「weeping willow」といい、古今東西、柳にはどこか悲しげな「陰」のイメージがあるようです。

Spring Can Really Hang You Up The MostElla Fitzgerald

女性ジャズ・ボーカリストのなかで、最も高い評価を受けている1人、エラ・フィッツジェラルドさん。

日本でも非常に大人気のアーティストですね。

そんな彼女の作品のなかで、春をテーマにしたものといえば、こちらの『Spring Can Really Hang You Up The Most』をまっさきに思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?

原曲の良さを活かしつつも、彼女にしか成せない哀愁のただようアレンジが非常に印象的です。

Spring Can Really Hang You Up the MostJane Monheit

ニューヨーク出身のジャズボーカリスト、ジェーン・モンハイトさん。

マンハッタン音楽学校で優秀な成績を修めており、プロのアーティストになってからも、非常に高い評価を受けています。

そんな彼女の名曲として知られている、こちらの『Spring Can Really Hang You Up the Most』は、春をテーマにした曲で、彼女が20歳のときにリリースされました。

20歳という年齢ながら、バツグンの色気をかもしだしているので、ぜひチェックしてみてください。

I Wish You LoveNancy Wilson

Nancy Wilson – I Wish You Love (Capitol Records 1960)
I Wish You LoveNancy Wilson

作詞:シャルル・トルネ、作曲:レオ・ショーリアックによる、シャンソン「Que reste-t-il de nos amour」(邦題「残されし恋には」)が原曲となっています。

英語詞はアルバート・A・ビーチによります。

1967年のフランソワ・トリュフォーの映画「夜霧の恋人たち」の主題歌となっています。

It Might As Well Be SpringBrad Mehldau

ジミー・コブさんやジョシュア・レッドマンさんに才能を見いだされたピアニスト、ブラッド・メルドーさん。

ジャズピアニストでありながら、ロックの楽曲をカバーすることでも知られており、今までにビートルズやレディオヘッドなど、いくつもの有名ロックバンドの名曲をカバーしています。

そんな彼の春をテーマにした作品である、こちらの『It Might As Well Be Spring』はミュージカル映画『ステート・フェア』で歌われた曲で、独特のジャズアレンジで人気を博しました。

おわりに

春の訪れを彩る珠玉のジャズをたっぷりとご紹介しました。

穏やかな春の日差しの中でゆったりと、また新生活の励みとしても心に寄り添ってくれる名曲の数々。

心温まるメロディーと共に、あなただけの春のひとときを過ごしてみませんか?

きっと素敵な音楽との出会いが、春の訪れをより一層輝かせてくれるはずです。