海外ボカロP特集。洋楽ボカロのススメ【英語・ドイツ語etc…】
ニコニコ動画をきっかけとして日本で広がってきたボカロ文化ですが、近年では海外での人気も高まってきました!
英語歌唱用の合成音声ライブラリもありますし、日本語曲を海外の方が聴きに来るのも当たり前に。
それにともなって、海外ボカロPたちによる作品もどんどん増えています!
ということで今回この記事では「洋楽ボカロ曲」をたくさんご紹介!
ここに、あなたの出会ったことのないボカロシーン、新しい音楽世界が広がっているのかもしれませんよ!
海外ボカロP特集。洋楽ボカロのススメ【英語・ドイツ語etc…】(41〜50)
The New ERAYZYX

VOCALOIDのクロスオーバージャンルを制作することで有名なチリの音楽プロデューサー・YZYXさんの楽曲。
「新しい時代」を意味する楽曲タイトルを表現するような、神秘的で荘厳なイメージが頭に浮かぶナンバーです。
3分に満たない楽曲でありながら、その凝縮された世界観は聴き手の心をわしづかみし、楽曲のストーリーに引き込む不思議な魅力を持っています。
無機質なVOCALOIDの歌声をうまく使った、機械的であるからこそ美しい楽曲と言えるのではないでしょうか。
ReportMarvyanaka

ポーランド出身の音楽プロデューサー、Marvyanakaさんの楽曲。
デジタルなVOCALOIDの歌声にさらにエフェクトをかけることにより、より機械的なサウンドに仕上げています。
間奏では日本的な旋律にも聴こえる琴の音が入り、リズムが倍の速度になってまた歌に戻るという、聴き手を飽きさせない構成です。
ASTHMAReoni☆

無機質なVOCALOIDの歌声、恐怖感をあおる音色、次第に疾走感を増していく構成でテンションを上げていくヘビーなボカロ曲。
曲中ほとんど同じコード進行で進むにもかかわらず表情が変化する構成と、途中で若干コード進行が変わることで生まれる緊張感がクセになるナンバーです。
Little DarlingMOROS

タイトルの意味は「愛しい人。
少し気になる人」です。
オルゴールのような音が主にリードして行きます。
そこに小気味のいいテンポで歌詞が歌われていくので、少し不気味に思っても聴くのをやめられない魅力があります。
The Girl I LovedModern Jazz Quartet

ハンドルネームがMartin John Qの略である、フィリピン在住のボカロP、MJQさんの楽曲。
曲の大半がピアノとストリングスのみで構成された演奏に、VOCALOIDであることを忘れてしまいそうな優しい歌声がマッチした、日本のボカロ曲とはまた違った魅力が感じられる、癒やされるナンバーです。
Situation Of MineMakku

厚みのあるシンセサウンドが流れるように押し寄せてきます。
ボカロP、Makkuさんによる楽曲で2016年に公開されました。
かなりクールな仕上がりのエレクトリックチューンで、VOCALOID男性英語音源DEXの深みのある歌声がぴったり。
後半にかけて盛り上がっていく展開も熱くてたまりません。
歌詞の内容は「私の気持ちをあなたは知らない」という感情の塊のような思い。
とめどなくあふれ出るかのごとく、心の奥底をさらしているエモーショナルなメッセージソングです。
Execution Girl ! ! !strovi

2018年にボカロPとしての活動停止を表明した音楽プロデューサー、stroviさんの楽曲。
シャッフルのリズムに乗ったヒステリックなギターと、無機質で抑揚の少ないボーカルのコントラストが絶妙なナンバーで、間奏での歌も耳に残る、とにかくクセになる曲です。