洋楽最新リリース曲【2025年10月】
2025年10月、世界の音楽シーンはどんな表情を見せているのでしょうか?
洋楽の新曲リリース情報は毎月のように届きますが、今月はどの作品があなたの耳を捉えるか気になりますよね。
ポップスからロック、ヒップホップまで、さまざまなジャンルから生まれたフレッシュなサウンドを一挙にご紹介します。
通勤や作業のお供に、あるいは週末のリラックスタイムに、新しいお気に入りを見つけてみませんか?
洋楽最新リリース曲【2025年10月】(121〜130)
Half Way GoneVibe Chemistry

ドラムンベースシーンで存在感を高めるUK出身のプロデューサー兼DJ、ヴァイブ・ケミストリーさん。
ネツキーやチェイス&ステイタスといったアーティストから影響を受けつつ、メロディックなポップ性とDNBの推進力を融合させた独自のサウンドで注目を集めています。
2023年にはルーディメンタルとの共作『Dancing Is Healing』が全英5位を記録しプラチナ認定を獲得するなど、着実にキャリアを築いてきました。
2025年10月に公開された本作は、自身のレーベル「Make Your Era」から放たれた新曲で、別れや喪失の途中にある繊細な心情を描いたリキッドDNB。
170BPM台の軽快なビートに乗せて、センチメンタルなシンセとヴォーカルチョップが胸に染み入る仕上がりです。
短尺ながらキャッチーなフックが印象的で、クラブでもストリーミングでも映える構成になっています。
感傷的な夜のドライブや切ない気分に浸りたいときにぴったりの1曲ですね。
You Broke Me Too (ft Avril Lavigne)Yellowcard

2016年のセルフタイトル作を最後に活動を休止していたイエローカードが、2022年の再結成を経て2025年10月にアルバム『Better Days』をリリース。
プロデューサーにはブリンク182のトラヴィス・バーカーさんを迎え、ドラム演奏も彼が担当しています。
本作はアルバムの感情的な核として位置づけられたバラード・ナンバーで、「パンク・ロック・プリンセス」アヴリル・ラヴィーンさんをゲストに迎えた豪華なコラボレーションが実現しました。
傷ついた心を分かち合う二人の切ないデュエットが、イエローカード特有のヴァイオリンとバーカーさんの緩急あるドラミングによって劇的に盛り上げられていく構成は圧巻です。
長い活動休止を経た再スタートにふさわしい、希望と再生を感じさせる楽曲となっています。
TEST?!detahjae

2001年生まれでラッパー、シンガー、プロデューサーとしてヒップホップやネオソウル、実験的な音楽性を追求する若きアーティスト、デタジェさん。
2018年から活動を開始し、SoundCloudを拠点にミックステープやEPを重ねてきた彼が、2025年10月に放ったのがこちらの楽曲です。
タイラー・ザ・クリエイターさんらの影響を感じさせるシンセ重視のトラックに内省的なラップが乗る本作は、実験的でありながらキャッチーな魅力を持ち合わせています。
2024年11月にアルバム『Lone, Borealis』でストリーミング時代の本格始動を果たした彼の、ジャンルを越境する音楽センスが存分に味わえる一曲と言えるでしょう。
So Goodelijah woods

カナダ出身のシンガーソングライター兼プロデューサー、イライジャ・ウッズさん。
かつてジェイミー・ファインさんとのデュオで活動し、2020年からソロに転向しました。
150曲以上の候補曲から厳選された11曲で構成される待望のデビューアルバム『Can We Talk?』が2025年10月にリリースされており、本作はそのオープニングを飾る1曲です。
誰かが突然人生に現れることで、すべてが軽やかに感じられる瞬間を描いた本作は、明るいメロディと躍動感あふれるビートが印象的。
思わず体でリズムを刻みたくなるようなポップなグルーヴ感が魅力で、新しい出会いや恋のときめきを感じたい方にぴったりの作品といえるでしょう。
洋楽最新リリース曲【2025年10月】(131〜140)
EchoesAs I Lay Dying

2000年にティム・ランベシスさんを中心に結成されたカリフォルニア州サンディエゴ出身のメタルコア・バンド、アズ・アイ・レイ・ダイング。
流麗なツイン・リードと強烈なシャウト、哀愁漂うクリーンボーカルが同居するサウンドで2000年代のメタルコア・シーンを牽引してきた彼らですが、2024年秋に主要メンバーが相次いで脱退するという事態に見舞われました。
そんな混乱を経て2025年10月にリリースされた本作は、新体制での再始動を告げる重要な一曲となっています。
過去の影や内なる葛藤をテーマにしながらも、新たなアイデンティティを構築しようとする意志が込められており、激しいギターリフとクリーンパートの対比が際立つ仕上がりです。
Ad Astra (Feat. Graham Coxon)Ash

北アイルランド出身のロックバンド、アッシュ。
1992年の結成以来、ブリットポップからポップパンクまで幅広いサウンドで活躍してきた彼らが、2025年の10月に通算9作目となるアルバム『Ad Astra』をリリース。
タイトル曲ではブラーのギタリスト、グレアム・コクソンさんをフィーチャリングしており、彼の個性的なギターワークとボーカルが作品に深みを与えています。
宇宙的な壮大さを感じさせるサウンドスケープと、エモーショナルなギターが織りなすドライブ感のあるロックナンバーで、30年以上のキャリアを持つバンドの新境地を感じさせる仕上がりですね。
ストレートなロックサウンドが聴きたい方にオススメです。
ReuniteAllie X

カナダ出身のシンガーソングライター、アリー・エックスさんが2025年10月にリリースした新曲は、人生の重圧で押し潰され断片化した自己を、再びひとつに統合していくという力強いテーマが込められた作品です。
自らの身体との和解を祝福するメッセージが歌われており、長年にわたって自己免疫疾患と向き合ってきた彼女ならではの深い内省が反映されています。
バロック風の古典楽器を現代的なエレクトロポップと融合させた独特のサウンドプロダクションも見事で、ノスタルジーと希望が交錯する世界観を表現しています。
本作は近日リリース予定のアルバム『Happiness Is Going to Get You』からの第2弾シングルとなっており、全12曲で構成される同アルバムへの期待も高まりますね。
自分自身と向き合い、前へ進もうとしているすべての方におすすめしたい1曲です。





