【初心者向け】洋楽メロコアの名曲まとめ
2020年代の現在も「メロコア」という言葉を聞いただけで思わず胸が高鳴ってしまう……そんな方は世代を問わず多くいるはず。
メロコアという呼び方はあくまで日本でしか通用しない造語ですが、海外では「メロディック・ハードコア」と呼ばれるジャンルは文字通り80年代のアグレッシブなハードコアから影響を受けながらも、メロディックでシンガロングできるパートも多く盛り込まれているジャンルです。
時代とともにさまざまな要素を取り込んでいるバンドが多いのも事実ですが、本稿ではまさに「メロコア」と言いたい曲を中心に初心者におすすめの名曲たちを紹介しています。
泣きながら拳を振り上げて合唱したい方、ぜひご覧ください!
【初心者向け】洋楽メロコアの名曲まとめ(21〜30)
Bro hymnPennywise

ベーシストのJason Matthew Thirskによって、交通事故で死んだ3人の友人について書かれた曲。
1991年のセルフタイトルのデビューアルバムに収録されました。
1996年に、アルコール依存症とうつ病に苦しんでいたJasonが自殺した後、バンドはこの曲を再レコーディングし、彼に捧げています。
American IdiotGreen Day

グリーン・デイさんの代表曲といえば、まずこの楽曲を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
2004年9月にリリースされたアルバム『American Idiot』からの先行シングルで、世界中で大ヒットを記録しました。
アメリカの社会や政治への鋭い批判を込めたパンクロックの名曲です。
パワフルなギターリフと鋭い歌詞で、聴く者の心に強烈な印象を与えます。
本作はグラミー賞のベスト・ロック・アルバムを受賞し、グリーン・デイさんのキャリアの転換点となりました。
プロテストソングとしての側面も持ち合わせており、社会への問題提起を感じ取りたい方におすすめです。
WeightlessAll Time Low

アメリカのバンド、All Time Lowのアルバム「Nothing Personal」からの最初のシングル・リリース曲です。
”成長したくない”、という気持ちを歌った曲で、フロントマンのAlex Gaskarthによって、今までに書いた中で最高の曲のひとつと言われています。
Peaceful DayPennywise

疾走感あふれるギターリフと力強いドラムが特徴的な本作は、メロコアの王道を行く名曲といえるでしょう。
歌詞には社会への問題提起や個人の葛藤が込められており、聴く人の心に深く刻まれます。
Pennywiseが1995年6月にリリースしたアルバム『About Time』に収録されており、Billboard 200で96位を記録しました。
このアルバムはベーシストのジェイソン・スィルスクさんが参加した最後の作品となりました。
青春時代の思い出と共に、今でも多くのファンに愛され続けている一曲。
パンクロックが好きな方はもちろん、社会派の歌詞に共感できる方にもおすすめです。
Mr. CoffeeLagwagon

コーヒーをテーマにした軽快でユーモラスな楽曲が、LAGWAGONによって生み出されました。
朝のルーティンとカフェイン依存を皮肉を込めて描き、アメリカの働く文化への鋭い洞察を提供しています。
パワフルなギターリフとエネルギッシュなドラムビートが、歌詞の内容とうまく調和しており、聴く人を楽しませてくれます。
本作は1992年にリリースされた彼らのデビューアルバム『Duh』に収録されており、LAGWAGONの音楽性を確立する重要な一曲となりました。
パンクロックファンはもちろん、忙しい日々を送る現代人にとっても、共感できる要素が詰まった楽曲となっているのではないでしょうか。