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60年代バンドの革新的サウンドと歴史を彩る名曲を探る

1960年代は、音楽史に輝く革新的なサウンドの黄金期でした。

ザ・ビートルズやザ・ローリング・ストーンズを筆頭に、ビーチ・ボーイズ、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルなど、伝説的なバンドの名曲が次々と生まれました。

実験的なサイケデリックサウンドから、社会への問題提起を込めたプロテストソングまで、音楽表現の可能性が大きく広がったこの時代。

今なお色褪せることのない珠玉の名曲の数々を、その時代背景とともにご紹介します。

60年代バンドの革新的サウンドと歴史を彩る名曲を探る(31〜40)

Mr.Tambourine ManThe Byrds

The Byrds Mr Tambourine Man Remastered
Mr.Tambourine ManThe Byrds

「Bring It All Back Home」に収録されているボブ・ディランの名曲をカバー、ファースト・シングルとして世に出したThe Byrds。

60年代フォーク・ロックバンドの特徴である浮遊感あるサウンドが、ジョージ・ハリスンよりヒントを得たというイントロから終始炸裂し、見事にビートルズとボブ・ディランの融合を果たしています。

I Couldn’t Get HighThe Fugs

60年代のカウンターカルチャーを象徴する楽曲です。

パーティーでワインを飲んだり、草を吸ったり、LSDを試したりしても高揚感を得られない主人公の姿を、ユーモアたっぷりに描いています。

1965年にリリースされ、アルバム『The Fugs First Album』に収録された本作は、The Fugsの代表曲の1つとして知られています。

薬物に頼らずに自己と向き合うことの大切さを示唆しているようにも感じられ、奥深いメッセージ性を持っています。

社会批評や政治的な主張を音楽で表現したいという方におすすめです。

The Fugsさんの音楽は、今日でも映画やテレビで使用されるなど、文化的影響力を持ち続けています。

white light white heatVelvet Underground

60年代の音楽シーンを揺るがした、あの衝撃のナンバーです。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのセカンドアルバムのタイトル曲として、1968年1月に発売されました。

ノイズロックやプロトパンクの要素を含む実験的なサウンドが特徴的で、アンフェタミンの静脈注射を暗示する過激な歌詞が物議を醸しました。

デヴィッド・ボウイさんも長年にわたりライブで演奏し続けた本作。

ドラッグの影響下で体験する感覚を、生々しくも魅惑的に表現しています。

ロック音楽の新たな可能性を切り開いた革新的な一曲を、ぜひ体験してみてください。

Waterloo SunsetThe Kinks

The Kinks – Waterloo Sunset (Official Audio)
Waterloo SunsetThe Kinks

キンクスと言えば、「You Really Got Me」や「All Day And All Of The Night」等のガレージロック調のナンバーが有名ですが、この「Waterloo Sunset」はロンドンはテムズ川の美しい風景を彷彿とさせるロマンチックな楽曲。

ロンドンっ子の心の歌となっていて、ロンドン・オリンピックで披露された際も大合唱で迎えられました。

Wouldn’t Be NiceThe Beach Boys

ビートルズの「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」と並び称されるビーチ・ボーイズの大傑作「Pet Sounds」の冒頭を飾る一曲。

夢の中のような浮遊感あるサウンドに豊かなコーラスワークがきらめく、ロックが最も輝いていた時代の名曲であり、陽気なカリフォルニア・サウンドだけではない、ブライアン・ウィルソンの深みある作曲能力を堪能できます。

Daydream BelieverThe Monkees

The Monkees – Daydream Believer (Official Music Video)
Daydream BelieverThe Monkees

ビートルズの熱狂を受けオーディションによって結成されたアメリカのアイドルバンドの代表曲。

日本では某コンビニエンスストアのCMで有名です。

メディアによって作られたアイドルバンドで、スタジオ・ミュージシャンによる伴奏にボーカルを乗せる方式が主でしたが、キラキラと輝くようなポップスが展開され、心が弾みます。

Let Me Love YouJeff Beck Group

ヤードバーズを脱退したジェフ・ベックが、ロッド・スチュワート、ロン・ウッド、ミック・ウォーラーという当時はまだ無名だった3人を迎え、たった4日で制作したアルバム「Truth」の2曲目に収録されている楽曲。

レッド・ツェッペリンのきっかけになったと言われるパワフルなハードロック、ブルーズサウンドが堪能できる演奏で、カバーがアルバムの大半を占める中、ベックとロッド・スチュワートの共作によってできたテンションの高い楽曲です。

Sunshine Of Your LoveCream

イギリスが世界に誇るスーパーグループ、クリームの代表曲です。

エリック・クラプトンさん、ジャック・ブルースさん、ジンジャー・ベイカーさんという音楽史に残る名プレイヤーが在籍していたバンドが、1967年11月にリリースした楽曲。

ハードロックとサイケデリアの要素を含んだ本作は、愛する人への深い愛情を朝の太陽のメタファーで表現しています。

ブルースさんが生み出したベースリフを基に、クラプトンさんと作詞家のピート・ブラウンさんが完成させました。

アメリカでは最高5位、イギリスでは25位を記録し、100万枚以上の売り上げを達成。

朝の光の中で愛を語る歌詞は、ロマンチックな雰囲気を醸し出しています。

Hard To Say I’m SorryCHICAGO

Chicago – Hard To Say I’m Sorry (Official Music Video)
Hard To Say I'm SorryCHICAGO

失恋のつらさを優美なピアノの旋律とともに描いたアメリカのブラスロックバンド、シカゴの代表作です。

1982年9月、デイヴィッド・フォスターさんのプロデュースにより、ブラスセクションの豊かな音楽性をポップなアレンジに昇華させた本作は、全米シングルチャートで2週連続1位を記録。

映画『青い恋人たち』のエンディングテーマに起用され、日本では大阪ガスやトヨタのCMソングとしても親しまれました。

彼女から別れを告げられた男性がこれまでの自分の行動を悔いる様子が歌詞に描かれており、その悲痛な思いに共感できる方は多いのではないでしょうか?

Suspicious MindsElvis Presley

Elvis Presley – Suspicious Minds (Official Music Video)
Suspicious MindsElvis Presley

耳に残る印象的なメロディと、魂を揺さぶるドラマチックなストーリー性が融合した名曲が、アメリカのロックンロールの帝王エルヴィス・プレスリーさんの代表作として輝きを放っています。

1969年8月にリリースされた本作は、7年ぶりとなる全米1位を獲得。

メンフィスのアメリカン・サウンド・スタジオで録音され、カントリーとロックを巧みに融合させたサウンドは、今なお色褪せることなく多くの人々の心を魅了し続けています。

愛と疑念が交錯する普遍的なテーマを、プレスリーさんならではの力強い歌唱で表現した壮大なナンバーは、失恋の痛手や人生の岐路に立つ時に寄り添ってくれる心の支えとなってくれるでしょう。