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春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー

春の優しい陽射しとともに、心に染み入るジャズの調べが聴こえてきませんか?

ニーナ・シモンの力強い歌声から、ビル・エヴァンスの繊細なピアノタッチまで、春の訪れを感じさせる珠玉のジャズナンバーをご紹介します。

桜の季節に寄り添う矢野沙織の温かな音色や、ジャンゴ・ラインハルトの陽気なメロディなど、新しい季節の始まりにぴったりな名曲の数々。

心温まるストーリーとともに、あなたの春を彩る特別な一曲を見つけてみませんか?

春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー(16〜20)

April ShowersSpike Robinson

アメリカ出身のジャズテナーサックス奏者、スパイク・ロビンソンさん。

もともと電子工学を学んでおり、企業に入り研究にいそしんでいたのですが、晩年になって本格的にプロのテナーサックス奏者として活動するようになりました。

非常に遅咲きのアーティストだったんですよね。

そんな彼の春をテーマにした作品が、こちらの『April Showers』です。

切ないものにとらえられがちな雨を前向きにとらえた作品で、人気を集めました。

Another SpringNina Simone

アメリカが逃した最大のアーティスト、ニーナ・シモンさん。

商業的に成功を収めてリスペクトを受けたアーティストは多くいますが、彼女のように実力の高さからリスペクトを受けているアーティストは、アメリカのなかでは珍しいと言えるでしょう。

そのボーカルは深みのある声で、バツグンの表現力をほこっています。

そんな彼女の春をテーマにした曲が、こちらの『Another Spring』です。

マイナーな曲ではあるものの、音楽マニアの間では、現在でも語りつがれている名曲です。

Where Will I Be?Emilie-Claire Barlow

エミリー・クレア・バーロウさんの『Where Will I Be?』は、自然環境からインスピレーションを受け、特に鳥たちの影響を深く受けて生まれた曲です。

2023年3月にリリースされたアルバム『Spark Bird』に収録されており、彼女がメキシコにいた期間の創造的な体験を音楽に昇華しています。

この曲の歌詞は、春の到来とともに新しい季節の扉を開くような、希望や再生のメッセージを伝えています。

本作は失われつつある日常や、かけがえのないものへの温もりを歌っており、いつしか過ぎ去る美しい季節の移り変わりを惜しみつつも、新たな飛翔への願いを込めています。

心を動かすメロディーと春の訪れが交錯するステキな本曲は、春の訪れを待ちわびるすべての方にオススメです、ぽかぽかとした日差しの中でぜひ聴いてみてください。

A Fine Spring MorningBlossom Dearie

ボーカルとピアノのしっとりした春のジャズが聴きたいなら、ジョディ・サンドハウスさんの『A Fine Spring Morning』がオススメです。

彼女が2005年にリリースしたアルバムのタイトル曲なんですよね。

ピアノを弾くのはジャズピアニストであり、ジョディさんのご主人でもあるピート・マリンヴェルニさん。

控えめながらもツボを押さえたピアノ伴奏が、ジョディさんのハスキーな歌声ともピッタリです。

ある晴れた春の日の朝を歌った美しいナンバーなので、ぜひ聴いてみてください!

Spring Will Be A Little Late This YearWynton Marsalis

Wynton Marsalis – Spring Will be a Little Late This Year
Spring Will Be A Little Late This YearWynton Marsalis

ルイジアナ州出身のトランペット奏者、ウィントン・マルサリスさん。

現代のジャズトランペッターのなかでは、トップクラスの知名度を持つので、ご存じの方も多いと思います。

ジャズのイメージが強いと思いますが、クラシックのトランペット奏者としても活動しており、どちらの活動も高い評価を受けています。

そんな彼の春をテーマにした曲が、こちらの『Spring Will Be A Little Late This Year』です。

春をイメージさせるゴージャズなメロディーに注目してみてください。