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【初心者向け】洋楽メロコアの名曲まとめ

2020年代の現在も「メロコア」という言葉を聞いただけで思わず胸が高鳴ってしまう……そんな方は世代を問わず多くいるはず。

メロコアという呼び方はあくまで日本でしか通用しない造語ですが、海外では「メロディック・ハードコア」と呼ばれるジャンルは文字通り80年代のアグレッシブなハードコアから影響を受けながらも、メロディックでシンガロングできるパートも多く盛り込まれているジャンルです。

時代とともにさまざまな要素を取り込んでいるバンドが多いのも事実ですが、本稿ではまさに「メロコア」と言いたい曲を中心に初心者におすすめの名曲たちを紹介しています。

泣きながら拳を振り上げて合唱したい方、ぜひご覧ください!

【初心者向け】洋楽メロコアの名曲まとめ(1〜20)

PredispositionFifteen

1989年にジェフ・オットさんとジャック・カランさんによって結成され、90年代を通じて活動したフィフティーンは、社会問題に対する鋭いメッセージを音楽で伝えることで知られています。

彼らのアルバム『Buzz』からの楽曲『Predisposition』は、若者たちの葛藤と社会の矛盾を鮮明に描く力作です。

この曲は、リスナーに強く訴えかけるGメジャーのキーで、214BPMのテンポが特徴的です。

特に攻撃や愛の求め方、自己破壊へと向かう精神的毒に対して、理想の軍隊を作り上げて変化を求めるメッセージは、今日においても非常に重要です。

ジェフ・オットさんの個人的な経験を元にした歌詞は、聴く者の心に深く響くでしょう。

社会問題に興味がある方、深いメッセージを音楽から受け取りたい方にオススメです。

No CigarMillencolin

Millencolin – “No Cigar” (Full Album Stream)
No CigarMillencolin

スウェーデンが誇るメロディック・パンクの雄、Millencolinの代表曲と言っても過言ではありません。

2000年2月にリリースされたこの楽曲は、社会の期待や規範に疑問を投げかけ、自分らしさを貫くことの大切さを歌い上げています。

キャッチーなメロディとエネルギッシュな演奏、そしてNikola Sarcevicさんの力強いボーカルが見事に調和し、聴く者の心を掴んで離しません。

本作は、ビデオゲーム「Tony Hawk’s Pro Skater 2」のサウンドトラックにも起用され、さらなる注目を集めました。

仕事や人間関係に疲れ果てたあなたの心を、きっと元気づけてくれるはずです。

New DirectionGorilla Biscuits

ゴリラ・ビスケッツは、1987年にニューヨークで結成されたストレートエッジハードコアパンクバンドで、特に1989年リリースのアルバム『Start Today』に収録された『New Direction』で知られています。

この曲は、自己啓発とポジティビティのアンセムとして、否定的な影響から自立し、変化を受け入れ、自己肯定感を持って新たな方向へ進むことをリスナーに奨励しています。

エネルギッシュなライブパフォーマンスとポジティブなメッセージで、ニューヨークのハードコアシーンにおける多様性と包括性の推進者としても活動。

本作は、ディセンデンツや7 Secondsのメロディ、マイナー・スレットの怒り、バッド・ブレインズのミュージシャンシップに影響を受け、変化を促し、遠慮なく生きることを奨励する力があります。

このメッセージ性の強さが、多くのファンに支持され続ける理由です。

特に、自己探求中の若者や、変化を求めている人々にオススメしたい楽曲です。

Pride And PrejudiceMega City Four

1980年代後半から1990年代にかけての活躍で知られるメガシティフォーは、イギリスのインディーロックシーンで確固たる地位を築いたバンドです。

デビューアルバム『Tranzophobia』に収録されている『Pride And Prejudice』は、バンドの初期の音楽性を象徴する楽曲で、そのメロディックなサウンドは今でも多くのファンに愛されています。

この楽曲では、新しい始まりを求めて旅立つ若者の心情が描かれており、夢への追求とそれに伴う葛藤や挑戦が語られています。

リスナーは、不安や恐れを乗り越えて前進する重要性について考えさせられるでしょう。

メガシティフォーの音楽は、変化と成長を求めるすべての人にとっての励みとなるはずです。

特に自分の未来に対して一歩を踏み出そうとする人々にとって、『Pride And Prejudice』は強い共感と勇気を与える楽曲です。

Closed Doorsbelvedere

疾走感あふれるメロディック・ハードコアサウンドと、曲ごとの変化が魅力のBelvedereさん。

本作は、緻密なギターリフと疾走感溢れるドラムが、聴く者の心を鷲掴みにします。

エネルギッシュなボーカルも相まって、一度聴いたら忘れられない印象を与えます。

多彩なアレンジがちりばめられ、メロディーのキャッチーさも抜群で、ファンから絶大な支持を受けています。

2004年6月にリリースされたアルバム『Fast Forward Eats the Tape』に収録された本作は、複雑化する関係性や別れの決断、そして孤独感について歌われています。

メロコアファンなら一度は耳にしておくべき、圧倒的な名曲です。