洋楽最新リリース曲【2025年10月】
2025年10月、世界の音楽シーンはどんな表情を見せているのでしょうか?
洋楽の新曲リリース情報は毎月のように届きますが、今月はどの作品があなたの耳を捉えるか気になりますよね。
ポップスからロック、ヒップホップまで、さまざまなジャンルから生まれたフレッシュなサウンドを一挙にご紹介します。
通勤や作業のお供に、あるいは週末のリラックスタイムに、新しいお気に入りを見つけてみませんか?
洋楽最新リリース曲【2025年10月】(131〜140)
superstarArtemas

イギリス・オックスフォードシャー出身のシンガーソングライター兼プロデューサー、アルテマスさんが2024年の大ヒット曲『I Like the Way You Kiss Me』に続いて意欲的な新境地を切り開いています。
2025年10月にミックステープ『LOVERCORE』から先行で公開された楽曲群の中でも本作はテクノにインスパイアされたアンセム的な1曲で、シンセサイザーを駆使した近未来的なサウンドと官能的なムードが印象的。
ベッドルームプロデューサーとして自宅で音楽制作を続け、外部のプレイリスト露出に頼らずファンとの関係性を大切にしてきた彼らしい誠実さが、エレクトロニックなビートの中にも感じられる仕上がりとなっていますね。
Wet Like (feat. COBRAHAshnikko

スウェーデン出身のアーティスト、COBRAHさんをフィーチャーした、アッシュニコさんのセカンド・スタジオ・アルバム『Smoochies』からの新曲。
2025年10月にリリースされた本作は、純粋な肉欲と快楽主義をテーマにしており、クラブの中で見知らぬ誰かに視線を投げかけるような官能性に満ちています。
ダークかつセクシャルなムードを前面に押し出したダンスポップ的な推進力と、身体性を強調する露骨なリリックが組み合わされた仕上がりが特徴です。
実は2024年10月のレッドロックス公演でデモ版が披露されていたこともあり、ファンの間では早くから期待が高まっていました。
頂点に立ちたい瞬間や、解放的な夜を求める気分のときにぴったりな楽曲と言えそうです。
UnderwaterBENEE

ニュージーランド出身のオルタナティブ・ポップの旗手、ベニーさんが2025年の10月にリリースした新曲は、待望のセカンドアルバム『Ur An Angel I’m Just Particles』からの先行シングルです。
本作は外見的な軽やかさと内面の重さのギャップを描いた楽曲で、グリッチ風の音響やハイパーポップ的な装飾を施した実験的なサウンドが特徴的。
涙が川になっても意味をなさないという孤独感や、誰にも理解されない苦しみを、ドリーミーなシンセとアンビエントなテクスチャーで繊細に表現しています。
約3年をかけて制作されたアルバムのリリースを記念して、ロサンゼルスのハリウッド墓地でのライブも予定されているとのこと。
見た目と感情の乖離に悩む方や、不透明な日々を過ごしている方の心に静かに寄り添う一曲です。
Midnight in Hawaii 2Big Sad 1900 & Freddie Gibbs

西海岸ロサンゼルスを拠点にストリートの実体験を重厚な語り口で綴るビッグ・サッド・1900さんと、インディアナ州ゲーリー出身でグラミー・ノミネート経験を持つベテラン、フレディ・ギブスさんの共演曲が2025年10月にリリースされました。
本作はヒップホップを基軸としながらもレゲエ風のリズムとエレクトロの要素を織り交ぜた緩やかなビート構成が特徴で、若手の鮮烈な感性とベテランの成熟した表現力が見事に融合しています。
ビッグ・サッドさんは月間54万超のリスナーを持つ注目株で、アルバム『Die A Legend 2』を2025年に発表するなど精力的に活動中。
夜の孤独や葛藤をテーマにした叙情的なラップが好きな方には、ぜひ聴いていただきたい一曲ですね。
Broken and BlindBlack Label Society

ザック・ワイルドさん率いるヘヴィメタルバンド、ブラック・レーベル・ソサエティ。
1998年の結成以来、サザンロックとヘヴィメタルを融合させた独自のサウンドで世界中のメタルファンを魅了してきました。
そんな彼らが2025年10月にリリースした新曲は、ストーナー・ロックとグルーヴ・メタルが交差する重厚な仕上がり。
カウベルのイントロから始まる本作は、ブルージーなギターリフと力強いボーカルが印象的で、ワイルドさんらしいピンチ・ハーモニクスを控えめにした新たなアプローチが光ります。
歌詞では「失われたものへの渇望」がユーモアを交えて表現されており、感情の欠落や怒りといった人間の脆さが描かれています。
アルバム『Doom Crew Inc.』以来の力作となる2026年初頭リリース予定の新作への期待を高める一曲です。
重く深いグルーヴに浸りたいときにぜひ。
I Need HerBryson Tiller

トラップ・ソウルの旗手として知られるブライソン・ティラーさんが、2025年10月にリリースした二部作アルバム『Solace』からの1曲です。
プロデューサーのチャーリー・ヒートさんとタッグを組んだ本作は、90年代のR&Bを彷彿とさせるノスタルジックな音色と現代的なトラップのビートが絶妙に融合した仕上がりになっています。
切なさと渇望が交錯する歌詞世界は、大切な存在への強い思いを音楽そのものに例えながら表現しており、彼が「音楽をセラピーとして扱っている」と語るように内省的で感情豊かです。
メロウでスタイリッシュなサウンドは、静かな夜にひとり聴き入りたくなる魅力がありますね。
no dreadsDDG, PlaqueBoyMax

YouTubeとTwitchで活躍するラッパー、DDGさんとプラークボーイマックスさん。
ストリーミング配信を通じた楽曲制作で注目を集める2人がタッグを組んだこの楽曲は、2025年10月に公開されています。
前作『Pink Dreads』に続くコラボ第2弾となる本作は、Twitch配信中にリアルタイムで制作されたという点が最大の特徴でしょう。
ハイな状態や成功をテーマにしたリリックに、重厚なベースラインとメロディアスなオートチューン・ラップが絡み合い、現代的なトラップサウンドに仕上がっています。
2分弱というコンパクトな尺ながら、キャッチーなフックが印象的で、ドライブ中やパーティーシーンで盛り上がれる作品と言えそうです。





