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【2025】ギターソロがかっこいい洋楽の名曲まとめ

突然ですが、あなたはギターソロはお好きでしょうか。

近年はネット上で「ギターソロはもういらない」などといった論争は定期的に巻き起こりますが、実際にはギターソロは2020年代の今も進化を続けており、多くのかっこいいソロが今も生まれているのですね。

ロックに限らず1950年代のブルースからジャズ、ソウルなどさまざまなジャンルでギターソロの名演がその曲の魅力を決定付けたといっても過言ではないケースも多くあるのですよ。

こちらの記事では、時代やジャンルを問わず「かっこいいギターソロ」をテーマとしておすすめの洋楽の名曲をまとめています。

プレイヤーについても詳しく紹介していますから、ギター弾きの方も要チェックです!

【2025】ギターソロがかっこいい洋楽の名曲まとめ(31〜40)

VooDoo ChileStevie Ray Vaughan

Stevie Ray Vaughan & Double Trouble – Voodoo Chile (Live From Austin, TX)
VooDoo ChileStevie Ray Vaughan

ブルース・ギタリストの名手、スティーヴィー・レイ・ヴォーンが敬愛するジミ・ヘンドリックスの楽曲を取り上げた名カバー。

1984年にスティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル名義でリリースされた、名盤『テキサス・ハリケーン』に収録されています。

ジミヘンの楽曲は多くのギタリストが挑戦していますが、正当な後継者と言えそうなスティーヴィーのプレイは圧巻の一言です。

ストラトを弾きまくる熱いギター・ソロは、スタジオ音源よりもライブ映像を見れば、その迫力がより伝わってきますよ。

You Can’t Bring Me DownSuicidal Tendencies

ハードコア・パンクとスラッシュメタルを融合させた先駆的な存在、スイサイダル・テンデンシーズ。

彼らの人気が絶頂期に達した1990年リリースの4THアルバム『LIGHTS… CAMERA… REVOLUTION!』に収録されたこの曲は、パンクの疾走感にスラッシーなリフが盛り込まれ、後にメタリカに加入するロバート・トゥルージロによるファンキーなベースが絶妙に絡み合う、これぞクロスオーバー・スラッシュと呼びたい最高の名曲です。

バンドがスラッシュメタルに接近するきっかけとなった、名ギタリストのロッキー・ジョージによるソロは、流麗な速弾きやタッピングを惜しみなく披露しており、イントロからラストに至るまで弾きまくり。

ハードコアに興味がないというメタル好きなギタリストでも、思わずうなるであろう見事な名演です。

LaylaDerek and the Dominos

世界的に最も偉大なギタリストの1人、エリック・クラプトンがデレク・アンド・ザ・ドミノス時代に残した名曲です。

日本では『いとしのレイラ』という邦題で知られるこの楽曲は、何はともあれメインのフレーズを聴けば、誰もが「あの曲か」となるはず。

クラプトンの代表曲というだけでなく、ロックの歴史に残る名曲です。

前半と後半でがらりと雰囲気が変わるのも印象的ですが、例のリフと同じくらい強い印象を残す渋いスライド・ギターはデュアン・オールマンの手によるものです。

2人の名ギタリストのソロを味わえる、実にぜいたくな曲とも言えますよね。

Dani CaliforniaRed Hot Chili Peppers

Red Hot Chili Peppers – Dani California [Official Music Video]
Dani CaliforniaRed Hot Chili Peppers

2006年にリリースされた大ヒット・アルバム『ステイディアム・アーケイディアム』に収録された楽曲で、グラミー賞も受賞した名曲です。

日本では映画『デスノート』の主題歌にも起用されましたよね。

メロディを重視するようになった時期のレッチリらしい、どこかせつない印象も受けるメロディアスなナンバーですが、ジョン・フルシアンテの弾くギター・ソロも最高にエモーショナルです。

終盤で披露される、強烈な連符がとにかくカッコいい。

ちなみにアルバム全体的には即興演奏を重視したプレイを見せたジョンですが、この楽曲に関しては譜面に起こしてレコーディングしたとのことです。

Luck As A ConstantPeriphery

インターネット上での活動で知名度を上げていたギタリスト、ミーシャ・マンソーさんの個人プロジェクトとして始動したプログレッシブ・メタルバンド、ペリフェリー。

2ndアルバム『Periphery II: This Time It’s Personal』に収録されている楽曲『Luck As A Constant』は、重厚なメタルサウンドとアグレッシブなボーカルとのコントラストがテンションを上げてくれますよね。

テクニカルかつメロディアスなギターソロは、メタルサウンドでありながらもその美しさを心地よく感じてしまうのではないでしょうか。

ドラマチックに展開していく楽曲構成が印象的な、壮大なメタルチューンです。

【2025】ギターソロがかっこいい洋楽の名曲まとめ(41〜50)

For The Love Of GodSteve Vai

偉大なアーティスト、フランク・ザッパさんの門下生の1人として有名なギタリスト、スティーヴ・ヴァイさん。

グラミー賞の受賞経験もあるギタリストで、非常に高い演奏テクニックを持っています。

そんな彼の作品のなかでも、特にオススメの作品が、こちらの『For The Love Of God』。

フランク・ザッパさんのバンドで、正式なギタリストに加わったことからも分かるように、非常に高いギターテクニックが味わえます。

ギターソロのみの曲ですが、ぜひチェックしてみてください。

You Really Got MeThe Kinks

1964年にリリースされた、まさにロック・ミュージックの地図を塗り替えた革命的な楽曲です。

The Kinksのデビュー・シングルとして世に送り出されたこの曲は、レイ・デイヴィスさんが作曲した、若さと情熱に満ちあふれた作品。

歪んだギター・サウンドと強烈なリフが特徴的で、ハード・ロックやヘヴィ・メタルの先駆けとなったと言われています。

デイヴ・デイヴィスさんによる斬新なギター・ソロは、多くのミュージシャンに影響を与えました。

若者のエネルギーとストリート・カルチャーへの愛を体現したような、パワフルでキャッチーな一曲。

ロック好きの方はもちろん、音楽の歴史に興味がある方にもおすすめです。