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【初心者向け】洋楽メロコアの名曲まとめ

2020年代の現在も「メロコア」という言葉を聞いただけで思わず胸が高鳴ってしまう……そんな方は世代を問わず多くいるはず。

メロコアという呼び方はあくまで日本でしか通用しない造語ですが、海外では「メロディック・ハードコア」と呼ばれるジャンルは文字通り80年代のアグレッシブなハードコアから影響を受けながらも、メロディックでシンガロングできるパートも多く盛り込まれているジャンルです。

時代とともにさまざまな要素を取り込んでいるバンドが多いのも事実ですが、本稿ではまさに「メロコア」と言いたい曲を中心に初心者におすすめの名曲たちを紹介しています。

泣きながら拳を振り上げて合唱したい方、ぜひご覧ください!

【初心者向け】洋楽メロコアの名曲まとめ(1〜10)

May 16Lagwagon

1989年、カリフォルニア州で結成されたラグワゴンは、メロディック・ハードコアやポップパンクなどを90年代パンクシーンにおいて重要な役割を果たしたバンドです。

特に『May 16』は、1998年11月24日にリリースされたアルバム『Let’s Talk About Feelings』に収録されており、ファンにとっては特別な作品です。

この楽曲は、深い感情と失われた友情をテーマにしており、ジョーイ・ケープさんの親友との複雑な関係を描いています。

音楽的には、エネルギッシュながらもメロディアスなパンクロックが特徴です。

真摯な歌詞とエネルギーに満ちた演奏は、多くのリスナーの心を打つでしょう。

友情や人生の挫折に直面している人々、特に自己発見と成長の瞬間を重んじる方々にオススメですよ!

SufferBad Religion

バッド・レリジョンは、1980年に結成されたアメリカのパンクロック界のレジェンドです。

特に1988年リリースのアルバム『Suffer』は、メロディック・ハードコアの傑作として、今も多くのアーティストやファンから尊敬を集めています。

このアルバムのタイトルトラック『Suffer』は、日常の苦悩と社会の不条理を鋭く批判する歌詞が特徴です。

バッド・レリジョンの音楽は、単なる怒りではなく、深い思索と独自の観点から社会を見つめ直すきっかけを提供してくれます。

メロディックでキャッチーながらも、核心をつく歌詞は、考えさせられる内容となっており、聴く者に強い印象を残します。

本作は、パンクロックに興味がある人はもちろん、社会に対して何か感じることがある人にもオススメです。

バッド・レリジョンさんの長いキャリアの中でも特に影響力のある作品を是非この機会に聴いてみてくださいね!

I’m The OneDESCENDENTS

1977年にカリフォルニア州で結成されたディセンデンツは、メロディック・ハードコアの草分けとして知られています。

彼らの楽曲『I’m The One』は、1996年のアルバム『Everything Sucks』からのシングルとしてリリースされました。

この曲は、片思いの切なさとその葛藤を鋭く、しかし何処か温かみのあるメロディで描いています。

加えて良く動く心地よいベースラインは、ディセンデンツらしいサウンドの一つと言えるでしょう。

彼らの音楽は多くの人々に影響を与え続けており、この曲でもその実力が充分に発揮されています。

失恋したばかりで切ない思いに浸りたい人や、青春の甘酸っぱい思い出を回想したい方に特にオススメです。

ディセンデンツの楽曲への一歩としても、『I’m The One』は最適な選曲だと言えるでしょう。

PredispositionFifteen

1989年にジェフ・オットさんとジャック・カランさんによって結成され、90年代を通じて活動したフィフティーンは、社会問題に対する鋭いメッセージを音楽で伝えることで知られています。

彼らのアルバム『Buzz』からの楽曲『Predisposition』は、若者たちの葛藤と社会の矛盾を鮮明に描く力作です。

この曲は、リスナーに強く訴えかけるGメジャーのキーで、214BPMのテンポが特徴的です。

特に攻撃や愛の求め方、自己破壊へと向かう精神的毒に対して、理想の軍隊を作り上げて変化を求めるメッセージは、今日においても非常に重要です。

ジェフ・オットさんの個人的な経験を元にした歌詞は、聴く者の心に深く響くでしょう。

社会問題に興味がある方、深いメッセージを音楽から受け取りたい方にオススメです。

Failed ImagineerPropagandhi

1986年にカナダで結成されたプロパガンディは、政治的なメッセージを音楽に込めることで知られるパンクロックバンドです。

2017年にリリースされたアルバム『Victory Lap』からの楽曲『Failed Imagineer』は、個人の葛藤や親子関係の複雑さをテーマにしています。

この曲は父親の立場からの後悔と責任感を深く掘り下げ、世代を超えたトラウマに向き合う過程を描いています。

プロパガンディの音楽は、エネルギッシュで鋭い社会批評を含むため、意識の高いリスナーや、社会問題に関心を持つ方に特にオススメです。

また、心を揺さぶるメッセージと繊細な歌詞が、深い感情を呼び起こすことでしょう。