ロック好きにもオススメ!~モダン・ブルースの名盤
ロックンロールやジャズのルーツと呼ばれるブルースの誕生は、19世紀後半にまでさかのぼります。
いわゆる戦前ブルースとも称されるデルタ・ブルースやカントリー・ブルース、戦後シカゴから発達したエレクトリックを用いたシカゴ・ブルースやモダン・ブルースなど、その形式はさまざまであって一口で語れるものではありません。
今回の記事では、2020年代の今も多くのミュージシャンがそのスタイルや魂を受け継ぐ、ブルースの名盤をご紹介します。
初心者の方でも聴きやすいモダン・ブルースをメインとしたラインアップとなっておりますので、日ごろロックを聴かれている方であっても、入りやすい内容となっておりますよ!
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ロック好きにもオススメ!~モダン・ブルースの名盤(61〜70)
Cross RoadRobert Johnson

Robert Johnson(ロバートジョンソン)は、1911年生まれ、アメリカ・ミシシッピ州ヘイズルハースト出身のアフリカ系アメリカ人の伝説的なブルース歌手です。
アコースティックギター一本で、ブルースの弾き語りをし、十字路の伝説をモチーフにしたクロスロード伝説としても知られており、アメリカ大陸中を渡り歩きました。
生涯に残したレコーディングは29曲だけで、27歳の若さでこの世を去っています。
1961年にKing of Delta Blues SingersがLPでコロンビアレコードよりリリースされ、再注目されました。
Love in VainやStop Breaking downは、ローリングストーンズがLet It Bread、メインストリートのならず者のアルバムでカバーしています。
Today I Sing the BluesAretha Franklin

女性ソウルシンガーとして有名なアレサ・フランクリンですが、ソウルテイスト以外にもブルース調の楽曲もあります。
作曲家はカーティス・ルイス。
リリース当時の「U.S. R&Bチャートに10位登場。
この曲は1961年のアルバム「Aretha」に収録されています。
EasyBig Walter Horton

ブルースファンにはマストなハーピストで、野太いハープブロウと味わいあるボーカルも魅力のブルースハープの巨匠。
数多くのブルースマン達が彼との共演を望んだといわれ、ブルースの巨人ウイリー・ディクソンをして「最も素晴らしいハーピスト」と言わしめました。
Come OnEarl King

ニューオーリンズ出身のギタリスト、シンガーソングライター、アール・キング。
デビューレコーディングが1953年、以降2003年頃まで精力的に音楽活動をしました。
そしてブルースだけでなくR&Bの楽曲も多く制作しました。
さらには多くのミュージシャンにも楽曲を提供しました。
Mississippi river bluesGeorge “Harmonica” Smith

元マディ・ウォータースバンドのハーピスト、ジョージ・スミスのソロ代表曲。
これぞダウンホームブルースという1曲。
深みのあるハーププレイだけでなく、スミスの味のあるボーカルも聴きどころです。
キャリア後年のスミスはロスに移り、西海岸エリアのブルースを活性化させました。
Alabama trainLouisiana Red

ルイジアナ・レッドはブルースハープ、ギターも弾くブルースマン。
ソウルフルなシャウトと弾き語り風ブルースがいなたさ満点です。
80年代以降は活躍の場をヨーロッパに移し、最後はドイツで亡くなったという珍しい経歴を持っています。
Do I Move YouNina Simone

本稿で紹介するアルバムは、ブルースの名盤という意味ではやや変化球と言えるかもしれません。
高名なジャズ・シンガーであり、幅広いジャンルにおいて活躍した伝説的な歌手、ニーナ・シモンさんが1967年に発表した『Nina Simone Sings The Blues』を紹介します。
RCAレーベル移籍後の第一弾となったアルバムで、スタンダードなブルース・ナンバーはもちろん、アニマルズのヒットで知られているトラディッショナルなフォーク・バラード『朝日のあたる家』などが取り上げられています。
アルバム・ジャケットのシモンさんの鋭いまなざしだけで本作の音さえも想像できそうですが、ブルースのみならずジャズやゴスペルといったジャンルのフィーリングも濃厚に際立つ歌声が実に素晴らしい。
ギタリストのエリック・ゲイルさん、ドラマーのバーナード・パーディさんといった、伝説的なセッション・ミュージシャンによる演奏も聴き応え十分ですし、とくにドラムスが生み出すグルーブはクラブ世代へも強くアピールするのではないでしょうか。
公民権活動家や市民運動家としても知られるシモンさんのバックグラウンドを知った上で、オリジナル曲の『Backlash Blues』などを聴けば、彼女の歌声のすごみがどこから出てくるのかが理解できるはずです。


