「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「I」で始まる英単語といえば「私」を意味する「I」のほか、仮定を表す「If」、「Imagine」や「Idea」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「I」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
普段、タイトルの頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲と出会えるかもしれません。
どんな曲があるのか楽しみにしながら記事をご覧ください。
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(51〜60)
I Want TomorrowEnya

アイルランド出身のエンヤさんによる、記念すべき初のソロ・シングルです。
BBCのドキュメンタリー番組の楽曲として書き下ろされ、1987年に発表されました。
幾重にも重ねられた彼女の幻想的な歌声は、まるで壮大な物語の幕開けを告げているかのよう。
神秘的なコーラスとシンセサイザーが織りなす音の世界に、思わず引き込まれてしまいますよね。
古代の女王をテーマにしたという歌詞には、明日への強い願いや未知なるものへの高揚感が込められているのだとか。
新しい世界へ踏み出す時の、期待と不安が入り混じる気持ち。
この荘厳で美しいメロディは、そんな揺れ動く心にそっと寄り添い、勇気を与えてくれるのではないでしょうか?
I Could BeSinitta

音楽一家に生まれ、イギリスとアメリカを拠点に活躍したシニッタさんの記念すべきデビューシングルです。
1983年に発表されたこの曲は、80年代の空気を詰め込んだようなシンセポップ。
きらびやかなサウンドと心弾むビートは、後の彼女の世界的ヒットを予感させますよね。
「私ならあなたの特別な人になれるかもしれないのに」。
そんな自信と期待が入り混じった思いを、ダンスフロアから熱い視線で送っているような情景が浮かびます。
この曲でクラブシーンの注目を集め、ポップスターへの道を歩み始めたシニッタさん。
この一曲に、後の輝かしい活躍の原石が隠されているのかもしれませんね。
IsaEnslaved

氷河が大地を削るように、メタルの常識を更新し続けるノルウェーのバンド、エンスレイヴド。
1991年、当時わずか13歳と17歳だった少年たちが北欧神話を礎に結成しました。
その音楽は初期のヴァイキングメタルから壮大なプログレッシブサウンドへと進化。
1994年のデビュー以来、探求を止めない姿勢は高く評価され、アルバム『Vertebrae』でノルウェーの権威ある音楽賞を受賞しました。
攻撃性と芸術性が融合した音像は、既存のジャンルに収まらない知的な刺激を求めるあなたの感性を間違いなく揺さぶるでしょう。
If the World Was EndingJP Saxe & Julia Michaels

カナダ出身のジェイピー・セイクスさんとアメリカで活躍するジュリア・マイケルズさんのデュエット作品です。
もし世界が終わるなら、もう会う理由もないはずの元恋人のもとへ駆けつけてしまう、そんな切ないもしも話を描いています。
静かなピアノの音色に乗せて語りかけるような二人の歌声は、お互いへの消せない愛情を浮かび上がらせ、心がキュッと締め付けられますよね。
本作は2019年10月に公開され、後にEP『Hold It Together』に収録。
多くのアーティストが参加したチャリティ企画が実現するなど、そのメッセージは広く共感を呼びました。
会えない恋人を想う方なら、この痛いほどの愛情に自分の姿を重ねてしまうかもしれません。
I’m Still In Love With YouAlton Ellis

「ロックステディのゴッドファーザー」と称されるジャマイカの音楽家、アルトン・エリスさんが1967年頃に発表したロックステディを代表する名曲です。
R&Bの影響を感じさせる甘くソウルフルな歌声で、今もなお君を愛しているという切ない恋心を歌い上げています。
この曲の持つ魅力は、時代を超えても色あせることなく、多くのアーティストに影響を与え続けてきました。
マーシア・エイトケンさんのアンサーソングや、ショーン・ポールさんのカバー版を聴いたことがある方もいらっしゃるのでは?
原曲が持つ普遍的なストーリー性が、新たな物語を生み出す源泉となっているのかもしれませんね。