「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「I」で始まる英単語といえば「私」を意味する「I」のほか、仮定を表す「If」、「Imagine」や「Idea」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「I」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
普段、タイトルの頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲と出会えるかもしれません。
どんな曲があるのか楽しみにしながら記事をご覧ください。
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(91〜100)
In Fiction (ft. Airports & Grumble Bee)FLOYA

ポストハードコアシーン出身という共通の背景を持つメンバーによって2022年に結成されたドイツのデュオ、フローヤ。
ポップ・ロックとEDM的要素を融合させた幻想的なサウンドで注目を集めていますね。
そんな彼らがオーストラリアのエアポーツ、そしてイギリスのグランブル・ビーを迎えて制作したのが、初の共作となる作品です。
この楽曲は「過ごしてきた人生がすべて夢で、目が覚めると全く別の世界にいた」という映画のように壮大な物語を描いています。
夢と現実の狭間で揺れる感情が、3組の個性がドラマティックに混ざり合うサウンドで表現されているのが素晴らしい。
2024年のアルバム『Yume』からさらに世界観を拡張した野心的な一曲で、物語に没入したい夜に聴けば、シネマティックな音像に引き込まれることでしょう。
In A DreamACRAZE

過去の名曲を現代のダンスフロア向けに蘇らせる手法は、多くのDJが得意としていますよね。
そんな中でもニューヨーク出身のプロデューサー、アクレイズさんの手腕は際立っていると言えるでしょう。
本作は1997年のヒット曲を、彼が得意とするグルーヴィーなエレクトロハウスとして再構築した作品です。
夢の中でしか結ばれない切ない片思いの感情を、高揚感あふれるシンセと躍動的なベースラインで包み込み、フロアを揺らす多幸感に満ちたアンセムへと昇華させている構成は、見事というほかありません。
この楽曲は2023年7月に公開された作品で、世界的ヒット『Do It To It』の流れを汲んでいます。
心地よいグルーヴに身を任せたい、そんな気分のときにぴったりの一曲ではないでしょうか?
Imaginary PlayerzCardi B

歯に衣着せぬスタイルでヒップホップシーンをけん引するカーディ・Bさんが、2025年8月にリリースした新作を紹介します。
この楽曲は、ヒップホップのレジェンド、ジェイ・Zさんの名曲をサンプリングしたこだわりの1曲。
偽の成功者を一蹴し、自身の揺るぎない地位をクールに見せつけるリリックは、まさに彼女の真骨頂といえるでしょう。
本人が「この曲を出すために戦った」と語るほど情熱を注ぎ、ジェイ・Zさんから許可を得たのが「午後4時44分」だったという逸話も、ファンにはたまらない演出ですね。
本作は、同年9月発売予定のアルバム『Am I the Drama?』に収録されます。
圧倒的な自信とクールなビートが、聴く人の気分を上げてくれること間違いなしですよ。
I Love LucyKhamari

ボストンの名門バークリー音楽大学で音楽の礎を築いたR&Bアーティスト、カマリさん。
VEVOが選ぶ「Artists to Watch 2024」に名を連ねるなど、次世代のシーンを担う存在といっても過言ではありません。
そんな彼が2025年8月に公開したセカンドアルバム『To Dry a Tear』の冒頭を飾るのが、こちらの作品です。
この楽曲は愛情と幻想の狭間で揺れる繊細な心模様を描いており、アルバム全体を貫く「信頼」や「依存」といった内省的なテーマへの完璧な導入部となっています。
ローリン・ヒルさんやジェフ・バックリィさんからの影響を独自に昇華させたオルタナティブなサウンドは、メロウでありながらどこか切ない雰囲気がただよっています。
孤独な夜、じっくりと自分の心と向き合いたい時に聴けば、その世界観に深く引き込まれるはずです。
I Don’t Care…LUCKI & Lil Yachty

シカゴ出身で、クラウドラップと呼ばれる独自のスタイルを築き上げたラッパー、ラッキーさん。
その内省的で感情豊かなリリックと浮遊感のあるサウンドで、アンダーグラウンドシーンから絶大な支持を集めています。
そんな彼の作品が、アトランタの人気者リル・ヨッティさんとの一曲。
2021年以来のタッグとなる本作は、ラッキーさんのメランコリックなビートとリル・ヨッティさんのユニークなフロウが見事にマッチしています。
すべてを達観したようなクールな態度と物憂げなバイブスが印象的で、1人でチルしたい夜に聴くのにもオススメです。
この作品は、近く公開が期待されるアルバム『DRGS R BAD*』からの一曲です。
I Like Me BetterLauv

インディーポップの新星としてファンを魅了するシンガーソングライター、ラウヴさん。
彼がニューヨークへ移り住み、恋に落ちた経験から生まれた楽曲は、世界中で大ヒットを記録しました。
誰かといることで「もっと自分が好きになる」という、ピュアでまっすぐな想いが描かれており、多くのリスナーの共感を集めているんですよね!
そうした心温まるテーマはもちろん、自身の声を加工したユニークなサウンドと心地よいビートも相まって、感情が高鳴る1曲。
本作は2017年5月に公開され、全米チャートで最高27位を記録したほか、Netflix映画『To All the Boys I’ve Loved Before』の予告編にも起用されました。
恋が始まった瞬間の、胸が震えるような感覚を思い出したい時にぴったりです。
Icarus LivesPeriphery

ペリフェリーは圧倒的なテクニックを持ち、プログレッシブかつ洗練されたメタルサウンドで独自の世界観を切り開いているバンドです。
この楽曲は、複雑なリズムを用いた重厚なリフを鳴らす、いわゆるジェントと呼ばれる音楽スタイルを世に知らしめたことでも有名。
高みを目指す人間の野心と、その果てにある破滅という普遍的なテーマを壮大なサウンドで描いています。
2010年4月に発売されたデビューアルバム『Periphery』に収録され、バンドの評価を決定づけた1曲です。
ただ激しいだけでなく、構築美と物語性に満ちラウドな楽曲を聴きたい方にオススメです。





