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ロック好きにもオススメ!~モダン・ブルースの名盤

ロックンロールやジャズのルーツと呼ばれるブルースの誕生は、19世紀後半にまでさかのぼります。

いわゆる戦前ブルースとも称されるデルタ・ブルースやカントリー・ブルース、戦後シカゴから発達したエレクトリックを用いたシカゴ・ブルースやモダン・ブルースなど、その形式はさまざまであって一口で語れるものではありません。

今回の記事では、2020年代の今も多くのミュージシャンがそのスタイルや魂を受け継ぐ、ブルースの名盤をご紹介します。

初心者の方でも聴きやすいモダン・ブルースをメインとしたラインアップとなっておりますので、日ごろロックを聴かれている方であっても、入りやすい内容となっておりますよ!

もくじ

ロック好きにもオススメ!~モダン・ブルースの名盤(1〜20)

Couldn’t Stand the Weather

Voodoo Child (Slight Return)Stevie Ray Vaughan & Double Trouble

Stevie Ray Vaughan & Double Trouble – Love Struck Baby (Video)
Voodoo Child (Slight Return)Stevie Ray Vaughan & Double Trouble

ブルース・ロックの名手、スティーヴィー・レイ・ヴォーンさんが1984年にリリースした2枚目のスタジオ・アルバム『Couldn’t Stand the Weather』。

ヴォーンさんの鋭いギター・ソロと、ダブル・トラブルの奏でる強力なリズムが見事に融合した、正統派ブルース・ロックの傑作です。

ジミ・ヘンドリックスさんの「Voodoo Chile (Slight Return)」のカバーは必聴の1曲。

ヴォーンさんの圧倒的な演奏力が存分に発揮されています。

ビルボード200で31位を記録し、ダブルプラチナ認定も獲得。

モダンなブルースファンにもロック好きの方にもおすすめの1枚ですよ。

Still Alive and Well

Rock Me BabyJohnny Winter

テキサス出身のギターの鬼才、ジョニー・ウィンターさん。

11歳でギターを始め、ブルースの伝説的アーティストたちに影響を受けた彼の演奏は、猛烈なスピードのフィンガーピッキングと熱いスライドギターテクニックが特徴です。

1973年にコロムビア・レコードからリリースされた『Still Alive and Well』は、薬物依存からの復帰後に発表された記念すべき一枚。

ブルース・ロックとハードロックが融合した本作は、ウィンターさんの復活と音楽的成熟を象徴する作品として高く評価されています。

激しいギタープレイとエネルギッシュなボーカルが詰まった本作は、ブルースを愛する方はもちろん、ロック好きの方にもおすすめの一枚です。

ロック好きにもオススメ!~モダン・ブルースの名盤(21〜40)

The Thrill Is GoneB.B. King

B. B. King – The Thrill Is Gone (Live at Montreux 1993) | Stages
The Thrill Is GoneB.B. King

ブラス・セクションを含めた大所帯のバンドを率いてブルースを演奏したB.B.キングは、ブルースの代名詞にもなりました。

「The Thrill is Gone」は、彼自身のお気に入りのナンバーで、ライブで繰り返し演奏されました。

Kitchin sink boogieHound Dog Taylor

ブギーの王様、ハウンドドッグ・テイラーのご機嫌なインスト。

とにかくこの人はチューニングなど気にせずに大音量でノリノリのブギを弾きまくるのが特徴で、ブルースマンというより、ロックンローラーという印象です。

影響を受けたミュージシャン多数。

Red House (Electric Version)Jimi Hendrix

伝説的天才ロックギタリスト、ジミ・ヘンドリックスによるレアなクラシック・ブルース・ナンバーです。

後に世界最高峰のミュージシャンとして讃えられる彼の楽曲中、唯一のブルースナンバーです。

こちらの楽曲はデビューアルバム「アー・ユー・エクスペリエンスト?」に収録されています。

Mannish boyMuddy Waters

Muddy Waters – Mannish Boy (Audio)
Mannish boyMuddy Waters

単調なワンコードながら、出だしのマディ・ウォータースの唸りから、ハープが終始リードを取るリフまで、一気に聴かせる構成は見事です。

ハープはジェームス・コットン、ギターはジョニー・ウィンター。

ブルースってカッコいい!

と思える名曲です。