「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「I」で始まる英単語といえば「私」を意味する「I」のほか、仮定を表す「If」、「Imagine」や「Idea」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「I」から始まる洋楽の名曲を紹介していきますね!
普段、タイトルの頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、その分、これまではあまり目につかなかった曲と出会えるかもしれません。
どんな曲があるのか楽しみにしながら記事をご覧ください。
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜30)
It Comes For YouNEW!Fit For An Autopsy

アメリカのデスコアシーンで独自の地位を築くバンド、フィット・フォー・アン・オートプシー。
社会問題に鋭く切り込む歌詞と、重厚かつダイナミックなサウンドで世界的な評価を集めています。
そんな彼らが2025年9月に公開したのが、アルバム『The Nothing That Is』以来となる一撃。
本作は権威や圧政への痛烈な抗議がテーマで、迫り来る脅威の描写は聴く者の心臓を直接掴むかのよう。
初期の野性的な凶暴さと、ギタリストのウィル・プトニーさんが手がける近年の洗練されたプロダクションが同居したサウンドは、聴けば一発でやられてしまうこと間違いなし!
重量感と明瞭さを両立させた激烈な音楽が聴きたい、という方には確実におすすめです。
I’m your firstNEW!flowerovlove

耳の早い音楽ファンに注目を集めているロンドン出身のシンガーソングライター、フラワー・オブ・ラブさん。
2005年生まれという若さながら、DIY感覚のポップスで頭角を現し、音楽だけでなくファッションアイコンとしても絶大な人気を誇る存在なのですね。
英国版Vogueが“2025年の要注目アーティスト”に選出するなど、その勢いはとどまるところを知りません。
そんな彼女が2025年9月にリリースした本作は、聴くだけで気分が上がるキラーチューン!
恋愛における“初めての特別な存在”としての自分を誇らしげに歌う、自己肯定感にあふれたリリックがとても魅力的です。
きらびやかなシンセと弾むようなビートが組み合わさったサウンドは、インディとポップスの良さを併せ持ったような感じですね。
自信を持ちたい時や、新しい一歩を踏み出すあなたの背中を押してくれる一曲と言えるでしょう。
「I」から始まるタイトルの洋楽まとめ(31〜40)
IronicAlanis Morissette

90年代オルタナティヴ・ロックを代表するカナダ出身のシンガーソングライター、アラニス・モリセットさん。
その告白的な歌詞で多くの共感を集めましたよね。
彼女が1995年発表の名盤『Jagged Little Pill』からの一曲は、人生のうまくいかない皮肉な出来事をテーマにした大名曲です。
結婚式の日に雨が降るなど、誰もが経験しうる「ついてない」状況を、力強くも繊細なボーカルで歌い上げています。
こんな時、隣で一緒に笑ってくれた友だちがいたな、なんて青春の記憶がよみがえりませんか?
カナダのチャートで6週連続首位を獲得したこのキラーチューンは、辛いことも笑い飛ばせる元気をくれる友情ソングとも取れるでしょう。
アラニスさん自身が複数の人格を演じるMVも印象的なので、合わせてチェックしてみてくださいね。
I’m YoursJason Mraz

心地よいアコースティックギターの音色が、夏の終わりの少し寂しい心に染みわたるようです。
シンガーソングライター、ジェイソン・ムラーズさんのこの曲は、軽快なレゲエ調のサウンドが特徴で、聴いているだけで自然と心が解きほぐされていきますね。
歌詞で描かれているのは、ためらいを捨てて真っ直ぐに伝える、無防備で大きな愛。
その素直な感情が、夕暮れの海辺で感傷に浸るようなシチュエーションに不思議とマッチするんですよね。
本作は2008年リリースのアルバム『We Sing. We Dance. We Steal Things.』に収録され、全米チャートに76週ランクインするという記録を打ち立てました。
キリンビールのCMソングとしても親しまれた、夏の思い出に浸りたいときに聴きたい名曲です。
I Think I Like You Better When You’re GoneNEW!Reneé Rapp

ブロードウェイでの活躍も記憶に新しい、アメリカ出身のシンガーソングライター兼女優のルネー・ラップさん。
自身のセクシュアリティや経験を率直に表現するスタイルが、多くの共感を呼んでいますね。
2025年8月にリリースされたセカンドアルバム『Bite Me』に収録されているナンバーは、フォーク・ポップにR&Bの要素を織り交ぜた内省的な1曲です。
恋人がいない方が自分らしくいられるという、複雑で皮肉めいた心境を繊細なボーカルで歌い上げています。
本作が収められたアルバム『Bite Me』は、イギリスのチャートで1位を記録するなど国際的なヒットとなりました。
人間関係の距離感に悩んだとき、一人の時間を大切にしたい夜に聴くと、深く心に響くのではないでしょうか。
In & OutNEW!Rich Amiri

2024年のアルバム『War Ready』も記憶に新しい、ボストン出身のラッパー、リッチ・アミリさん。
彼の2025年9月に公開された作品は、クラブのフロアを揺らすような、パワフルなビートがとことん詰め込まれた一曲です。
Playboi Cartiらの影響も感じさせる、いわゆる”underground rage”シーンのサウンドというやつですね。
そこに彼特有のメロディアスで内省的なフロウが乗ることで、ただ攻撃的なだけではない深みが生まれています。
本作では、成功の裏にある人間関係の移ろいや不安定な心情が描かれているのではないでしょうか。
2024年2月に『One Call』がビルボードHot 100で60位を記録した、彼の勢いが凝縮されたナンバーです。
InsideNEW!Teenage Disaster

ホラー映画的な恐怖と猟奇的なモチーフで、独自のダークな世界観を構築するティーンエイジ・ディザスターさん。
音楽制作のみならず、俳優やアニメーターとしても活動するマルチなクリエイターです。
2022年からは大手レーベルと契約し活動する彼が2025年9月にリリースした楽曲は、自身の内面世界を深く掘り下げるオルタナティブ・チューンです。
本作では、歪んだベースと畳みかけるラップが心理的な密室に渦巻く閉塞感や衝動を見事に描き出していますね。
攻撃的なサウンドの中に、ポップ・パンク由来のキャッチーなメロディが光る構成は、彼の持つ劇場的なセンスがうかがえます。
刺激的でありながらも内省的な物語に浸りたい人にとっては、たまらない一曲と言えるでしょう。