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春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー

春の優しい陽射しとともに、心に染み入るジャズの調べが聴こえてきませんか?

ニーナ・シモンの力強い歌声から、ビル・エヴァンスの繊細なピアノタッチまで、春の訪れを感じさせる珠玉のジャズナンバーをご紹介します。

桜の季節に寄り添う矢野沙織の温かな音色や、ジャンゴ・ラインハルトの陽気なメロディなど、新しい季節の始まりにぴったりな名曲の数々。

心温まるストーリーとともに、あなたの春を彩る特別な一曲を見つけてみませんか?

もくじ

春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー(21〜40)

Up Jumped SpringFreddie Hubbard

インディアナポリス州出身のジャズトランペッター、フレディ・ハバードさん。

1958年にニューヨークに進出してから、本格的にプロの道を歩むようになり、オーネット・コールマンさんやエリック・ドルフィーさんなどとともに、ジャズシーンを盛り上げました。

そんな彼の春をテーマにした曲といえば、こちらの『Up Jumped Spring』ではないでしょうか?

ジャズには珍しい3拍子の曲なので、ぜひチェックしてみてください。

They Say It’s SpringBlossom Dearie

子供のような幼い声を武器に活躍したジャズボーカリスト、ブロッサム・ディアリーさん。

ニューヨーク出身のアーティストなのですが、26歳のころにフランスへわたり、そこでプロとしての活動をスタートしました。

以降、独特の声質で人気を集め、ヨーロッパ中心で人気を集めました。

そんな彼女の春をテーマにした作品が、こちらの『They Say It’s Spring』。

春をテーマにした作品としては、珍しく暗いリリックにまとめられているので、ぜひ和訳もチェックしてみてください。

Ev’ry Time We Say GoodbyeNatalie Cole

Natalie Cole – Ev’ry Time We Say Goodbye (with lyrics)
Ev'ry Time We Say GoodbyeNatalie Cole

1944年のレビュー「Seven Lively Arts」の挿入歌として作られた、邦題「いつもさよならを」で知られる楽曲です。

この曲の歌詞に合わせ、実際にメジャーからマイナーに変化するコード進行が使われています。

There’ll Be Another SpringPeggy Lee

Peggy Lee – “There’ll Be Another Spring” (2021 Video)
There'll Be Another SpringPeggy Lee

『There’ll Be Another Spring』は最高のジャズボーカリストの一人として数えられ、グラミー賞も受賞しているペギー・リーさんによって世に送り出されたナンバーです。

ジャズピアニストであるジョージ・シアリングさんとの共演アルバム『Beauty and the Beat!』に収録され、春に別れを迎えたカップルを歌っているんですよね。

ダイアン・リーヴスさんやダイアナ・クラールさんもカバーしている、哀愁漂うバラードです。

春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー(41〜60)

My Blue HeavenDjango Reinhardt

作曲:ウォルター・ドナルドソン、作詞:ジョージ・ホワイティングによる、1928年に発表されたポップスのスタンダードナンバーです。

邦題を「私の青空」という、家族のささやかな幸せをテーマとした楽曲となっています。

Afternoon In ParisJohn Lewis

John Lewis – Afternoon in Paris (1949)
Afternoon In ParisJohn Lewis

モダン・ジャズ・カルテットのリーダーで、ピアニストのジョン・ルイスが1956年にパリの気鋭ミュージシャンと競演した名曲です。

テナーサックスにバルネ・ウィラン、ギターにサッシャ・ディステル、ベースにピエール・ミシェロ、ドラマーはコニー・ケイ。

お昼過ぎのパリのゆったりとした時間の流れを思わせる、さわやかなナンバーです。