「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「I」で始まる英単語といえば「私」を意味する「I」のほか、仮定を表す「If」、「Imagine」や「Idea」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「I」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
普段、タイトルの頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲と出会えるかもしれません。
どんな曲があるのか楽しみにしながら記事をご覧ください。
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(81〜90)
I’m Just A Sucker For Your LoveTeena Marie

「アイボリー・クイーン・オブ・ソウル」の異名を持つソウルシンガー、ティーナ・マリーさん。
白人でありながら黒人音楽の名門モータウンと契約した彼女は、ファンクの帝王リック・ジェームスさんに見いだされました。
1979年3月にアルバム『Wild and Peaceful』からシングルカットされたデビュー作は、恋の相手に首ったけになってしまう主人公の情熱を歌い上げた、ごきげんなファンク・チューンです。
本作の魅力は、ティーナさんの突き抜ける歌声とリックさんのボーカルが熱く絡み合うデュエットではないでしょうか。
当時、ジャケットに写真がなかったため黒人歌手と誤解された逸話も、彼女の実力を物語っていますね。
全米R&Bチャートで8位を記録した、気分を上げたい時にぴったりの一曲です。
IronicAlanis Morissette

90年代オルタナティヴ・ロックを代表するカナダ出身のシンガーソングライター、アラニス・モリセットさん。
その告白的な歌詞で多くの共感を集めましたよね。
彼女が1995年発表の名盤『Jagged Little Pill』からの一曲は、人生のうまくいかない皮肉な出来事をテーマにした大名曲です。
結婚式の日に雨が降るなど、誰もが経験しうる「ついてない」状況を、力強くも繊細なボーカルで歌い上げています。
こんな時、隣で一緒に笑ってくれた友だちがいたな、なんて青春の記憶がよみがえりませんか?
カナダのチャートで6週連続首位を獲得したこのキラーチューンは、辛いことも笑い飛ばせる元気をくれる友情ソングとも取れるでしょう。
アラニスさん自身が複数の人格を演じるMVも印象的なので、合わせてチェックしてみてくださいね。
I Can’t Help Myself (Sugar Pie Honey Bunch)The Four Tops

モータウン黄金期を象徴するボーカルグループ、ザ・フォー・トップス。
リードボーカル、レヴィ・スタッブスさんの力強い歌声が本当にすてきですよね。
そんな彼らの代表曲として知られるのが、1965年4月に公開されたこの作品です。
恋する相手へのどうしようもない愛おしさを、自分を抑えきれないほどだと情熱的に歌い上げています。
本作は全米チャートで1位を獲得し、彼らの人気を決定づけました。
アルバム『Four Tops Second Album』に収録されており、2019年にはレストランチェーンのCMにも起用されています。
弾むようなリズムと華やかなサウンドは、恋の高揚感をそのまま音にしたかのようですね。
ぜひチェックしてみてください!
i like the way you kiss meArtemas

独学で音楽制作を学んだイギリス出身のシンガーソングライター、アルテマスさん。
2024年3月に公開された彼の作品は、SNSを中心に世界的な人気を集めていますね。
80年代のダークウェイヴをほうふつとさせる、ムーディーでパルスの効いたシンセサウンドが絶妙な中毒性をもたらしてくれるでしょう。
そんな本作の魅力は、アンニュイな曲調とは裏腹に、不安定な関係の中で身体的なつながりを求める割り切った感情をストレートに描いたリリックにあるのではないでしょうか。
YouTubeショートでは、そのクールな雰囲気がダンス動画やファッション系のコンテンツで頻繁に使用されています。
ダークなポップスが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
I PrayMiles Kane

アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーさんとのユニット、ザ・ラスト・シャドウ・パペッツで2008年にいきなり全英1位を獲得したことでも知られるマイルズ・ケインさん。
ソロとしても多彩なロックサウンドで人気ですね。
そんな彼がアルバム『Sunlight In The Shadows』に先駆けて公開したのが、この楽曲です。
本作はザ・ブラック・キーズのダン・オーバックさんをプロデューサーに迎えた、恍惚感に満ちたロックナンバー。
渦を巻くようなトレモロギターから始まり、エモーショナルな歌声が一体となって駆け上がっていく展開は圧巻の一言に尽きます。
本人も語るように、年を重ねて得たスピリチュアルな探求心がテーマで、影の中にいても光を信じ、祈りを捧げるような真摯な感情が伝わってきます。
壁にぶつかった時、自分を信じる力が欲しい時に聴いてもらいたいですね。
I Walked With A ZombieWEDNESDAY 13

キャッチーなギターリフと疾走感のあるビートがたまらない、ホラー・パンク界のカリスマ、ウェンズデー・サーティーンさんによるナンバーです。
本作で歌われるのは、ゾンビになってしまった誰かと一緒に歩くという、奇妙でどこか切ない物語。
ただ怖いだけでなく、哀愁やブラックユーモアが混じった独特の世界観が秀逸ですよね。
この楽曲は2005年4月に発売された彼のソロデビューアルバム『Transylvania 90210』に収録されています。
1943年の同名ホラー映画から着想を得ており、ホラーファンにはたまらないポイントと言えます。
本格的なホラー好きが集まるハロウィンパーティーで流せば、盛り上がること間違いなしの1曲です。
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(91〜100)
It’s Just A TitleBen Quad

ミッドウエスト・エモのきらめきとマスロックの技巧でインディーシーンを駆け上がってきたオクラホマシティの4人組、ベン・クアッド。
2024年にPure Noise Recordsと契約し、次世代のエモシーンを担う存在として注目される彼らが、2025年11月リリースのアルバム『Wisher』から先行曲を公開しました。
この楽曲は「自分の暮らしは良くなったのか」という実存的な問いをテーマにしながらも、サウンドはよりポップ・パンクへ接近しつつトレードマークのテクニカルなギターリフは健在ですね。
内省的な世界観と裏腹の開放的なメロディが、かえって切実な感情を際立たせるキラーチューンです。
プロデューサーのスタジオで合宿し、バンド史上最速で完成したという本作。
エモの叙情性を保ちつつ、より開かれたサウンドを求めるリスナーにぴったりですね!





