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春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー

春の優しい陽射しとともに、心に染み入るジャズの調べが聴こえてきませんか?

ニーナ・シモンの力強い歌声から、ビル・エヴァンスの繊細なピアノタッチまで、春の訪れを感じさせる珠玉のジャズナンバーをご紹介します。

桜の季節に寄り添う矢野沙織の温かな音色や、ジャンゴ・ラインハルトの陽気なメロディなど、新しい季節の始まりにぴったりな名曲の数々。

心温まるストーリーとともに、あなたの春を彩る特別な一曲を見つけてみませんか?

もくじ

春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー(21〜40)

Blue SkiesDiana Krall

アーヴィング・バーリンによる、1926年発表されたポピュラー音楽です。

邦題を「青い空」といい、ミュージカル「ベッツィー」のために書かれた曲です。

ショー自体ははやりませんでしたが、この曲は見に来た観客に何度もアンコールを要求されたようです。

その後、1998年にはロビン・ウィリアムズ主演映画「パッチ・アダムス」でも使われました。

My RomanceCarmen McRae

作詞:ロレンズ・ハート、作曲:リチャード・ロジャースによる、1935年のビリー・ローズ作のミュージカル「ジャンボ」の主題歌として作られた楽曲です。

舞台化当時はヒットせず、1962年にドリス・デイ主演で映画化されています。

Younger Than SpringtimeFrank Sinatra

世界的なジャズボーカリストとして知られているフランク・シナトラさん。

伝説的な名声を得る一方で、イタリア系マフィアとの非常に深い交流が連邦捜査局によって公になったりと、なにかと黒いウワサもたえませんでした。

良くも悪くも常に注目を集めていたアーティストと言えるでしょう。

そんな彼の春をテーマにした曲である、こちらの『Younger Than Springtime』はスタンダードジャズの代表的アーティストである、アート・ファーマーさんの作品で、世界的な人気を集めました。

All The Things You AreJo Stafford

ジェローム・カーン作曲、オスカー・ハマースタイン2世作詞、1939年ミュージカル「5月にしては暑すぎる」のために作られた楽曲です。

邦題は「君はわがすべて」といいます。

このミュージカルは失敗に終わりましたが、1944年に脚本が書き直され、映画「ブロードウェイ・リズム」として上映されました。

My One And Only LoveJohn Coltrane & Johnny Hartman

john coltrane & johnny hartman / “my one and only love”
My One And Only LoveJohn Coltrane & Johnny Hartman

もとは1947年にガイ・ウッドが作曲した「Music from Beyond the Moon」という曲で、1952年にロバート・メリンが歌詞を書き換え、翌年フランク・シナトラがレコード化したところヒットした曲となりました。

1960年代に入り、ジョニー・ハートマンがジョン・コルトレーンとの共演盤で取り上げ、さらに有名になりました。

I’ll Remember AprilBill Evans

モダンジャズの代表的ピアニストとして知られている、ビル・エヴァンスさん。

ドビュッシーやラベルといった印象主義のクラシックから強く影響を受けています。

確かにビル・エヴァンスさんのサウンドとラベルのサウンドは、どこか通じるものがありますよね。

そんな彼の春をテーマにした曲が、こちらの『I’ll Remember April』。

ビル・エヴァンスさん、ならではのスタイリッシュなサウンドと春のおとずれを感じさせる明るい雰囲気が特徴的な作品です。