海外ボカロP特集。洋楽ボカロのススメ【英語・ドイツ語etc…】
ニコニコ動画をきっかけとして日本で広がってきたボカロ文化ですが、近年では海外での人気も高まってきました!
英語歌唱用の合成音声ライブラリもありますし、日本語曲を海外の方が聴きに来るのも当たり前に。
それにともなって、海外ボカロPたちによる作品もどんどん増えています!
ということで今回この記事では「洋楽ボカロ曲」をたくさんご紹介!
ここに、あなたの出会ったことのないボカロシーン、新しい音楽世界が広がっているのかもしれませんよ!
海外ボカロP特集。洋楽ボカロのススメ【英語・ドイツ語etc…】(21〜30)
Two of a KindGHOST

イラストレーター、ビデオエディターなどの顔も持つ音楽プロデューサー、GHOSTさんの楽曲。
うつろな雰囲気のAメロからあおるようなサビの重さが独特な雰囲気を打ち出しているナンバーです。
途中でノイズのような音が入り、少しずつ音が戻ってくる構成が、曲の不吉な雰囲気をさらに増長させている、曲の世界観に引き込まれる楽曲です。
The ExperimentSteampianist

高音のピアノと地をはうようなリズムが重厚感を生み出しているイントロ。
そしてそこからダークでありながらも開放感があるサビへと高まっていくテンションが絶妙なボカロ曲。
ボカロ曲に多い無理な高低差や早口のないため、メロディーだけでなく曲全体に耳が向くまとまりのある楽曲に仕上がっています。
海外ボカロP特集。洋楽ボカロのススメ【英語・ドイツ語etc…】(31〜40)
CONSUMPTION北沢強兵

退廃的な世界観に取り込まれてしまいます。
ルーマニア出身のボカロP、北沢強兵さんによる楽曲で、2020年に公開されました。
海外ボカロPの曲ですが、全編日本語歌詞の作品です。
ダークな雰囲気ただようトラックにミクのはかなげな歌声がぴたりとハマっていて、とてもクールな仕上がり。
ヒップホップの要素も感じられます。
そして、何もかもを捨て去ってしまいたい、という切実で悲しい思いが投影された歌詞に共感してしまう方、多いのではないでしょうか。
My Little LadyAdyS

タイトルの意味は「私のお嬢様」です。
メリーゴーランドで流れていそうな曲かと思いきや、すぐにベースが入ってきて、かっこいい感じに仕上がっています。
途中で全く違う曲調になるのですが、そのギャップもこの曲の魅力です。
Dummy Marchmomocashew

タイトルの意味は「偽物の行進曲」です。
ハロウィンの曲なので奇妙さがあるのですが、それと行進曲特有のテンポの良さの組み合わせがクセになります。
歌詞の日本語訳にもドキリとさせられるため、どの角度からも楽しめる曲です。
Spectaclenostraightanswer

無機質でスタイリッシュなエレクトリックミュージックはいかがでしょうか。
Kenji-Bという名義でも活動していたボカロP、ノーストレイトアンサーさんによる楽曲です。
自分の作ったものを知らない人が聴いてくれる、というその現象についての思いがつづられた歌詞は、創作している人にこそ響くかもしれませんね。
圧の強い音像ですが全体的にまとまりがあり、耳に心地いい印象。
音の海にどっぷりとひたれるかっこいいナンバーです。
It’s Our FaultVeeroos

ポーランド出身のアーティスト、Veeroosさんの楽曲。
前面に出たバスドラの重さと裏打ちのハイハットのリズム、コーラスをうまく重ねたVOCALOIDらしい奥行きのあるデジタルな歌に仕上がっています。
重量感がありながらも浮遊感のある雰囲気を作り出している、中毒性のあるナンバーです。