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春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー

春の優しい陽射しとともに、心に染み入るジャズの調べが聴こえてきませんか?

ニーナ・シモンの力強い歌声から、ビル・エヴァンスの繊細なピアノタッチまで、春の訪れを感じさせる珠玉のジャズナンバーをご紹介します。

桜の季節に寄り添う矢野沙織の温かな音色や、ジャンゴ・ラインハルトの陽気なメロディなど、新しい季節の始まりにぴったりな名曲の数々。

心温まるストーリーとともに、あなたの春を彩る特別な一曲を見つけてみませんか?

春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー(1〜10)

Another SpringNina Simone

アメリカが逃した最大のアーティスト、ニーナ・シモンさん。

商業的に成功を収めてリスペクトを受けたアーティストは多くいますが、彼女のように実力の高さからリスペクトを受けているアーティストは、アメリカのなかでは珍しいと言えるでしょう。

そのボーカルは深みのある声で、バツグンの表現力をほこっています。

そんな彼女の春をテーマにした曲が、こちらの『Another Spring』です。

マイナーな曲ではあるものの、音楽マニアの間では、現在でも語りつがれている名曲です。

I’ll Be Seeing YouBillie Holiday

Billie Holiday – I’ll Be Seeing You (Audio)
I'll Be Seeing YouBillie Holiday

戦後まもない時期に、米国のビリー・ホリデイさんが歌い上げた珠玉のラブソングは、人々の心に深く刻まれています。

離れ離れになった恋人を想いながら、朝日や月明かり、メリーゴーラウンドなど、日常のあらゆる風景に愛しい人の面影を重ねていく心情を、彼女独特の艶のある歌声で表現しています。

1944年に録音された本作は、多くの人々の共感を呼び、2019年には火星探査機オポチュニティの最後の通信としても使用されました。

穏やかでノスタルジックなメロディと共に紡がれる想いは、大切な人との再会を願う全ての方の心に寄り添う1曲です。

It Never Entered My MindMiles Davis Quintet

優雅で洗練された演奏と、深い感情表現が織りなす名演。

アメリカを代表するジャズバンド、マイルス・デイヴィス・クインテットが1956年5月に残した珠玉のバラード演奏です。

失恋の痛みと孤独を描いた繊細な物語に、リーダーのミュートトランペットが艶やかな音色で寄り添います。

アルバム『Workin’ with the Miles Davis Quintet』に収録され、1959年12月にリリースされた本作は、映画『ラニー/怒りの銃声』や『プリティ・ブライド』でも使用され、その魅力を広く知らしめました。

静かな夜のひととき、心に染みる優美な旋律に身を委ねてみてはいかがでしょうか。

春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー(11〜20)

April In ParisCharlie Parker

春のパリを優美に描き出した珠玉の名曲を、ジャズ界の革新者チャーリー・パーカーさんが繊細かつダイナミックに演奏します。

アメリカを代表するサックス奏者である彼が、1949年にストリングスをバックに吹き込んだ本作は、柔らかな陽射しのように心を温める至極の一曲です。

1932年にブロードウェイ・ミュージカル用に生まれた楽曲を、独自のビバップスタイルで魅力的に昇華させました。

甘美なメロディーラインと豊かな情感に満ちた演奏は、春の訪れを感じる静かな午後のティータイムや、大切な人との穏やかなひとときにぴったりです。

春の陽気とともに心も弾むような、素敵な音楽体験をお届けします。

A Fine Spring MorningBlossom Dearie

ボーカルとピアノのしっとりした春のジャズが聴きたいなら、ジョディ・サンドハウスさんの『A Fine Spring Morning』がオススメです。

彼女が2005年にリリースしたアルバムのタイトル曲なんですよね。

ピアノを弾くのはジャズピアニストであり、ジョディさんのご主人でもあるピート・マリンヴェルニさん。

控えめながらもツボを押さえたピアノ伴奏が、ジョディさんのハスキーな歌声ともピッタリです。

ある晴れた春の日の朝を歌った美しいナンバーなので、ぜひ聴いてみてください!

Central Park WestJohn Coltrane

穏やかな春の陽気を優雅に表現した珠玉のバラード。

ジョン・コルトレーンさんがニューヨークの街並みからインスピレーションを得て生み出した静謐な名演は、1964年にアルバム『Coltrane’s Sound』に収録され、モダンジャズの金字塔として輝き続けています。

複雑な和声進行とメロディアスなソプラノサックスが織りなす優美な世界観は、都会的な洗練さと自然の息吹が見事に調和しています。

マッコイ・タイナーさんの繊細なピアノタッチも印象的で、春の訪れを感じさせる瑞々しい感性が随所に光ります。

朝日の差し込むリビングで、お気に入りの本を片手にゆったりと浸りたい、そんな至福のひとときにおすすめの一曲です。

Blue MoonMel Tormé

深い夜空に輝く月のような、静謐で優美な旋律が心に染み入ります。

アメリカ出身のメル・トーメさんは、その甘美なバリトンボイスから「ベルベット・フォグ」の愛称で親しまれた名手。

1949年4月にキャピトル・レコードからリリースされた本作は、全米チャートで20位を記録する大ヒットとなりました。

孤独だった主人公が奇跡的な出会いを経て愛を見つけるというロマンティックなストーリーを、トーメさんは温かみのある歌声で情感豊かに描き出しています。

ジャズの要素を巧みに織り込んだアレンジと、まるで物語を語るかのような表現力は圧巻。

1948年のMGM映画『Words and Music』でも披露され、静かな夜にグラスを傾けながら聴きたい、大人のための珠玉のバラードです。