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洋楽のベースがかっこいい曲。ベーシストにもオススメの名曲・人気曲

バンドの役割のなかでも縁の下の力持ちとして曲を支えたり、説得力を持たせる楽器のベース。

ロックやダンスミュージックなど、幅広い音楽において重要なパートを担っていますね。

最新曲や話題の曲だけでなく、実は長年愛される名曲にもすごくベースがかっこいい曲があるんです!

そこで、ジャンルや年代を問わず、低音好きにぜひ聴いていただきたい洋楽の名曲をセレクトしてみました。

派手なベースソロだけでなく、歌のバックでひそかに披露される超絶テクニックや、個性あふれるベースラインの数々をお楽しみください。

洋楽のベースがかっこいい曲。ベーシストにもオススメの名曲・人気曲(41〜60)

Chicken GreaseD’Angelo

ベースがかっこいい洋楽というと激しいロックバンドをイメージする方が多いと思います。

しかし、ベースの魅力はロックだけで発揮されるわけではありません。

ベースはブラック・ミュージックとの相性が非常に高く、なかでもネオ・ソウルという90年代にトレンドだったジャンルとはバツグンの相性を持ちます。

こちらの『Chicken Grease』は、ネオ・ソウルのパイオニアであるディアンジェロさんの楽曲で、はねるようなシンプルなベースが効いています。

Get Lucky ft. Pharrell Williams, Nile RodgersDaft Punk

Daft Punk – Get Lucky (Official Audio) ft. Pharrell Williams, Nile Rodgers
Get Lucky ft. Pharrell Williams, Nile RodgersDaft Punk

2021年に解散してしまい、世界中の音楽ファンを号泣させたダフト・パンク。

2013年にリリースされた『Get Lucky』は彼らの長いキャリアを代表する1曲と言っても過言ではありません。

シンガーソングライターのファレル・ウィリアムスさんをフィーチャーしており、ファレルさんのセクシーな歌声が魅力的な作品です。

ベース、ドラム、ギターが見事にマッチしているところも大きな魅力の1つですね。

どの楽器も出過ぎることはなく、それぞれの役割を果たしています。

派手なことはしないのですが、その分非常にかっこいいトーンで演奏しています。

制作に悩んでいるベーシストはぜひ参考にしてみてください!

Uptown Funk ft. Bruno MarsMark Ronson

Mark Ronson – Uptown Funk (Official Video) ft. Bruno Mars
Uptown Funk ft. Bruno MarsMark Ronson

マーク・ロンソンさんが2014年にリリースした『Uptown Funk』。

この曲の注目すべきポイントは、サビ前のビルドアップです。

この曲がリリースされたのは2014年。

スムースでファンキーな楽曲も好まれてはいましたが、あくまでトレンドは派手なEDMでした。

この曲はレトロなファンクのノリがメインですが、ビルドアップとドロップには派手さを追求し、ダブ・ステップの要素が取り入れられています。

この時のベースラインは低音で支えるのではなく、ビルドアップとともに上昇していきます。

そうすることで楽曲に大きな動きができるのでリスナーを一気に楽曲に乗せてしまうのですね。

Town Called MaliceThe Jam

跳ねたリズムのベース・ラインを聴くだけで心もおどる、ザ・ジャムの最高の名曲!

イギリスのミュージシャンの中でも兄貴分として尊敬され続ける、ポール・ウェラーさん率いるザ・ジャムは、いわゆるモッズ・シーンの代表的なバンドであり、5年程度の短い活動期間でありながらも、多くの名曲を生み出して後続のバンドにも影響を与えた偉大なバンドです。

彼らはアメリカのソウルやR&Bといった音楽への憧れを強く持っていたことでも知られていますが、この『悪意という名の町』は、聴けば分かりますがまさにモータウン調の楽曲。

この曲が収録されているラスト・アルバム『The Gift』は、ブラック・ミュージックからの影響も色濃く、ベースが主張している名盤となっておりますから、ベーシストの方やベースの音がお好きな方はぜひチェックしてみてください!

bad guyBillie Eilish

2019年にリリースしたデビュー・アルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』が爆発的なヒットを記録、第62回グラミー賞では主要4部門を含む合計5部門を受賞という快挙を成し遂げた新世代のスター、ビリー・アイリッシュさん。

そんなアイリッシュさんの代表曲の1つといえる『bad guy』は、シンプルながらも印象深いベース・ラインが実にクール。

彼女の曲は基本的にミニマルな音作りで音数も抑えられているからこそ、楽曲の中で鳴っている一音一音の存在が際立ちます。

後半以降の重々しい展開においても、ベースの音は重要な役割を果たしていますから、そういった点を踏まえてこの曲を聴けば、また違った楽しみ方を味わえるのではないでしょうか。