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【ウェーバー】ドイツオペラの創始者による名曲たち

カール・マリア・フォン・ウェーバーは、1786年生まれのドイツ・ロマン派初期の作曲家、指揮者、ピアニストです。

オペラ『魔弾の射手』によってドイツ・ロマン派オペラの様式を確立し、「ドイツオペラの創始者」と称されました。

オーケストラの配置を現在に近い形に改めたり、初めて指揮棒を用いたりと、後世にも大きな影響を残した人物として知られています。

作品はオペラや管弦楽曲が多いですが、当時最高のピアニストとして演奏活動も行っていました。

本記事では、そんなウェーバーの名曲、代表曲をご紹介します。

ぜひ聴いてみてください!

【ウェーバー】ドイツオペラの創始者による名曲たち(21〜30)

「トゥーランドット」序曲&マーチCarl Maria von Weber

「トゥーランドット」序曲&マーチ。

1809年にドイツ・シュトゥットガルトで初演されました。

中国らしさを出すためにジャン=ジャック・ルソーの「音楽辞典」から「中国の歌」を引用しています。

演奏は、台湾の大安ジュニア・ハイ・スクール・バンド。

四手ピアノのための6つの小品よりCarl Maria von Weber

四手ピアノのための6つの小品(作品10)より。

第1番:モデラート、第2番:アンダンティーノ、第4番:マズルカ、第6番:ロンドの4曲です。

ピアノ連弾は、デュオ・リパッティのお二人、アンナ・スザルクカさんとアレクサンドラ・バドウバさんです。

四手ピアノのための8つの小品より第3番Carl Maria von Weber

Carl Maria von Weber – Op. 60 Nr. 3 (Shoko Kawasaki, Jakub Cizmarovic)
四手ピアノのための8つの小品より第3番Carl Maria von Weber

四手ピアノのための8つの小品(作品60)より、第3番:アダージョ。

くつろぎを感じる落ち着いたメロディで始まり、次第に気持ちが高まるようにテンポが上がります。

ピアノ連弾は、東京出身の川﨑翔子さんとスロバキアのヤクブ・チズマロヴィチさんです。

四手ピアノのための8つの小品より第4番Carl Maria von Weber

四手ピアノのための8つの小品(作品60)より、第4番:ジプシー風に。

作曲家のパウル・ヒンデミットは、この曲を「ウェーバーの主題による交響的変容」の第1楽章に使用しています。

ピアノ連弾は、カメリア・マテイさんとアナ・ラス・マイオールさんです。

6つの小品 Op.3 第4曲「アンダンテと変奏曲」Carl Maria von Weber

ウェーバー:6つの小品 アンダンテと変奏曲,Op.3-4,J12  pf. 中井恒仁/武田美和子 ピアノデュオ:Piano Duo: Nakai, Nobuhito/ Takeda, Miwako
6つの小品 Op.3 第4曲「アンダンテと変奏曲」Carl Maria von Weber

ドイツロマン派の重要な作曲家として知られるカール・マリア・フォン・ウェーバー。

『6つの小品 Op.3』の第4曲『アンダンテと変奏曲』は、穏やかでリリカルなアンダンテ部分から始まり、主題を異なる形で繰り返しながら、技術的な要求度を少しずつ高めていく変奏曲です。

ロマンティックな要素は控えめで、より古典的な形式と技術に重点を置いた作品ですが、ピアノ連弾の魅力を存分に引き出す曲として評価されています。

ピアノを学ぶ方にぜひ挑戦していただきたい1曲です。

8つの小品 Op.60 第7曲「行進曲」Carl Maria von Weber

ロマン派の始まりに活躍した才能豊かな作曲家、カール・マリア・フォン・ウェーバー。

彼が残した『8つの小品 Op.60』の第7曲は、勇ましい兵隊の行進を思わせる魅力的なピアノ曲。

力強いリズムに乗せて華やかに展開するメロディは、まるでオペラのワンシーンのようにドラマティックです!

両手の掛け合いも絶妙で、聴く人を引き込む表現力が光ります。

ピアノ経験者なら誰もが演奏してみたくなる、挑戦しがいのある1曲といえるのではないでしょうか。

「魔弾の射手」序曲Carl Maria von Weber

【ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」序曲】指揮:エリアス・グランディ 管弦楽:読売日本交響楽団
「魔弾の射手」序曲Carl Maria von Weber

ウェーバーが作曲した「魔弾の射手」は、メルヘン・オペラの傑作のひとつに数えられます。

メルヘン・オペラは民話を題材にしたものが多くあります。

この作品は「7発中6発は射手の思うままに命中するが、残る1発は悪魔の望む所に命中してしまう」という民話を題材としています。