春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー
春の優しい陽射しとともに、心に染み入るジャズの調べが聴こえてきませんか?
ニーナ・シモンの力強い歌声から、ビル・エヴァンスの繊細なピアノタッチまで、春の訪れを感じさせる珠玉のジャズナンバーをご紹介します。
桜の季節に寄り添う矢野沙織の温かな音色や、ジャンゴ・ラインハルトの陽気なメロディなど、新しい季節の始まりにぴったりな名曲の数々。
心温まるストーリーとともに、あなたの春を彩る特別な一曲を見つけてみませんか?
春の訪れを感じる珠玉のジャズ名曲と心温まるストーリー(51〜60)
Spring WaltzSinne Eeg, Thomas Fonnesbæk

デンマークを代表するジャズボーカリストであるシーネ・エイさんが歌う『Spring Waltz』は、心地よい春の日を感じさせるラブソングです。
ベーシストであるトマス・フォネスベクさんとのデュオを収録した、2021年のアルバム『Staying In Touch』のオープニングナンバーなんですよね。
ボーカルとベースという珍しい組み合わせで少ない音数しか演奏されていないにもかかわらず、とても豊かなハーモニーと表現力を感じさせるナンバーなんです。
On A Clear Day (You Can See Forever)Barbra Streisand

作詞:アラン・J・ラーナー、作曲:バートン・レインによる、1965年のミュージカル「晴れた日に永遠が見える」の主題歌として作られた楽曲です。
1970年にバーブラ・ストライサンド主演で映画化されました。
バーブラはアメリカの歌手、女優、映画プロデューサーなど、多岐にわたり活躍する人物です。
SkylarkDinah Shore

作曲:ホウギィ・カーマイケル、作詞:ジョニー・マーサーによる楽曲です。
曲自体は1941年にできていましたが、作詞家のマーサーがこのメロディに合う歌詞を書けず、一年間も苦しんだといわれています。
「Skylark」はひばりのことで、恋したい乙女心を歌っています。
Swingtime in SpringtimeDjango Reinhardt

ベルギー出身のジャズミュージシャン、ジャンゴ・ラインハルトさん。
ロマ音楽とスウィングジャズをミックスさせたジプシースウィングというジャンルを生み出したパイオニアで、現在の音楽界に非常に大きな影響を与えました。
左手の小指と薬指に障害を抱えているにもかかわらず、非常に高いギターテクニックを持つことでも知られていますね。
そんな彼の春をテーマにした、作品がこちらの『Swingtime in Springtime』。
陽気でオシャレなメロディーが印象的なので、ぜひチェックしてみてください。
These Foolish ThingsEmmy Rossum

1935年のミュージカル「スプレッド・イット・アプロード」のために作られた楽曲で、邦題を「思い出のたね」といいます。
「来た、見た、勝った(Veni, vidi, vici)」は古代ローマ将軍シーザーの名セリフで、君も僕を一発でKOしてどこかに行ってしまったと歌っています。