洋楽最新リリース曲【2025年9月】
いつもの洋楽プレイリストに飽きてきた、新しいサウンドに出会いたい……そんな気持ちになったら、最新リリース曲をチェックするのが一番の近道です!
2025年9月は、ポップスからロック、R&Bまで幅広いジャンルから話題作が続々と登場しています。
この記事では、今月リリースされた洋楽の中から、聴き逃せない注目作品をピックアップしてお届けしますよ。
通勤、通学のBGMや作業用、気分転換にもピッタリなラインナップですので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね!
洋楽最新リリース曲【2025年9月】(71〜80)
Words I Should’ve saidMick Jenkins & EMIL Feat. ENNY
比喩やコンセプトを軸にした叙情性で知られるシカゴのラッパー、ミック・ジェンキンスさん。
そんな彼がUKのプロデューサー、エミルさんと組み、ロンドンで台頭するエニーさんを客演に迎えた楽曲が、2025年9月に公開されました。
この作品はミックさんとエミルさんによる共同プロジェクト『A Murder of Crows』からの一曲ですね。
本作では、過ぎ去った関係の中で「言うべきだった言葉」への後悔や自責の念が内省的に描かれています。
装飾を削ぎ落としたビートが2人のラップの重みを際立たせており、それぞれの視点から語られる後悔の念には、聴き手自身の記憶も重なり、何とも言えない気持ちにさせられます。
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Against The WorldMobb Deep
ハードコア・ヒップホップをけん引する存在としてリスペクトされ続けるニューヨークのモブ・ディープ。
2017年にプロディジーさんが亡くなってしまいましたが、ついに新作が公開されましたね。
この楽曲は、2025年10月リリースの9枚目のアルバム『Infinite』からの先行シングルで、なんと11年ぶりのスタジオアルバムとなります。
本作はプロディジーさんの未公開ヴォーカルを使い、逆境に抗う姿勢やサバイバルといった、彼らの原点ともいえるテーマを描いています。
ハヴォックさんが手がけたトラックは、90年代クイーンズブリッジの空気がよみがえるようなダークでざらついたサウンド。
時を超えた二人の共演は、リアルなヒップホップを求めるヘッズならチェック必須ですよ。
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Not Sorry (ft. Jill Scott & Rapsody)MOON CHILD
ジャズの名門校出身という経歴を持つネオソウル・トリオ、ムーンチャイルド。
その洗練されたサウンドは、世界中のR&Bマニアから高い評価を受けていますね。
そんな彼らがソウルのレジェンド、ジル・スコットさんとリリシストのラプソディーさんと共演した作品が、こちらの2025年9月に公開された一曲ではないでしょうか。
本作は、誰かのための存在であることをやめ、自分自身の強さを宣言する解放のアンセムです。
ムーンチャイルド特有の温かくゴージャスなサウンドの上で、三者三様の声が溶け合う様は見事。
2022年のグラミー賞にノミネートされたアルバム『Starfruit』以来のシングルで、新たな章の幕開けを感じさせます。
何かに縛られていると感じる夜に、そっと力をくれるでしょう。
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洋楽最新リリース曲【2025年9月】(81〜90)
Counting Green (Feat. Busta Rhymes & CuhDeeJah)Papoose
ニューヨーク・ブルックリン育ちで、リリカルな技巧で知られるラッパーのパプースさん。
2000年代からミックステープシーンで絶大な支持を得てきた、アンダーグラウンドの重鎮ですね。
そんな彼が2020年のアルバム『Endangered Species』を経て、新たなシングルをリリースしました。
本作は、成功と富を掴むためのハッスルをテーマに、パプースさんらしい鋭い言葉選びが光る作品です。
レジェンドであるバスタ・ライムスさんのエネルギッシュなラップと、新鋭クディーヤさんのモダンなフロウが融合。
世代を超えたマイクリレーが聴きごたえ抜群の、硬派なヒップホップに仕上がっています。
モチベーションを高めたい時にぴったりの一曲なので、ぜひチェックしてみてください。
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What A LifeRachel Chinouriri
ブリットポップの遺伝子を現代に受け継ぐ歌声で注目を集めるロンドン出身のシンガーソングライター、レイチェル・チヌリリさん。
BBCの新人投票に名を連ねるなど、その確かなソングライティング力で評価を得ています。
そんな彼女がEP『Little House』の拡張版として届けた一曲は、2024年5月リリースのデビューアルバム『What a Devastating Turn of Events』とはまた違った魅力を放つ作品です。
この楽曲では、愛する人とのささやかで幸福な未来を夢見る、心温まるリリックが描かれています。
穏やかで心地よいインディーポップ調のサウンドなので、大切な人と過ごす時間や、静かな夜に一息つきたい時に合うかもしれませんね。
本作は彼女が「愛に満ちた精神」を表現するために選んだ特別な一曲のようです。
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AprilRose Gray
東ロンドンのクラブカルチャーをルーツに持ち、2025年1月リリースのデビューアルバム『Louder, Please』で高い評価を得たシンガーソングライター、ローズ・グレイさん。
2025年2月には「MTV Push UK and IRE 2025」を受賞するなど注目を集める彼女が、待望のアルバムのデラックス版『A Little Louder, Please』から公開したのがこちらの作品です。
本作は、ダンスフロアでの出会いをきっかけに得られる解放感や、今この瞬間を生きる喜びをテーマにした、高揚感あふれるダンス・ポップに仕上げられています。
2010年代のナイトクラブのきらびやかな空気をまとったサウンドは、聴く人の心と体を自然に揺らしてくれる素晴らしい楽曲となっていますね。
気分を高めたいときや、週末の夜に浸りたい一曲です。
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SWAYStarset
科学と音楽を融合させた「シネマティック・ロック」を掲げるバンド、スターセット。
創設者が科学者という背景を持ち、壮大なストーリーテリングで人気を集めています。
そんな彼らの作品が、こちらの楽曲。
静かで夢のようなバースから、コーラスで一気に強度を増すヘヴィなサウンドへと展開する構成が特徴的です。
きらめくシンセサイザーと重厚なギターリフが織りなす静と動のコントラストは圧巻。
暗闇の閉塞感から必死に光を求める姿を描いたリリックも胸を打ちます。
本作は2025年9月リリースの5枚目のアルバム『SILOS』に収録。
映画のサウンドトラックのような壮大な音楽が好きな方にはたまらない一曲と言えるでしょう。
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