洋楽最新リリース曲【2025年10月】
2025年10月、世界の音楽シーンはどんな表情を見せているのでしょうか?
洋楽の新曲リリース情報は毎月のように届きますが、今月はどの作品があなたの耳を捉えるか気になりますよね。
ポップスからロック、ヒップホップまで、さまざまなジャンルから生まれたフレッシュなサウンドを一挙にご紹介します。
通勤や作業のお供に、あるいは週末のリラックスタイムに、新しいお気に入りを見つけてみませんか?
洋楽最新リリース曲【2025年10月】(101〜110)
Before I Say GoodbyeAnømys

EDMとエレクトロニックミュージックのシーンで頭角を現しつつあるアノーミスさん。
ウガンダとの関連性を打ち出しながら、ハウスやフェスティバル向けのサウンドを得意とするプロデューサーです。
2025年10月にリリースされたこの楽曲は、感情的なリリックとダンサブルなハウスビートを融合させた意欲作となっています。
痛みと希望、そして解放感というテーマを軸に、シンセサイザーとリズムが織りなす約2分51秒のトラックは、個人的な想いを込めながらも、フロアを揺らすエネルギーに満ちています。
感情を解き放ちたいとき、ダンスフロアで自分自身と向き合いたいときにぴったりな一曲です。
Super NintendoArmand Hammer & The Alchemist

ニューヨークを拠点に活動するヒップホップデュオ、アーマンド・ハマーとプロデューサーのザ・アルケミストさんによる共同制作第2弾となるアルバム『Mercy』が2025年11月にリリース予定となっています。
本稿で紹介している楽曲は同作からの先行シングルで、2025年10月にリリースされました。
16ビット風のシンセサイザーを駆使したレトロゲームを思わせる音像と、ビリー・ウッズさんとエルシッドさんによる抽象的で詩的なラップが交錯する独創的なサウンドが印象的ですね。
過去への郷愁と現代性が交差する本作は、アンダーグラウンドヒップホップの奥深さを体感したいリスナーにおすすめです。
AirplaneDiana Silvers

女優やモデルとして活躍する一方、音楽表現にも本格的に取り組み始めたダイアナ・シルヴァーズさん。
2025年9月にデビューシングル『June』を発表したばかりの彼女が、10月に公開した第2弾シングルは、11月リリース予定のデビューアルバム『From Another Room』からの先行曲。
本作は自ら作詞作曲プロデュースを手がけ、ミュージックビデオの監督まで務めた意欲作で、フォーク調のサウンドに詩的で観察眼の鋭いリリックを載せた楽曲に仕上がっています。
映画的な広がりを感じさせる繊細なアレンジと内省的な歌詞表現が特徴的で、聴き手を静かに包み込むような音世界を構築していますね。
ジョン・バティストさんのツアーにゲスト出演するなど、表現者として新たなステージへ踏み出した彼女の今後の活動から目が離せません。
MagnifyDizzy Fae

ミネアポリスを拠点に活動するシンガー、ディジー・フェイさん。
クラシック声楽やジャズ、バレエやアフリカ舞踊といった多彩なバックグラウンドを持ち、R&Bを軸にオルタナティブ、ソウル、エレクトロニックなど境界を溶かすような表現を続けています。
2025年10月にリリースされた本作は、メロウで滑らかなボーカルと洗練されたプロダクションが特徴的なコンテンポラリーR&B。
自己愛と発見のプロセスを音に込めた、彼女らしいジャンル・フルイドな楽曲ですね。
エネルギッシュなミュージックビデオも制作されており、視覚的な世界観も見逃せません。
モダンなR&Bサウンドを探求している方には、ぜひチェックしてほしい一曲です。
HOMEEddie Benjamin, Shawn Mendes

オーストラリア出身のシンガーソングライター兼プロデューサー、エディ・ベンジャミンさんとカナダの人気シンガーソングライター、ショーン・メンデスさんがタッグを組んだコラボレーション楽曲が2025年10月に公開されました。
アコースティック・ギターを基調とした静謐なサウンドの中で、二人のボーカルが絡み合いながら、大切な人との繋がりを求めつつも手放さなければならない揺れ動く感情を繊細に描き出しています。
本作はエディさんが1年前に書いた楽曲で、関係性の終わりを経験した時期の思索が込められているとのこと。
ミュージックビデオでは暗い森の中でギターを抱えた二人の姿が映し出され、楽曲の内省的なトーンを視覚的にも表現しています。
静かな夜に一人で聴きたい、心に染み入る一曲ですよ。
洋楽最新リリース曲【2025年10月】(111〜120)
PalominoFinneas

ビリー・アイリッシュさんの兄として知られるだけでなく、グラミー賞でプロデューサー・オブ・ザ・イヤーを史上最年少で受賞したフィニアスさん。
2025年10月にリリースされた本作は、Netflixのロマンス・コメディシリーズ『Nobody Wants This』のシーズン2サウンドトラックに収録された楽曲で、セレーナ・ゴメスさんやケイシー・マスグレイヴスさんといった豪華アーティストが参加したアルバムの1曲となっています。
ミニマルなアレンジと抑制の効いたサウンドが特徴的で、彼が大切にしている「聴き手が何が起きているか判別できる」という制作美学が反映されていますね。
Netflix作品とともに楽しみたい方や、静かな夜に心を落ち着けたい方にオススメですよ。
GoneIndia Shawn

ロサンゼルス出身のシンガーソングライター、インディア・ショーンさん。
ソングライターとしてクリス・ブラウンさんやモニカさんへの楽曲提供でキャリアをスタートし、2022年にはデビューアルバム『Before We Go (Deeper)』をリリース。
オルタナティブR&Bをベースに70年代ソウルやサイケポップの要素を取り入れた独自のサウンドで注目されています。
そんな彼女が2025年の10月に発表した新曲は、長年タッグを組むプロデューサーのディマイルさんと制作。
サーフギターや口笛、手拍子といったユニークな音色が織りなすヴィンテージソウルに、西部劇のような映画的な雰囲気が加わった1曲です。
誰かを手放した後に得られる平静さや強さを歌った本作は、失恋の悲しみではなく、自分にふさわしいものを求める力強さを描いています。
新しい一歩を踏み出したい方にオススメです。





