【小学4年生】身近な材料でできる!楽しい自由研究のアイデア集
夏休みの自由研究、「楽しいけれど難しすぎない」テーマ選びに頭を悩ませている小学4年生も多いはず。
実は身近な材料を使った実験や工作で、友達が「すごい!」と驚くような研究ができるんです。
こちらでは自由研究の達人たちが、10円玉のピカピカ実験やこはく糖、アジサイの工作など、ワクワクしながら取り組める実験や工作のアイデアを紹介。
しかも準備から記録まで、丁寧に解説していますので安心して挑戦できます。
夏休みの思い出に残る、とっておきの自由研究を見つけてみてくださいね。
【小学4年生】身近な材料でできる!楽しい自由研究のアイデア集(91〜100)
手作り望遠鏡で天体観測

望遠鏡で天体観測をしてそれを自由研究にしてみるのはどうでしょうか?
ちょっとおもしろみに欠ける……と思うかもしれませんがなんと、望遠鏡も自分で手作りしてしまおう!というアイデアなんです。
望遠鏡の材料はお菓子などの筒状の空き箱、黒い画用紙、老眼鏡、虫眼鏡、黒いビニールテープなどで廃材と100円ショップの材料で作れるのが驚きです。
オリジナルの望遠鏡を使って、月や星など観察してみましょう。
夏休みの間に月食や流星群などの天体ショーが重なるといいですね!
チョークを作ろう

学校で黒板とセットにして扱われる、チョーク。
毎日のように授業で使われている身近な存在のはずのチョーク、実は手作りできるのを知っていましたか?
使う材料は卵の殻、小麦粉、水、そして着色する食紅など。
まずは卵の殻を細かく粉砕していきましょう。
すり鉢などに入れて初めはざっくりと、そしてすりつぶすように粉の状態にします。
細かくなったらそこへ小麦粉と水を入れ、しっかりとまとめていきます。
まとまったらいくつかに分けて着色して固めましょう。
紙などで巻いて細い形にしてもいいですし、かわいいシリコン型を使っても。
ストームグラスを作って観察

ストームグラスという器具の名前を聞いたことがあるでしょうか?
最近ではインテリアアイテムとして、雑貨屋さんでも見かけることがあります。
ストームグラスとは、中に特殊な液体が入ったガラス容器のことで、液体の様子が温度や湿度などの気象条件によって変化するので19世紀には天気予報に用いられていました。
調べてみるとドラッグストアなどで手に入るもので作れるので、ぜひ挑戦してみましょう。
出来上がったストームグラスを観察し、その日の天気と温度と湿度、ストームグラスの中の液体の様子を表にまとめてレポートにするといいでしょう。
ペットボトルで楽器を作ろう

ペットボトルを使った楽器作りは、環境にやさしくて創造力がかきたてられるアイデアですよね!
ペットボトルに砂を入れてシェイカーにしてみたり、空気圧を送り込むだけでいつもとは違った音色の楽器に変身します。
実験と工作を組み合わせることで、科学的思考と創造力を同時に育み、家族や友達との楽しい時間を過ごすきっかけにもなりますね。
自分だけのオリジナル楽器に挑戦するのもおもしろいでしょう。
友達と一緒に作って演奏会をしてみても盛り上がりそう!
琥珀糖を作ろう

見ているだけでも美しくてかわいい、そして食べてもおいしい琥珀糖を自由研究のテーマとして取り上げてみるのはどうでしょうか?
時間はかかりますが、その時間での変化を研究結果としてまとめます。
琥珀糖の作り方は簡単、水に砂糖と寒天を溶かし、容器に移し替えてから食紅やかき氷のシロップなどで色付けをして、固まったら切って乾燥させていきます。
乾燥の度合いによってぷにぷにとした食感からカリッとした食感になるまで、どの乾燥日数が自分は一番おいしかったかなどをまとめてみましょう。
ピンホールカメラ

自由研究の定番の一つでもあるピンホールカメラを作ってみましょう。
ピンホールカメラとは、カメラレンズの代わりに小さな針穴を用いて像を写すカメラのことで、牛乳パックで作る方法や紙コップで作る方法などがあり、意外にも簡単に作れるんです。
自由研究でピンホールカメラに取り組む場合は、ピンホールカメラを作ったあとに実際にどのように像が写し出されるのかを観察し、なぜそのように写るのかを考察してレポートにまとめるといいでしょう。
葉脈標本

植物は地面から吸い上げた水分を茎や葉っぱの先まで届けるための、また光合成で作り出した栄養を巡らせるための管、人間でいう血管……葉脈というものを持っています。
その葉脈を標本にしてみるのはどうでしょうか。
水酸化ナトリウム水溶液を加熱し、その中に葉っぱを入れます。
20分ほどで取り出し、葉っぱの表面を歯ブラシでこすると、葉肉が取れて葉脈だけに!
「こんなに張り巡らされているんだ」と思っちゃうんじゃないでしょうか。
インクを染み込ませればよりそれっぽくなりますよ!