海外ボカロP特集。洋楽ボカロのススメ【英語・ドイツ語etc…】
ニコニコ動画をきっかけとして日本で広がってきたボカロ文化ですが、近年では海外での人気も高まってきました!
英語歌唱用の合成音声ライブラリもありますし、日本語曲を海外の方が聴きに来るのも当たり前に。
それにともなって、海外ボカロPたちによる作品もどんどん増えています!
ということで今回この記事では「洋楽ボカロ曲」をたくさんご紹介!
ここに、あなたの出会ったことのないボカロシーン、新しい音楽世界が広がっているのかもしれませんよ!
海外ボカロP特集。洋楽ボカロのススメ【英語・ドイツ語etc…】(61〜65)
No-Return CoordinatesDoNotCrossP

やるせない雰囲気がただよう、不思議な曲調に引き込まれます。
ロシア在住のボカロP、DoNotCrossPさんによる作品で2016年に公開されました。
淡々としたリズムとメロディー、そしてシンセサイザーフレーズの合わせ技が独特な魅力を放っています。
歌詞には、過去を変えることはできない、しかし後悔を抱えたままでもとにかく前へ進んでいくんだ、という切実な思いがつづられています。
音像とメッセージ性が噛み合っていて、心に来ます。
LEGENDS♥TALESMarvyanakaP

2015年の楽曲。
MarvyanakaPさんがシューティング要素を組み合わせた独自のRPGゲーム『Undertale』に感銘を受けて制作したそうです。
ボーカルは日本語と英語のバイリンガル男性ボカロである、YOHIOloidが担当。
GACKTさんのファンであるスウェーデンのシンガー、ヨヒオさんがベースで、男前でソリッドながら繊細な一面もにじみ出ています。
ゲームの登場キャラクターであるアズリエルの魅力をフォーカスしているので、そちらにも注目して聴いてみてください!
Play My GameRobo

体を揺らしてノりたくなる、キャッチーでポップなダンスチューンです。
イタリアのボカロP、Roboさんによる楽曲で、2019年に公開されました。
歌モノというよりは、初音ミクの歌声を楽器の一つとしてとらえたインスト寄りな仕上がり。
そのままクラブやフェス会場で流れていてもおかしくないと思えてしまう、かなり本格的なEDMと言えます。
何も考えず、このスタイリッシュなポップサウンドに、ただただ身を任せてみませんか?
Moonlight SynapseQuasarP

近未来感にあふれるEDMチューンはいかがでしょうか。
香港在住のボカロP、QuasarPさんの楽曲で、2018年に公開されました。
SFチックなシンセサイザーサウンド、そして計4人のボカロたちが織りなすハーモニーが特徴的。
PVの印象、そして歌詞にも引っ張られていますが、聴いていてなんだか宇宙にいるような気分になってきます。
ボカロによるハイセンス、スタイリッシュなエレクトリックミュージックが聴きたいならぜひとも。
おわりに
日本のボカロ曲とはまた違った魅力にあふれた楽曲ばかりだったかと思います。
「洋楽ボカロ」という言葉だけではくくりきれない地域性、多様な文化があるんですよね。
今まで知らなかったお気に入りの1曲、見つかったでしょうか。