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洋楽のベースがかっこいい曲。ベーシストにもオススメの名曲・人気曲

バンドの役割のなかでも縁の下の力持ちとして曲を支えたり、説得力を持たせる楽器のベース。

ロックやダンスミュージックなど、幅広い音楽において重要なパートを担っていますね。

最新曲や話題の曲だけでなく、実は長年愛される名曲にもすごくベースがかっこいい曲があるんです!

そこで、ジャンルや年代を問わず、低音好きにぜひ聴いていただきたい洋楽の名曲をセレクトしてみました。

派手なベースソロだけでなく、歌のバックでひそかに披露される超絶テクニックや、個性あふれるベースラインの数々をお楽しみください。

洋楽のベースがかっこいい曲。ベーシストにもオススメの名曲・人気曲(41〜60)

SchismTool

TOOL – Schism (Official Video)
SchismTool

オルタナティブ・ロック~グランジ全盛期の1990年代初頭において、どこにも属さない異形のヘビーロックを鳴らし、商業的にも大きな成功を収めた珍しいバンド、トゥール。

作品数が少ないことで知られており、2019年に13年ぶりとなるニュー・アルバム『Fear Inoculum』をリリースしたことも記憶に新しいですよね。

個性的かつ高度な音楽性を持つメンバーの中でも、1995年に2代目ベーシストとして加入したジャスティン・チャンセラーさんのベースは、リズム楽器としての役割から逸脱したような、エフェクターを多用してメロディアスなフレーズが特徴的です。

ジャスティンさんがもたらしたバンドへの貢献は非常に大きいと言われていますが、彼のプレイ・スタイルがどのようなものなのかがよく分かるのがこの『Schism』です。

イントロから曲をリードし続けるベース・ラインを聴けば、ベースという楽器に対する価値観すら変わるかも?

Town Called MaliceThe Jam

跳ねたリズムのベース・ラインを聴くだけで心もおどる、ザ・ジャムの最高の名曲!

イギリスのミュージシャンの中でも兄貴分として尊敬され続ける、ポール・ウェラーさん率いるザ・ジャムは、いわゆるモッズ・シーンの代表的なバンドであり、5年程度の短い活動期間でありながらも、多くの名曲を生み出して後続のバンドにも影響を与えた偉大なバンドです。

彼らはアメリカのソウルやR&Bといった音楽への憧れを強く持っていたことでも知られていますが、この『悪意という名の町』は、聴けば分かりますがまさにモータウン調の楽曲。

この曲が収録されているラスト・アルバム『The Gift』は、ブラック・ミュージックからの影響も色濃く、ベースが主張している名盤となっておりますから、ベーシストの方やベースの音がお好きな方はぜひチェックしてみてください!

Panic AttackDream Theater

名門バークリー音楽院出身のメンバーを中心として結成されたドリーム・シアターは、全員が突出した演奏技術を持ち、いわゆるプログレッシブ・メタルの草分け的な存在として世界的な人気を誇るバンドです。

そんなドリーム・シアターの中で、3本の指を駆使したプレイで縦横無尽に6弦ベースを弾きまくっているのは、チャップマン・スティック奏者としても知られるジョン・マイアングさん。

今回紹介している楽曲は2005年にリリースされたアルバム『Octavarium』に収録されているナンバーで、イントロから鳴り響くすさまじいベース・プレイに、思わず圧倒させられてしまいます。

8分をこえる長尺な楽曲で繰り広げられるテクニカルな演奏に、ベースという楽器が持っている可能性に気付かされるでしょう。

Get Lucky ft. Pharrell Williams, Nile RodgersDaft Punk

Daft Punk – Get Lucky (Official Audio) ft. Pharrell Williams, Nile Rodgers
Get Lucky ft. Pharrell Williams, Nile RodgersDaft Punk

2021年に解散してしまい、世界中の音楽ファンを号泣させたダフト・パンク。

2013年にリリースされた『Get Lucky』は彼らの長いキャリアを代表する1曲と言っても過言ではありません。

シンガーソングライターのファレル・ウィリアムスさんをフィーチャーしており、ファレルさんのセクシーな歌声が魅力的な作品です。

ベース、ドラム、ギターが見事にマッチしているところも大きな魅力の1つですね。

どの楽器も出過ぎることはなく、それぞれの役割を果たしています。

派手なことはしないのですが、その分非常にかっこいいトーンで演奏しています。

制作に悩んでいるベーシストはぜひ参考にしてみてください!

Number Of The BeastIron Maiden

Iron Maiden – Number Of The Beast (The Book Of Souls: Live Chapter)
Number Of The BeastIron Maiden

ヘヴィメタル界のレジェンド、アイアン・メイデン。

彼らのヒットナンバーですが、やはりベースが最高です。

どうしてもギタープレイやボーカルに目がいきがちですが、スティーブ・ハリスのベースはイントロをはじめとしてギターにも負けない存在感を発揮しています。

自分の仕事を完璧にこなすその姿は男の中の男と言えるでしょう。

Sunshine Of Your LoveCream

エリック・クラプトンがひきいる、イギリス出身のスリーピースロックバンド、クリームの『Sunshine Of Your Love』です。

ベースはジャック・ブルース。

ギターと同じフレーズを演奏するユニゾンと、それとは異なるベースラインを演奏するパートを巧みに織り交ぜたその演奏が、楽曲の魅力をより高めています。

ベースという楽器の大切さがよく分かる楽曲ですね!