畳みかける!早口の歌ベスト。衝撃と高速の早口ソング
早口の歌、みなさんはどのくらい思い浮かべますか?
たくさんありそうですが、意外とパッとは出てこないものですよね。
この記事ではさまざまな早口ソングを、がんばれば歌えそうなものから、これは無理じゃ!?って思うほどの高い難易度の曲までピックアップしています。
J-POPシーンをにぎわせる作品からボカロ曲、超高速にもかかわらず何を言っているかハッキリと聞き取れるラップなど、たくさんご紹介。
噛み噛みになりそうな言葉が続く歌詞が楽しくて、きっとチャレンジしたくなります。
ぜひカラオケのレパートリーを増やす参考にご活用くださいね。
畳みかける!早口の歌ベスト。衝撃と高速の早口ソング(31〜40)
EXPO EXPOm-flo

架空の世界博覧会をテーマに制作された歴史的な名盤『EXPO EXPO』から、スタイリッシュでクールな楽曲が誕生しました。
VERBALさんの高速でエッジの効いたラップワーク、LISAさんの艶やかな歌声、そして☆Takuさんによる洗練されたサウンドデザインが見事に調和した作品です。
2001年3月にリリースされ、オリコンアルバムチャートで3位を記録。
80万枚を超える大ヒットを記録し、プラチナディスクにも認定されています。
本作は架空の世界博覧会を巡る物語性と、ヒップホップ、R&B、ジャズ、ファンクなど多彩なジャンルが融合した音楽性が魅力です。
斬新なサウンドと独創的な世界観を求めるリスナーにぴったりの1曲となっています。
放課後ティータイム

アニメ『けいおん!!』の前期オープニングテーマです。
高校生のキラキラしたような心情と、新しいことにチャレンジするわくわくとした気持ちが詰め込まれた楽曲です。
好きなことに全力で挑戦しているようなスピード感のある歌詞の詰め込まれ方とともに、歌のキーが高いところも大きな特徴としてあげられます。
バンドがテーマの作品の主題歌なので、サウンドを構成するのもよくあるバンド楽器ですが、歌のテンポと同様にスピード感を持って激しく鳴り響いています。
Selfishralph

横浜出身のラッパー、ralphさん。
読み方はラルフです。
人気番組『ラップスタア誕生』の4代目王者になり、そこから一気にスターへの階段をかけ登りました。
現在はその高いスキルと印象的な低音の声質を武器に、プロップスを集めていますね。
そんな彼の作品のなかでも、特にオススメしたい高速ラップを味わえる作品が、こちらの『Selfish』。
とにかく高速ラップに注力するというわけではなく、トラックの展開に合わせてしっかりとフロウも変化させています。
PTOLEMYDiggy-MO’

SOUL’d OUTとして日本中で人気を集め、ソロに転向してからも圧倒的なスキルを武器に多くのヘッズからリスペクトを集めていますね。
そんなDiggy-MO’さんの高速ラップを味わえる作品が、こちらの『PTOLEMY』。
ただの高速ラップというわけではなく、フロウも非常に変則的なので、一般的な高速ラップのヒップホップとは雰囲気が大きく異なります。
スキルフルな高速ラップを味わいたいという方は必見の作品です。
Two MessesCRAZY N’ SANE

7人のウサギ覆面メンバーが放つシャウトとラップメタルの融合。
2020年3月に発表された本作は、激しいギターリフと重層的なボーカルワークで、内なる苦悩を表現しています。
再始動を果たしたCRAZY N’ SANEが、二重の混沌を意味する楽曲タイトルに込めた思いは、社会の分断や自身の葛藤まで、多様な解釈を可能にする心理的テーマを持っています。
アルバム『TWO / TWO』の収録曲として、ニューメタルとヒップホップを巧みに織り交ぜた独自性の高いミクスチャーサウンドが炸裂。
心の奥で抱える葛藤や、生きづらさを感じる人の共感を誘う一曲として、強く推したい一作です。
畳みかける!早口の歌ベスト。衝撃と高速の早口ソング(41〜50)
予襲襲来マキシマム ザ ホルモン

社会への批判とバンドの信念を込めた荒々しいサウンドが炸裂する一曲です。
テクニカルな演奏至上主義への疑問や、音楽への真摯な姿勢を問いかける強烈なメッセージを、マキシマム ザ ホルモンならではの独特な音楽性で表現しています。
ダイスケはんさんの轟音シャウトと、ナヲさんのクリアボーカルが絶妙なコントラストを生み出しています。
2013年7月に発表されたアルバム『予襲復讐』の表題曲として収録され、映画『モテキ』の大根仁監督が手掛けたミュージックビデオも注目を集めました。
音楽の本質や意義を考えたい方、エネルギッシュなサウンドに身を任せたい方にオススメの一曲です。
My WayDef Tech

ギターのアルペジオや、MicroさんとShenさんのハーモニーが最高に心地よい『My Way』。
Def Techが2005年にリリースしたミニアルバムの楽曲で、当時は口コミやラジオオンエアなどを通じてロングヒットに至った名曲です。
2020年代にもTikTokなどのSNSや「THE FIRST TAKE」をきっかけに再ヒットし、幅広く親しまれています。
サーフミュージックを基調としたやわらかく包み込まれる応援歌ながら、切れ目のないように感じられる言葉のつなぎが非常に美しいですよね。
早口の点では、何よりもShenさんの英語パートが一番の難関でしょう。
言葉を詰め込みながらもメロディアスなMicroさんのフロウも素晴らしく、なめらかな早口ソングの代表格ではないでしょうか。