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洋楽リリース曲まとめ【2025年3月】

洋楽シーンでは2025年3月のリリースラッシュが話題を集めており、アリアナ・グランデさんの感情豊かなシンセポップから、ビーチ・バニーの内省的なインディーロック、そしてアリ・レノックスさんの甘美なR&Bまで、心を揺さぶる楽曲たちが続々と登場しています。

失恋の痛みに寄り添う優しいメロディや、自分らしさを取り戻すパワフルなサウンドなど、それぞれが異なる魅力を放つ珠玉の作品たち。

あなたの心に響く特別な1曲との出会いが、きっと待っていますよ。

洋楽リリース曲まとめ【2025年3月】(181〜190)

HallwaysPUP

PUP – Hallways (Official Video)
HallwaysPUP

前作『The Unraveling of PUP』のリリース直後に制作された楽曲は、カナダ・トロント出身のPUPが2025年5月に発売するアルバム『Who Will Look After the Dogs?』からの先行曲。

フロントマンのステファン・バブコックさんが直面した個人的な喪失体験をもとに書き下ろした本作は、10年に及ぶ関係性の終焉という重いテーマを、パンクらしい力強いエネルギーとユーモアで昇華しています。

アルバム制作初期に生まれたというタイトルフレーズからは、絶望の淵にありながらもそれを笑い飛ばそうとする彼らの姿勢が垣間見えます。

ジョン・コングルトン氏をプロデューサーに迎え、エモーショナルなメロディとポップなサウンドが見事に調和した本作は、人生の困難に直面している人の心に寄り添う一曲となっています。

Follow Your DreamsPozer

Pozer – Follow Your Dreams (Official Video)
Follow Your DreamsPozer

イギリスのロンドンを拠点に活動する次世代のラッパー、ポーザーさんのデビューEP『Against All Odds』から目が離せません。

1998年生まれの彼は、10代の頃から地元のフリースタイルバトルやライブイベントで頭角を現してきました。

2025年2月に発表された本作には、シンプルかつエネルギッシュなドラムとベースが印象的なミドルテンポの楽曲4曲が収録されています。

エレクトロニックな要素も織り交ぜた現代的なサウンドと、夢を追い求めることの意味を問いかける鋭いリリックが見事に調和しており、ストリートの空気感を身近に感じることができますよ。

本作は、スポーツやモチベーション向上に関連したコンテンツとの親和性も高く、目標に向かって頑張りたい時にぴったりな一枚となっています。

Rain SnowRich The Kid & Kodak Black

Rich The Kid, Kodak Black – Rain Snow (Official Video)
Rain SnowRich The Kid & Kodak Black

アメリカのヒップホップシーンで躍進を続けるリッチ・ザ・キッドさんとコダック・ブラックさんが贈る力強いコラボ作品。

ストリートでの人生経験や苦難から成功へと至る道のりを、トラップビートとトランペットが織りなす壮大なサウンドで表現しています。

マイアミのリトルハイチ地区で撮影されたミュージックビデオでは、アーティストたちの原点となる場所で撮影が行われ、その映像美も見事な仕上がりとなっています。

本作は2025年2月にリリースされ、リッチ・ザ・キッドさんのアルバム『Life’s A Gamble』に続く新たな一歩となった意欲作。

人生の荒波を乗り越え、成功を手にした今だからこそ語れる経験と、それを乗り越えてきた強さが伝わってくる楽曲です。

困難に立ち向かう勇気や希望を求めている方にぜひ聴いていただきたい一曲となっています。

PUDDLE (OF ME)Saya Gray

独創的なフュージョンミュージックと個性的な才能で知られるカナダはトロント出身のサヤ・グレイさん。

日本人の母とトランペット奏者の父を持つ音楽の申し子として、各国のメディアからも注目を集めています。

2025年2月にリリースされたアルバム『SAYA』に収録された本作では、自身のルーツと向き合いながら制作に挑んでいます。

2023年秋の訪日経験から得たインスピレーションを活かし、ビョークさんを彷彿とさせる独特な歌唱と、カントリーやAORを巧みに融合したアレンジが印象的です。

失恋をテーマに心の内をメロディアスに綴った本作は、ポップスとフォークを軸に音楽的探求を続けてきた彼女の集大成といえる作品。

寝る前のリラックスタイムやドライブなど、穏やかな時間に聴くのがおすすめです。

DoomsdaySunday (1994)

Sunday (1994) – Doomsday (Official Video)
DoomsdaySunday (1994)

ロサンゼルスを拠点に活動するインディー・トリオ、Sunday (1994)が夢の世界のような魅力を放つ作品を届けてきました。

ペイジ・ターナーさんの柔らかな歌声とリー・ニューウェルさんのギターが織りなす甘美なメロディは、深い愛情とそれに伴う不安感を見事に表現しています。

本作では、シューゲイズやジャングルポップの影響を受けた温かみのあるサウンドスケープが広がり、ドリーミーな世界観に引き込まれることでしょう。

2024年11月にリリースされたセルフタイトルのデビューEP以来の新曲となる本作は、より成熟した彼らの音楽性を示しています。

2025年5月からはイギリスでの初のヘッドライナー・ツアーも予定されており、さらなる飛躍が期待されますね。

ドリームポップやネオアコなどのジャンルに興味がある方も、ぜひチェックしてみてください。

ArielThe Horrors

The Horrors – Ariel (Official Video)
ArielThe Horrors

イングランドのインディーロックシーンを代表するザ・ホラーズが8年ぶりとなる新作を引っさげて再始動を果たしました。

静寂から徐々に高まっていく美しいメロディと歪んだギターが織りなす深い余韻を持つサウンドは、彼らの新境地を感じさせます。

プロデューサーのイヴ・ロスマンとロサンゼルスのHoly Mountainスタジオで制作されたアルバム『Night Life』からの一曲で、新メンバーのアメリア・キッドさんがリズムとボーカルのスライスで独特の色合いを添えています。

2025年3月21日にリリースされる同アルバムには、7分の大作『Lotus Eater』など全9曲が収録予定。

ロックファンならばもちろん、緻密なサウンドデザインに関心がある音楽愛好家にも強くお勧めしたい一作です。

FlyWishy

Wishy – Fly (Official Video)
FlyWishy

インディアナ州インディアナポリス出身のインディー・ロックバンド、Wishyが2025年2月に甘美なドリームポップを発表しています。

2021年の結成から勢いを増す彼らのサウンドは、元HoopsのケビンKさんをはじめとする実力派メンバーによる重層的なギターワークと、ニーナPさんの透明感のある歌声が織りなす極上のメロディが特徴です。

本作は4月に控えるEP『Planet Popstar』のリードシングルで、愛と感謝をテーマにした心温まる楽曲となっていますね。

スマートフォンのCMでも起用され、若い世代を中心に注目を集めています。

ドリーミーなサウンドに癒されたい方や、現代的なインディー・ロックに興味がある方にぜひおすすめしたい一曲です。