【ウェーバー】ドイツオペラの創始者による名曲たち
カール・マリア・フォン・ウェーバーは、1786年生まれのドイツ・ロマン派初期の作曲家、指揮者、ピアニストです。
オペラ『魔弾の射手』によってドイツ・ロマン派オペラの様式を確立し、「ドイツオペラの創始者」と称されました。
オーケストラの配置を現在に近い形に改めたり、初めて指揮棒を用いたりと、後世にも大きな影響を残した人物として知られています。
作品はオペラや管弦楽曲が多いですが、当時最高のピアニストとして演奏活動も行っていました。
本記事では、そんなウェーバーの名曲、代表曲をご紹介します。
ぜひ聴いてみてください!
【ウェーバー】ドイツオペラの創始者による名曲たち(1〜10)
歌劇「魔弾の射手」序曲Carl Maria von Weber

ウェーバーが手掛けたこの序曲は、ドイツ・ロマン派オペラの金字塔とも言える作品です。
冒頭のアダージョで神秘的な雰囲気を醸し出した後、ホルンによる美しい四重奏が登場。
森林の穏やかな風景を思わせる旋律は、聴く者の心を癒してくれます。
その後、弦楽器のトレモロやクラリネットの奇妙な音色で不気味な雰囲気を作り出し、悪魔との契約を暗示。
最後は活気あるリズムで物語の展開を予感させます。
1821年6月の初演以来、今なお世界中で演奏され続けている名曲。
ウェーバーのもっとも代表曲であるこのオペラの序曲、ぜひ聴いてみてください!
祝典序曲「歓呼」Carl Maria von Weber

この序曲は、ザクセン王国の国王フリードリヒ・アウグスト1世の在位55周年を記念する祝典の、祝賀演奏会冒頭で演奏する曲として作曲されました。
ジュゼッペ・シノーポリさんの指揮で、シュターツカペレ・ドレスデンの演奏です。
ファゴット協奏曲 ヘ長調 作品75Carl Maria von Weber

ヴェーバーが若い頃に作曲したファゴットのための作品。
全3楽章からなり、オペラのような劇的な表現が特徴です。
第1楽章は力強く技巧的、第2楽章は歌うような美しい旋律、第3楽章は軽快で活気に満ちています。
1811年の作曲当時、この曲はファゴットの新たな可能性を示しました。
オーケストラとファゴットの対話が印象的で、ファゴットの音色の幅広さや表現力を存分に引き出しています。
クラシック音楽が好きな方はもちろん、ファゴットの魅力に触れたい方も、ぜひ聴いてみてくださいね。
【ウェーバー】ドイツオペラの創始者による名曲たち(11〜20)
歌劇「アブ・ハッサン」序曲Carl Maria von Weber

『アラビアンナイト』を題材にした全一幕のオペラです。
ウェーバーにとって経済的に最も苦しく、収入も得ることができない時期に作曲されたそう。
シムカ・ヘレドさん指揮、演奏はポーランドのフィルハーモニア・ポモルスカです。
「シルヴァーナ」のアリアによる協奏的変奏曲 作品33Carl Maria von Weber

ドイツオペラの礎を築いたウェーバーのクラリネット作品。
オペラ『シルヴァーナ』のアリアを題材にした変奏曲で、クラリネットの魅力が存分に引き出されています。
1818年に作曲され、愛をテーマにした優雅なメロディが印象的。
クラリネットの技巧的な演奏とピアノとの掛け合いが見事で、ロマン派音楽の情感豊かな表現が随所に感じられます。
オペラや管弦楽曲が好きな方はもちろん、クラリネットの魅力に触れたい方にもオススメ。
クラシック音楽の奥深さを味わえる1曲です。


