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ロック好きにもオススメ!~モダン・ブルースの名盤

ロックンロールやジャズのルーツと呼ばれるブルースの誕生は、19世紀後半にまでさかのぼります。

いわゆる戦前ブルースとも称されるデルタ・ブルースやカントリー・ブルース、戦後シカゴから発達したエレクトリックを用いたシカゴ・ブルースやモダン・ブルースなど、その形式はさまざまであって一口で語れるものではありません。

今回の記事では、2020年代の今も多くのミュージシャンがそのスタイルや魂を受け継ぐ、ブルースの名盤をご紹介します。

初心者の方でも聴きやすいモダン・ブルースをメインとしたラインアップとなっておりますので、日ごろロックを聴かれている方であっても、入りやすい内容となっておりますよ!

もくじ

ロック好きにもオススメ!~モダン・ブルースの名盤(41〜60)

Come OnEarl King

EARL KING – “COME ON” [Imperial 5713] 1960
Come OnEarl King

ニューオーリンズ出身のギタリスト、シンガーソングライター、アール・キング。

デビューレコーディングが1953年、以降2003年頃まで精力的に音楽活動をしました。

そしてブルースだけでなくR&Bの楽曲も多く制作しました。

さらには多くのミュージシャンにも楽曲を提供しました。

Mississippi river bluesGeorge “Harmonica” Smith

George “Harmonica” Smith – Mississippi River Blues
Mississippi river bluesGeorge "Harmonica" Smith

元マディ・ウォータースバンドのハーピスト、ジョージ・スミスのソロ代表曲。

これぞダウンホームブルースという1曲。

深みのあるハーププレイだけでなく、スミスの味のあるボーカルも聴きどころです。

キャリア後年のスミスはロスに移り、西海岸エリアのブルースを活性化させました。

Tomorrow NihgtLonnie Johnson

Kelsey Gardner – Tomorrow Night – (Lonnie Johnson)
Tomorrow NihgtLonnie Johnson

Lonnie Johnson(ロニージョンソン)は、1894年生まれ、アメリカ・ルイジアナ州ニューオリンズ出身のブルースミュージシャンで、ボーカル、ギター、カズー、ピアノ、ヴァイオリンとさまざまな楽器をこなし、ジャズの発展にも多大な影響を与えた人物でもあります。

チョーキングやヴィブラートを交えたギター奏法にたどり着き、スタジオミュージシャンとして、ルイアームストロングやデュークエリントンのレコーディングにも参加しています。

1940年代にTomorrow NightやPleasing Youのヒットを記録しています。

Littele Boy BlueOtis Spann

1930年ミシシッピー州生まれのオーティス・スパンはアメリカンブルースの伝説的ピアニストです。

スパンの父親も有名なピアニストでした。

こちらの楽曲は1960年にリリースされたアルバム「オーティス・スパン イズ・ザ・ブルース」に収録されています。

The Bottom of The TopPhillip Walker

フィリップ・ウォーカーは1959年からロサンゼルスを拠点に活動しているブルース・ギタリスト、シンガーです。

スタイルはテキサス・ブルースをベースに、スウィング感に満ちた渋いブルースを演奏しました。

こちらの楽曲は1973年にリリースされました。

king of boogieSavoy Brown

Savoy Brown – Kings Of Boogie ( Kings Of Boogie ) 1989
king of boogieSavoy Brown

キム・シモンズ率いるsavoy brownは60年代から活動する息の長いブルースバンドですが、いまひとつ個性が弱く、永遠のB級の地位にとどまっています。

年代によりハードロック寄りなスタイルに変化しましたが、むしろそちらのほうがケレン味があってよいです。