「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「I」で始まる英単語といえば「私」を意味する「I」のほか、仮定を表す「If」、「Imagine」や「Idea」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「I」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
普段、タイトルの頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲と出会えるかもしれません。
どんな曲があるのか楽しみにしながら記事をご覧ください。
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(51〜60)
In the Air TonightPhil Collins

プログレッシブロックバンド、ジェネシスのメンバーとしても有名なフィル・コリンズさん。
ソロシンガーとしても世界的な人気を集め、グラミー賞を始めとする数々の賞を受賞していますね。
そんな彼の作品のなかで、特に秋の夜長に聴きたいのが、ソロキャリアの幕開けを飾ったナンバーです。
静かでミニマルなシンセサウンドが、どこか張り詰めたようなクールな雰囲気に仕上げられています。
自身の離婚の経験からくる怒りや悲しみが込められた本作は、後半に訪れるあまりにも有名なドラムフィルが、溜め込んだ感情の爆発を見事に表現しているのではないでしょうか。
1981年1月に名盤『Face Value』から公開されたこの作品は、TVシリーズ『マイアミ・バイス』で印象的に使用されたことでも知られています。
物思いにふける秋の夜にピッタリな、感傷的な1曲です。
If We Hold On TogetherDiana Ross

優しくも力強い歌声が心に染み渡る、アメリカ出身の歌手ダイアナ・ロスさんの名バラード。
本作は、信じ合う心があればどんな困難も乗り越えられるという、普遍的な愛と絆を歌い上げています。
まるで聖書の一節を思わせる詩的な世界観で、揺るぎない信念が描かれているんですよね。
1988年11月にアニメ映画『The Land Before Time』の主題歌として公開された作品で、後に名盤『The Force Behind the Power』にも収録されました。
日本ではテレビドラマ『想い出にかわるまで』に起用され、インターナショナル・チャートで12週連続1位を記録したことは多くの方がご存じではないでしょうか?
大切な人の存在を改めて感じたい時に聴いてほしい名曲です。
I Just Wanna StopGino Vannelli

ソフトロックやAORシーンを代表するシンガーの一人、ジーノ・ヴァネリさん。
ジャズやクラシックの要素も取り入れた音楽性で、現在も多くのファンから愛されています。
そんな彼の作品のなかで、とくにオススメしたいのが、こちらの切ないバラードです。
愛する人との関係に終止符を打ちたいと願う、胸が張り裂けそうな感情が、甘くも力強い歌声で表現されています。
1978年8月にシングルとして世に出て、名盤『Brother to Brother』にも収録。
全米チャートで4位に輝き、ブラジルのテレビドラマ『Pai Herói』で使用されるなど世界的なヒットを記録しました。
メロウなサックスが印象的なサウンドに仕上げられています。
感傷的なメロディに浸りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
I Go CrazyPaul Davis

ブルー・アイド・ソウルやカントリーなど、幅広いジャンルで才能を発揮したポール・デイヴィスさん。
本作は、彼のキャリアを代表するソフトロックの名バラードとして知られていますよね。
別れた恋人への未練を断ち切れず、ふとした瞬間に狂おしいほど想いが募る……そんな切ない心情が、彼の柔らかな歌声とメロウな旋律に乗せてつづられているんですよね。
1977年6月に名盤『Singer of Songs: Teller of Tales』からのシングルとして世に出た本作は、全米チャートに40週間もランクインし続けるという当時の最長記録を打ち立てました。
一人で静かに物思いにふけりたい夜、感傷的なメロディに心を委ねてみてはいかがでしょうか。
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(61〜70)
In Your EyesPeter Gabriel

ワールドミュージックの要素が溶け込んだイントロから、もう壮大な愛の世界に引き込まれる最高の名曲です!
イギリス出身の革新的なミュージシャン、ピーター・ガブリエルさんが手がけたこの楽曲は、1986年発表の名盤『So』に収録されています。
愛する人の瞳の中に救いや未来、そして帰るべき場所を見出すという、魂のレベルでの結びつきを歌った普遍的なラブソングですよね。
セネガル出身の歌手ユッスー・ンドゥールさんの祈るような歌声が加わることで、楽曲全体が神聖なオーラをまとっています。
1989年の映画『Say Anything…』で主人公がブームボックスを掲げる象徴的なシーンで使用され、時代を超えた愛の賛歌として知られるようになりました。
大切な人の存在を改めて感じたい夜に、本作の温かくも情熱的なサウンドに身を委ねてみてはいかがでしょうか。
I Will Always Love YouWhitney Houston

音楽史に名を刻む偉大なシンガー、アメリカ出身のホイットニー・ヒューストンさん。
彼女の代表曲としてあまりにも有名なあのバラードは、もともとカントリー歌手ドリー・パートンさんが1974年にリリースした作品のカバーなんですよね。
本作は、愛する人の未来のためにあえて身を引くという、切なくも深い愛情が描かれています。
1992年11月に公開され、映画『ボディガード』の主題歌として世界的な人気を獲得。
全米チャートで14週連続1位を記録したことはもはや伝説です。
ホイットニーさんの圧倒的な歌唱力は、単なる失恋ソングを永遠の愛を誓う壮大な物語へと昇華させており、人生の岐路に立つ人の心に深く響くのではないでしょうか。
in plain sightKhalid

デビューアルバム『American Teen』で高い評価を得て以来、R&Bシーンを牽引するシンガーソングライター、カリッドさん。
そんな彼が2025年10月にリリースを控えるアルバム『After the Sun Goes Down』から、先行となる一曲を公開しました。
本作は、これまでのチルなサウンドとは一線を画し、80年代ディスコを彷彿とさせるシンセが輝く、高揚感あふれるダンスポップに仕上がっています。
裏切りへの決別を歌う歌詞とは裏腹に、サウンドはどこまでも開放的で、その対比が非常に興味深いですね。
2024年11月に自身のありのままの姿をファンに伝えた彼の、自己解放の宣言ともいえる力強い作品で、過去を振り切り一歩踏み出したいときに聴くと勇気をもらえそうです。