洋楽のミディアムバラードの名曲
ミディアムバラードは情熱的に歌い上げるボーカルと心地よいテンポで、特に日本人に人気のカテゴリーです。
洋楽にもミディアムバラードの名曲はたくさんあります。
今回はそんな洋楽のミディアムバラードの名曲のなかでも特におすすめなものをセレクトしてみました。
洋楽のミディアムバラードの名曲(51〜55)
WonderlandXTC

XTC(エックス・ティー・シー)は、イギリス出身のロックバンドです。
デビュー当初はパンクなイメージでしたが、次第に音楽性が変化し、独特な音作りと存在感を示すバンドになっていきました。
不思議な転調、びっくりするようなメロディラインなど、彼らが作り出すサウンドにはいつも驚かされっぱなしでした。
本作は、「不思議の国のアリス」のイメージがいっぱい詰まった楽曲で、MVもそれに基づいて作られています。
ゆったりした曲調で、ぼんやり夢見るような世界が展開されている楽曲です。
本作は1983年のアルバム「ママー」に収録されていました。
LightsJourney

アメリカのハードロックバンド、ジャーニー。
彼らが1978年にリリースしたアルバム「インフィニティ」の1曲めに収録されていた曲です。
のちにシングルカットされました。
ジャーニーといえば「ドント・ストップ・ビリービン」や「オープン・アームズ」が有名ですが、本作はそういった曲の陰に隠れた名曲です。
スティーブ・ペリーの朗々とした歌声を聴いていると、都会の夜明け(ベイアリア)の光景が見えてくるようです。
HeavenBryan Adams

84年発表のアルバム「Reckless」収録。
59年生まれ。
カナダ出身のシンガーソングライター。
全編を流れるピアノの音色が実に優しく心地良く響き渡ります。
とても甘ったるい歌詞のラブソングですが、ハスキーボイスの彼が歌うと、カッコよく聴こえるから不思議ですね。
Time After TimeCyndi Lauper

83年発表のアルバム「She’s So Unusual」収録。
53年生まれ。
ニューヨーク州出身の歌手。
彼女の代表曲の一つで、Miles Davisを始めとするたくさんのミュージシャンにカバーされている定番ナンバーとして定着しています。
彼女の歌声がソウルフルで心に響きます。
Never Tear Us AparINXS

87年発表のアルバム「Kick」収録。
77年に結成されたシドニー出身の5人組ロックバンド。
バックで静かに音色を奏でるキーボードと主張するギターサウンドが曲調によく合っていて、クールだと思います。
ソウルフルなMichaelのボーカルもかっこいいです。