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60年代バンドの革新的サウンドと歴史を彩る名曲を探る

1960年代は、音楽史に輝く革新的なサウンドの黄金期でした。

ザ・ビートルズやザ・ローリング・ストーンズを筆頭に、ビーチ・ボーイズ、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルなど、伝説的なバンドの名曲が次々と生まれました。

実験的なサイケデリックサウンドから、社会への問題提起を込めたプロテストソングまで、音楽表現の可能性が大きく広がったこの時代。

今なお色褪せることのない珠玉の名曲の数々を、その時代背景とともにご紹介します。

60年代バンドの革新的サウンドと歴史を彩る名曲を探る(41〜50)

House Of The Rising SunThe Animals

ビートルズがジョン・レノンとポール・マッカートニーによるハーモニーを武器にした一方で、エリック・バードンの荒々しいボーカルで人気を得たのがアニマルズ。

この曲はアニマルズ最大のヒット曲で、アメリカのトラディショナルソングをブルース風に野性的に歌い上げたもの。

アニマルズの故郷、寒さ厳しい炭坑街ニューキャッスルの労働者を思わせる、ハードボイルドな英国流のブルースが表現されています

white light white heatVelvet Underground

60年代の音楽シーンを揺るがした、あの衝撃のナンバーです。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのセカンドアルバムのタイトル曲として、1968年1月に発売されました。

ノイズロックやプロトパンクの要素を含む実験的なサウンドが特徴的で、アンフェタミンの静脈注射を暗示する過激な歌詞が物議を醸しました。

デヴィッド・ボウイさんも長年にわたりライブで演奏し続けた本作。

ドラッグの影響下で体験する感覚を、生々しくも魅惑的に表現しています。

ロック音楽の新たな可能性を切り開いた革新的な一曲を、ぜひ体験してみてください。

Waterloo SunsetThe Kinks

The Kinks – Waterloo Sunset (Official Audio)
Waterloo SunsetThe Kinks

キンクスと言えば、「You Really Got Me」や「All Day And All Of The Night」等のガレージロック調のナンバーが有名ですが、この「Waterloo Sunset」はロンドンはテムズ川の美しい風景を彷彿とさせるロマンチックな楽曲。

ロンドンっ子の心の歌となっていて、ロンドン・オリンピックで披露された際も大合唱で迎えられました。

Alone Again OrLove

1967年にリリースされたラヴさんの楽曲は、フラメンコから着想を得たギターリフとストリングス、力強いホーンセクションが織りなす調和が特徴的です。

サイケデリックロックの金字塔として、ロック音楽の歴史に名を残す傑作となりました。

1968年には全米123位を記録し、2004年には『Rolling Stone』誌の「史上最高の500曲」にも選出。

映画『Bottle Rocket』や『Sleepers』などにも使用され、その魅力は時代を超えて多くの人々を魅了し続けています。

内省的な歌詞と複雑なアレンジメントが織りなす本作は、人生の意味を探求する旅路にある方におすすめの一曲です。

Sunshine Of Your LoveCream

イギリスが世界に誇るスーパーグループ、クリームの代表曲です。

エリック・クラプトンさん、ジャック・ブルースさん、ジンジャー・ベイカーさんという音楽史に残る名プレイヤーが在籍していたバンドが、1967年11月にリリースした楽曲。

ハードロックとサイケデリアの要素を含んだ本作は、愛する人への深い愛情を朝の太陽のメタファーで表現しています。

ブルースさんが生み出したベースリフを基に、クラプトンさんと作詞家のピート・ブラウンさんが完成させました。

アメリカでは最高5位、イギリスでは25位を記録し、100万枚以上の売り上げを達成。

朝の光の中で愛を語る歌詞は、ロマンチックな雰囲気を醸し出しています。

Hard To Say I’m SorryCHICAGO

Chicago – Hard To Say I’m Sorry (Official Music Video)
Hard To Say I'm SorryCHICAGO

失恋のつらさを優美なピアノの旋律とともに描いたアメリカのブラスロックバンド、シカゴの代表作です。

1982年9月、デイヴィッド・フォスターさんのプロデュースにより、ブラスセクションの豊かな音楽性をポップなアレンジに昇華させた本作は、全米シングルチャートで2週連続1位を記録。

映画『青い恋人たち』のエンディングテーマに起用され、日本では大阪ガスやトヨタのCMソングとしても親しまれました。

彼女から別れを告げられた男性がこれまでの自分の行動を悔いる様子が歌詞に描かれており、その悲痛な思いに共感できる方は多いのではないでしょうか?

Daydream BelieverThe Monkees

The Monkees – Daydream Believer (Official Music Video)
Daydream BelieverThe Monkees

ビートルズの熱狂を受けオーディションによって結成されたアメリカのアイドルバンドの代表曲。

日本では某コンビニエンスストアのCMで有名です。

メディアによって作られたアイドルバンドで、スタジオ・ミュージシャンによる伴奏にボーカルを乗せる方式が主でしたが、キラキラと輝くようなポップスが展開され、心が弾みます。