「ぴ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ
「ぴ」から始まるボカロ曲には色とりどりの音楽の花が咲いています。
雄之助さんのエレクトロニックな恋の予測から、KEIさんが描く切ないピエロの物語まで。
Kaiさんの数学的ファンタジー、桜餅ルナさんのピンク色に染まる甘美な世界。
そしてナナホシ管弦楽団の織りなすクラシカルな響き。
電子音の海に浮かぶ、個性豊かなボカロPたちの感性が紡ぎ出す音楽の万華鏡へ、あなたを誘います。
「ぴ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(1〜20)
ピニャコラーダねじ式

許されざる恋ってどうしてこうも目が離せなくなるんでしょうね。
『フリィダム ロリィタ』などヒット作を生んできたボカロP、ねじ式さんによる作品で、2017年に公開されました。
結月ゆかりとIAの歌う、大人なデュエットナンバーです。
バンドサウンドをストリングスとピアノの美しい音色で包み込んでおり、その色気のある音像がはかなげな歌声を際立たせています。
「この物語はどういう結末を迎えるんだろうか」と思いをはせずにはいられません。
ピトフーイナナホシ管弦楽団

自分に向けられるさまざまな言葉に向けての素直な感情を歌う『ピトフーイ』。
テーマ性のあるボカロ曲で注目を集めるナナホシ管弦楽団さんが2023年にリリースしました。
クラシカルな弦楽器とカラフルなシンセの音色を主体にしたサウンドが響きます。
つぎつぎと変化する楽曲のテンポに合わせてパーフェクトな歌唱を届ける羽累の歌声がクール。
皮膚や羽毛に毒を持つ鳥を意味するタイトルからも、社会に向けたシニカルな目線が伝わるでしょう。
ラップパートから滑らかな歌唱まで歌いこなす彼女の魅力が詰まったエレクトロニカです。
「ぴ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(21〜40)
ピロリ菌のうたピロリロP

タイトルそのまんまの曲です。
みんなのうたのようなゆるい曲調で、とてもかわいらしい歌に仕上がっています。
ピロリ菌はよくない菌ですが、ボカロPは知っているから逆にこういった真逆のイメージにしてギャップを狙ったところ、うまくハマり人気につながりました。
ピニャータユラメ

スタイリッシュな楽曲が好きな方には『ピニャータ』もオススメです。
こちらはメレンゲPことユラメさんが手掛けた1曲。
曲中ではネガティブな感情がたまった末、爆発する様子を、ハロウィンと絡めて描いています。
ホラーチックですが、怖さよりもカッコよさを楽しめる楽曲ですね。
間奏にタップダンスの音を取り入れるなど、ユニークなアイデアでも楽しませてくれますよ。
ちなみに、ピニャータとは中南米のお祭りで使うくす玉のことです。
ピアニスタ傘村トータ

疲れ切ってしまったとき、心が痛くて仕方ないときに、この曲があなたの助けになってくれます。
ボカロP、傘村トータさんによる『ピアニスタ』は2023年10月にリリースされた作品。
歌とピアノのみで構成されていて、音の一つひとつがやわらかく、胸に染みます。
傘村さんの音楽性が存分に発揮されていますね。
「大人になったからこそわかることがある、けどその時にはもう遅いこともある」はがゆさがにじみ出る歌詞ですが、だからこその優しさが伝わってきます。
ピアノ・レッスン古川P

ピアノと低音が心地いいエレクトロニカです。
基調のシンプルな構成ですが、耳に心地良く、ついループしてしまいます。
ロマンチックで綺麗、そしてとても癒されます。
夜明け間近に聴きたくなる一曲でもあります。
流麗なダンスが良さげです。