【高齢者向け】春を楽しむ。4月の工作アイデア
暖かくなってくる春は、色とりどりの草花が咲き軽やかな気持ちになります。
普段は外出が難しい高齢者の方にも春の陽気を感じていただきたいものですよね。
こちらの記事では、4月にオススメしたい工作のアイデアをご紹介します。
折り紙を折る、紙をちぎるといったシンプルな工程から、決められた形にハサミでカットするといった少し複雑な工程の作品までご用意しました。
作業の難易度は工作をおこなう高齢者の方に合わせて決めてくださいね。
指先を使うことは脳の活性化につながり、作品ができたときは達成感や充実感を感じていただけますよ。
工作レクリエーションで春の雰囲気を取り入れていきましょう。
【高齢者向け】春を楽しむ。4月の工作アイデア(101〜110)
簡単花束

春になると見ごろを迎える花も多いですよね。
公園や野原でも、花が咲いているところを見る機会も増える時期です。
高齢者の方も、お散歩に行った際に花を見ることもあるでしょう。
そんな咲き誇る花を連想するような、花束を折り紙で作ってみましょう。
お好きな色の折り紙で、花束に入れる花を折ってください。
花が好きな高齢者の方も多いので、作品をつくりながら笑みがこぼれる方もいらっしゃるかもしれませんね。
完成した花束を、壁に飾るのはもちろん持ち帰って飾ってもいいですね。
飛び出す桜

多くの花を付けた桜の木からは、豪華さと迫力も感じられることもあります。
桜の木が多ければ多いほどそう感じることがありますよね。
桜の作品を飾った施設の壁からも高齢者の方に、そのような雰囲気を感じとっていただきましょう。
サイズや色が違う桜の花を、画用紙で作ります。
作った桜の花びらの先端を、接着剤で貼り付けてください。
貼り付ける順番の工夫をすることがポイントですよ。
工夫すると、数個の桜の花が集まって、立体的に仕上がります。
壁に飾り、桜の花びらも一緒に添えて貼ると、さらに壁面をすてきに演出しますよ。
外出が難しい高齢者の方も、立体的な桜の飾りを見てお花見気分を感じていただけそうですね。
すみれ
すみれは春に目にする紫色の花、日本の伝統も感じる、クールなイメージもある植物ですよね。
そんなすみれの花を、折り紙を使って作り、壁面の飾り付けにしてみるのはいかがでしょうか。
折り紙を小さな長方形にカットして、そこからさらに花びらの形にカット、それぞれの曲線をつけてから重ねて花の全体を作ります。
あとはここに茎や葉っぱのパーツを取り付ければ全体が完成です。
花がどのように伸びているのかという、角度の付け方も大切かもしれませんね。
チューリップひな
チューリップは春には欠かせない花のひとつ、さまざまな色の花が力強く咲く様子からは、春の幸せも伝わってきますよね。
そんなチューリップの花とひな祭りのモチーフを組み合わせた、春を強く感じられる工作です。
土台はチューリップの形にカットした画用紙で、ここに折り紙で服や装飾などを加えて、ひな祭りのモチーフに仕上げていきます。
メインのふたつは切込みを入れてから貼り合わせて立体的にするなど、周りよりも目立つように作るのがポイントですね。
葉っぱのパーツや周りのチューリップなど、全体を華やかに仕上げていきましょう。
桜と橋
桜が際立つ景色といえばさまざまな場面が思い浮かびますが、その中でも橋と桜の組み合わせは和の雰囲気を感じさせるものかと思います。
そんな日本の風景というイメージが強い橋と桜を組み合わせた様子を、絵のように紙のパーツを配置して作った飾りです。
ポイントは桜の花びらの形で、切れ目をいれてそこを重ねるようにして作っていくことで、立体感を出しています。
あとはこの花びらのパーツや葉っぱのパーツを台紙に配置して、片隅に橋のパーツを取り付ければ完成です。
色のグラデーションや、橋の形にこだわってみるのもオススメですよ。