【2025】超絶技巧!海外のテクニカルギタリストまとめ
いつの時代でもロックやメタル、ハードロックなどのバンドにおいて花形プレイヤーといえるギタリスト。
令和の今も定期的に「ギターソロ不要論」が議論されることはありますが、華麗でテクニカルなプレイに憧れるのは決して往年の音楽ファンだけではなく、若い世代の方々にも多いのですよね。
今回の記事は音楽史に残る名プレイヤーはもちろん、近年注目を集めている若手も含めて超絶技巧で名をはせる世界のギタリストたちをさまざまなジャンルからピックアップ、一挙ご紹介します!
流麗なギターソロはもちろん、再現不可能と思わせるほどのテクニカルぶりで「変態」と呼ばれてしまうほどのプレイをぜひお楽しみください。
【2025】超絶技巧!海外のテクニカルギタリストまとめ(1〜10)
Rain ForestMichael Angelo Batio

ノースイースタン・イリノイ大学にて学士号を取得し、コラムニストとしても活動しているギタリスト、マイケル・アンジェロさん。
Guitar One Magazine誌において「最も速い速弾きギタリスト」に選ばれるなど、そのテクニックは折り紙付きです。
ハイレベルでありながらも独創的なギターパフォーマンスは、テクニカルなギタープレイを好むリスナーであれば聴き入ってしまうのではないでしょうか。
クールかつユーモアにあふれたステージを一度は見てみてほしい、世代を越えて愛されているギタリストです。
Airplane ModeCory Wong

ファンクを中心としてジャズやロックなどのさまざまなジャンルで活躍しているコリー・ウォンさん、ファンクバンドのヴルフペックにツアーメンバーとして参加していることでも知られるギタリストです。
ソロアーティストとしてもファンクの演奏が持ち味で、ミュートのアタック音もしっかりと取り入れたカッティング、タイトなフレーズも魅力ですね。
使用する機材はフェンダーのストラトキャスター、やわらかさも感じるキレのある音色がファンクのクールな雰囲気を高めてくれますね。
さまざまなジャンルに触れているからこその知識の深さや技術の高さが、ファンクのカッティングにさらに奥行きを加えているようにも感じられます。
AresYvette Young

イヴェット・ヤングさんはアメリカ出身のギタリスト、ソロアーティストとしてだけでなくコヴェットのギタリストとしても活動しています。
マス・ロックやプログレッシブ・ロックを中心とした音楽性で、フィンガースタイルとタッピングという独特のスタイルで不思議な世界観を奏でてます。
ギタリストだけでなく美術家としても活動しており、この活動の中で培ったセンスも浮遊感のある音楽性に影響を与えたのではないでしょうか。
指で奏でられることによる音色の柔らかさが、スピード感のあるフレーズを丸く変えているような印象ですね。
【2025】超絶技巧!海外のテクニカルギタリストまとめ(11〜20)
CAFOTosin Abasi (Animals As Leaders)

アニマルズ・アズ・リーダーズの創設者としても知られているギタリスト、トシン・アバシさん。
プログレッシブ・メタル・インスト・バンドのリードギタリストを務めるにふさわしい多弦ギターを駆使した超絶テクニックは、ギターソロの是非を問われる時代であってもリスナーを釘付けにする魅力を放っています。
ベーシックな奏法はもちろんハイブリッドなテクニックを織り込んだ楽曲群は、そのアグレッシブなジェントサウンドも相まって異次元の聴き心地を生み出していますよね。
往年のメタルファンにも新しい世代にもチェックしてほしい、圧巻のギタリストです。
The Wolf You Feed (ft. Alissa White-Gluz)Nita Strauss

ニタ・ストラウスさんはアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスの出身、主にヘヴィメタルの世界で活躍するギタリストです。
アイアン・メイデンの女性トリビュートバンド、アイアン・メイデンズでの活動、アリス・クーパーさんが率いるアリス・クーパー・バンドのギタリストとしても注目を集めました。
ソロアーティストとしてインストゥルメンタルメタルも演奏、パワフルな重低音からするどい速弾きなど、多彩なプレイが聴く人を引きつけますね。
速弾きのフレーズの正確さ、ひとつひとつの音がしっかりとそろっていることから、勢いだけではなく技術の高さもしっかりと感じられるギタリストですね。
Moonlight SonataMarcin Patrzalek

作曲家やプロデューサーとしても活躍しているポーランド出身のギタリスト、マルシン・パトルザレクさん。
フィンガースタイルのアコースティックギターでパーカッシブな演奏をすることで知られていますが、ギターだけでなくベースやドラムの重奏にも聴こえる圧巻のテクニックは唯一無二のサウンドを生み出しています。
また、アコースティックギターでは音が出しにくいためあまり使われないタッピングを両手でおこなうなど、初めて見る方はその演奏する姿だけで引き込まれてしまうのではないでしょうか。
若くして誰もまねできない領域のテクニックを身につけている、ギターという楽器の新しい可能性を見せてくれるギタリストです。
AbandonedManuel Gardner Fernandes (Unprocessed)

マニュエル・ガードナー・フェルナンデスさんは、プログレッシヴ・メタルバンドのアンプロセストでギタリストとして活動、SNSへの投稿をきっかけに個人としても注目が集まっています。
演奏するのはプログレッシヴ・メタルの中でもジェントと呼ばれるジャンルで、変拍子を積極的に取り入れたフレーズが特徴ですね。
重量感のあるリズムを中心とした構成だからこそ、唐突にあらわれる変拍子やソロがしっかりと際立っている印象です。
ソロではギターのインストゥルメンタルを投稿、バンドとは違うジャンルを難なく演奏している点で、ギタリストとしての幅の広さや技術の高さが伝わってきます。