海外ボカロP特集。洋楽ボカロのススメ【英語・ドイツ語etc…】
ニコニコ動画をきっかけとして日本で広がってきたボカロ文化ですが、近年では海外での人気も高まってきました!
英語歌唱用の合成音声ライブラリもありますし、日本語曲を海外の方が聴きに来るのも当たり前に。
それにともなって、海外ボカロPたちによる作品もどんどん増えています!
ということで今回この記事では「洋楽ボカロ曲」をたくさんご紹介!
ここに、あなたの出会ったことのないボカロシーン、新しい音楽世界が広がっているのかもしれませんよ!
海外ボカロP特集。洋楽ボカロのススメ【英語・ドイツ語etc…】(11〜20)
Ah0TS

ダークな世界観に引き込まれる作品です。
ボカロP、0TSさんによる楽曲で、2024年12月にYouTubeで公開されました。
UTAUの足立レイの冷たい歌声と、エレクトロニカとインダストリアルを融合させた前衛的なサウンドが圧倒的な存在感を放ちます。
そして心の内、渦巻く葛藤を歌った歌詞にも引き込まれるんです。
魂のさけびを感じられるこの曲、ぜひじっくり味わってみてください。
How I Learned to Stop Worrying and Love the BombFerry

シンセサイザーとギターが織りなす、独創的なサウンドが魅力的なボカロ曲です。
ベラルーシ在住のボカロP、Ferryさんによる楽曲で、2025年3月に公開されました。
1964年の映画をオマージュした本作は、冷戦時代の核戦争をモチーフに、自己受容や内面的な葛藤を探求しています。
ノイジーなエレクトロニックサウンドと詩的な歌詞が織りなす世界観に物語性が感じられるんです。
ロック好きの方にもエレクトロニックミュージック好きの方にも新鮮な体験をもたらすはず。
Yanaが登場する他の曲もぜひチェックしてみてください。
Language of the LostRIP

切なさを抱えたエレクトロニックチューンです。
ボカロP、R.I.Pさんによる作品で2024年4月にリリース、コンピアルバム『DAEMON/DOLL』に収録されています。
重音テトによるエモーショナルなボーカルワークが魅力。
ノスタルジックな雰囲気をかもすシンセサイザーサウンドの上で、自己探求の物語、とにかく生きていこうとするその姿勢が描かれています。
孤独や自己のアイデンティティについて考えたい時に、心に寄り添ってくれる1曲です。
MannequinMonsterKID

Vrejlという名義でも活動していたボカロP、MonsterKIDさんの楽曲。
Aメロとサビで雰囲気がガラッと変わり、それをくり返した後で間奏でまたリズムが変わってサビに戻ってくる、という複雑な構成が、何度も聴きたくなってしまう中毒性を作り出しています。
ECHOCrusher-P

ボカロP、CrusherPさんの楽曲で、海外ボカロPの作品としては再生数がトップクラスのナンバーです。
音程が急激に変化しても音圧が変わらないVOCALOIDの特性とデジタルな音質を活かしたメロディーが耳に残ります。
長めの間奏では曲調が目まぐるしく変わり、聴き手を飽きさせずテンションを徐々に上げていく構成に仕上げています。