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【ウェーバー】ドイツオペラの創始者による名曲たち

カール・マリア・フォン・ウェーバーは、1786年生まれのドイツ・ロマン派初期の作曲家、指揮者、ピアニストです。

オペラ『魔弾の射手』によってドイツ・ロマン派オペラの様式を確立し、「ドイツオペラの創始者」と称されました。

オーケストラの配置を現在に近い形に改めたり、初めて指揮棒を用いたりと、後世にも大きな影響を残した人物として知られています。

作品はオペラや管弦楽曲が多いですが、当時最高のピアニストとして演奏活動も行っていました。

本記事では、そんなウェーバーの名曲、代表曲をご紹介します。

ぜひ聴いてみてください!

【ウェーバー】ドイツオペラの創始者による名曲たち(21〜40)

クラリネット五重奏曲より第3楽章Carl Maria von Weber

「クラリネット五重奏曲変ロ長調作品34より第3楽章」メヌエット・カプリチオ、プレスト(宮廷舞踊、奇想曲、極めて速く)。

速いテンポで軽快に始まりトリオは一転穏やかなメロディへと、気まぐれな楽章です。

クラリネットは、ジュリアン・ミルキスさん。

クラリネット五重奏曲より第4楽章Carl Maria von Weber

「クラリネット五重奏曲変ロ長調作品34より第4楽章」ロンド、アレグロ・ジョコーソ(輪舞曲、速く、おどけて愉快に)。

音の粒が明るく綺麗に流れてゆきます。

カール・ライスターさんのクラリネットとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の弦楽メンバー。

クラリネット協奏曲第1番より第3楽章Carl Maria von Weber

Carl Maria von Weber – Clarinet Concerto No. 1 in F minor, Op. 73, III. – Rondo (Antanas Makštutis)
クラリネット協奏曲第1番より第3楽章Carl Maria von Weber

「クラリネット協奏曲第1番ヘ短調作品73より第3楽章」ロンド、アレグレット(輪舞曲、やや速く)。

細かく跳躍的なパッセージが楽器の持つ特徴を生かしています。

クラリネットはアンタンナ・Makštutisさん、オーケストラはリトアニアのカウナス交響楽団。

クラリネット協奏曲第2番より第1楽章Carl Maria von Weber

「クラリネット協奏曲第2番変ホ長調作品74より第1楽章」アレグロ(速く)。

長い前奏後にクラリネットが高音部から一気に3オクターヴ下への跳躍を聴かせます。

クラリネットは、ハン・キムさん、オーケストラは韓国のスウォン・フィルハーモニー管弦楽団。

ドイツ舞曲Carl Maria von Weber

ウェーバー:ドイツ舞曲  pf. 末松 茂敏:Suematsu, Shigetoshi
ドイツ舞曲Carl Maria von Weber

ドイツオペラの創始者としても知られるカール・マリア・フォン・ウェーバー。

彼は音楽一家に生まれ、幼少期から音楽教育を受け、父親からモーツァルトのような神童になることを期待されていたのだそう。

そんなウェーバーが遺した『1ドイツ舞曲』は、15歳の頃に手掛けた作品で、若き才能の片りんが感じられます。

優雅でリズミカルな12曲のピアノ独奏曲は、さまざまなリズムとメロディで、豊かな感情表現にあふれています。

若き天才の情熱と創造性を体感できる本作は、クラシックピアノを学びたいすべての方にオススメしたい名曲です。