海外ボカロP特集。洋楽ボカロのススメ【英語・ドイツ語etc…】
ニコニコ動画をきっかけとして日本で広がってきたボカロ文化ですが、近年では海外での人気も高まってきました!
英語歌唱用の合成音声ライブラリもありますし、日本語曲を海外の方が聴きに来るのも当たり前に。
それにともなって、海外ボカロPたちによる作品もどんどん増えています!
ということで今回この記事では「洋楽ボカロ曲」をたくさんご紹介!
ここに、あなたの出会ったことのないボカロシーン、新しい音楽世界が広がっているのかもしれませんよ!
海外ボカロP特集。洋楽ボカロのススメ【英語・ドイツ語etc…】(51〜60)
REJECTIONyawa yawa

タイトルの意味は「拒絶」です。
タイトルから受けるきついイメージとは反して、ノリのいいダンスミュージックです。
そこに初音ミクの声が重なることでアッパーな雰囲気を作り出しています。
頭を振ってノリたくなりますね。
No-Return CoordinatesDoNotCrossP

やるせない雰囲気がただよう、不思議な曲調に引き込まれます。
ロシア在住のボカロP、DoNotCrossPさんによる作品で2016年に公開されました。
淡々としたリズムとメロディー、そしてシンセサイザーフレーズの合わせ技が独特な魅力を放っています。
歌詞には、過去を変えることはできない、しかし後悔を抱えたままでもとにかく前へ進んでいくんだ、という切実な思いがつづられています。
音像とメッセージ性が噛み合っていて、心に来ます。
LEGENDS♥TALESMarvyanakaP

2015年の楽曲。
MarvyanakaPさんがシューティング要素を組み合わせた独自のRPGゲーム『Undertale』に感銘を受けて制作したそうです。
ボーカルは日本語と英語のバイリンガル男性ボカロである、YOHIOloidが担当。
GACKTさんのファンであるスウェーデンのシンガー、ヨヒオさんがベースで、男前でソリッドながら繊細な一面もにじみ出ています。
ゲームの登場キャラクターであるアズリエルの魅力をフォーカスしているので、そちらにも注目して聴いてみてください!
I=Fantasy“hitman” bang

2011年公開の楽曲。
今や世界を代表するスターとなったBTSの生みの親、パン・シヒョクさんが育てたガールズグループ、GLAMのメンバーであるタヒさんが韓国ボカロの主人公として紹介され話題になりました。
そんなパン・シヒョクさんがプロデュースした『I=Fantasy』。
タヒさんがベースな韓国初のボカロとなった、シユの歌声に重なるサウンド。
独特のリズムとテンポ感はどことなく当時のK-POPっぽさも感じられるような気がしますね。
海外ボカロP特集。洋楽ボカロのススメ【英語・ドイツ語etc…】(61〜70)
forwardDAYS

浮遊感がステキな中国語ボカロ曲です。
台湾発のバンド、Crystal Dancerのギタリストとして活動しているDaysさんの楽曲で、2019年に公開されました。
キラキラとしたシンセサウンド、ギターのリフレインが鳴り響く、幻想的な曲調が印象的。
アンビエントミュージックが好きな方ならとくに刺さるかもしれません。
思うがままに未来へ進んでいこう、というメッセージが込められた歌詞にははげまされます。
落ち込んだときに聴けば、きっと救われるはずです。
Left BehindEmpathP

作詞作曲のみならず自身の楽曲のキャラクターデザインも手がけるアメリカ人ボカロP、EmpathPさんの楽曲。
歌以外はピアノとストリングスのみで構成されたシンプルな楽曲構成でありながら、深みのある世界観が魅力。
いつのまにか曲の中に引き込まれてしまいます。
女声をメインにしながら、途中から男声が入ってくることで曲のストーリー性が大きく広がり、言葉がわからなくても情景が目に浮かぶ、とても完成度の高い楽曲です。
Moonlight SynapseQuasarP

近未来感にあふれるEDMチューンはいかがでしょうか。
香港在住のボカロP、QuasarPさんの楽曲で、2018年に公開されました。
SFチックなシンセサイザーサウンド、そして計4人のボカロたちが織りなすハーモニーが特徴的。
PVの印象、そして歌詞にも引っ張られていますが、聴いていてなんだか宇宙にいるような気分になってきます。
ボカロによるハイセンス、スタイリッシュなエレクトリックミュージックが聴きたいならぜひとも。