【高齢者向け】ワクワクする夏の壁飾りのアイデアをご紹介
汗ばむようになり、暑さを感じる時期になりました。
年齢を重ねると、あまり暑さを感じられなくなるそうですよ。
熱中症の心配から外出を控える方もいらっしゃいますよね。
そんな夏は、施設内の雰囲気で夏を感じられるようにしてみませんか?
今回は、夏の壁飾りのアイデアをご紹介します。
夏の風物詩や、涼しさを感じられるような壁飾りを集めました。
作り方も簡単なので、工作レクに活用できますよ。
工作レクは手指のリハビリ効果や、作り方を考えるなどして脳の活性化にも役立ちます。
リースやモビール、タペストリーなどバラエティに富んだ壁飾りのアイデア。
作って飾って夏を楽しまれてはいかがでしょうか?
【高齢者向け】ワクワクする夏の壁飾りのアイデアをご紹介(161〜180)
メロンの壁面飾り
8月に旬を迎える果物の一つに、メロンがありますね。
そこで8月の工作として、メロンを作ってみてはいかがでしょうか。
まず白のコピー用紙と、緑の色紙を用意し、手の力を使ってぐしゃぐしゃと丸めます。
色紙は丸められたら一度ひらき、裏側に接着剤を塗って、コピー用紙にかぶせる用にして貼ってください。
これでメロンの土台ができましたね。
その上から細長く切った白い紙をメロンの模様に見立てて貼り、最後にへたを付けたら完成です。
高齢者の方の中には、手の力が思うように入らないという方もおられるでしょう。
これなら遊び感覚で、機能改善にも取り組めるのではないでしょうか。
ヨット
大海原にぷかぷかと浮かぶヨットの光景は、夏らしさを感じますよね。
自分も乗ってみたいなという高齢者の方の夢をかき立てるように、爽やかなヨットの壁面飾りを作ってみましょう。
画用紙でヨットの形を切って貼るのもいいですし、折り紙である程度折ったものを貼るのもいいですね。
セイルの部分は、柄付きの折り紙を使って華やかにするのもオススメ!
いろんな柄、色のヨットを作ればにぎやかな海の光景ができますよ。
ヨットの後ろに青い海と空を作っておくのもお忘れなく!
朝顔のつまみ細工

つまみ細工をご存じですか。
1cm~2cmくらいの小さな布をつまんで折り曲げ、それらを組み合わせ、四季折々の花鳥風月を演出する江戸時代からある伝統工芸なんです。
かんざしや花クシを彩る飾りとしても有名で、見たことのある方も多いのでは。
つまみ細工に関するハウトゥー本も少なかった昔に比べれば、今はネットの情報や作り方を詳しく解説してくれている動画もたくさんあり、気軽に始められる環境も随分整いました。
大型手芸店にはつまみ細工専用キットもあるようです。
愛好家たちによる集まりやクラブもあるみたいなので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
つまみ細工で作るあじさいは、初夏にぴったりのおもむきです。
朝顔のつるし飾り

あなたが初めて折った折り紙は何ですか。
男女に関係なく日本人なら、みんな折り紙をへて大きくなった気がします。
定番のツルやかぶと、最近ではハートも折れるそうですよ。
朝顔を折れる人がいるならそれらを組み合わせて、朝顔のつるし飾りを作ってみるのはどうでしょう。
つるし飾りがきっと涼しい風を運んできてくれますよ。
まずは、折り紙で折った朝顔に葉の部分を付け足します。
濃い緑と薄い緑を貼り合わせて作ると立体感が出ます。
花と花をつなぐ部分は軽いハリガネを使って強度をアップ。
ハリガネを隠すように緑の紙でツルを作ってくださいね。
格子と朝顔リース

折り紙の朝顔と格子の壁に飾られるリースはいかがでしょうか?
繊細な雰囲気のある折り紙の朝顔ですが、1枚の折り紙で作っています。
折った角を竹串で丸くすることで、ふんわりとした花びらを再現しています。
折り紙は、頭を使いながら手先を器用に動かすので、脳の活性化に期待ができます。
朝顔のほかに格子、葉、ツルといったパーツを接着するといったシンプルな工程で高齢者の方にも取り組みやすい作品です。
完成品は持ち帰ったり、施設に飾られます。