春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー
春の優しい陽射しとともに、心に染み入るジャズの調べが聴こえてきませんか?
ニーナ・シモンの力強い歌声から、ビル・エヴァンスの繊細なピアノタッチまで、春の訪れを感じさせる珠玉のジャズナンバーをご紹介します。
桜の季節に寄り添う矢野沙織の温かな音色や、ジャンゴ・ラインハルトの陽気なメロディなど、新しい季節の始まりにぴったりな名曲の数々。
心温まるストーリーとともに、あなたの春を彩る特別な一曲を見つけてみませんか?
春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー(41〜50)
My Blue HeavenDjango Reinhardt

作曲:ウォルター・ドナルドソン、作詞:ジョージ・ホワイティングによる、1928年に発表されたポップスのスタンダードナンバーです。
邦題を「私の青空」という、家族のささやかな幸せをテーマとした楽曲となっています。
Afternoon In ParisJohn Lewis

モダン・ジャズ・カルテットのリーダーで、ピアニストのジョン・ルイスが1956年にパリの気鋭ミュージシャンと競演した名曲です。
テナーサックスにバルネ・ウィラン、ギターにサッシャ・ディステル、ベースにピエール・ミシェロ、ドラマーはコニー・ケイ。
お昼過ぎのパリのゆったりとした時間の流れを思わせる、さわやかなナンバーです。
Violets for Your FursMatt Dennis

作曲:マット・デニス、作詞」トム・アデールによる、トミー・ドーシー楽団のために書かれた楽曲です。
邦題を「コートにすみれを」といいます。
この曲が生まれたきっかけは、作詞家のトムがビリーホリデイのライブを見に行った際に見かけた彼女が毛皮をまとった姿だったといわれています。
Looking UpMICHEL PETRUCCIANI

フランス出身のジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニさん。
ジャズピアニストに詳しい方であれば、誰でも知っているほどのプレイヤーで、その実力の高さから「フランス史上、最高のジャズピアニスト」と称されています。
ビル・エヴァンスさんやキース・ジャレットさんなどから影響を受けた音楽性が魅力的ですよね。
こちらの『Looking Up』はそんな彼の名曲で、春をテーマにした前向きなモダンジャズに仕上げられています。
The Shadow of Your SmileTony Bennett

1965年に公開された、エリザベス・テイラー&リチャード・バートン主演の映画「いそしぎ」の主題歌として作られた楽曲です。
映画はいまひとつパッとしなかったものの、曲は好評を得て、同年のアカデミー主題歌賞を受賞しています。
歌ったトニー・ベネットもグラミー賞を受賞しました。