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ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで

ロックンロールにおけるインスピレーションの源であり、音楽史に残るバンドやアーティストの大物たちが愛してやまないブルースは、聴けば聴くほどその奥深さに驚嘆させられる音楽ジャンルです。

とはいえ、何となく興味があっても敷居の高さを感じられているロック好きな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

本稿ではこれからブルースの世界へと足を踏み入れようとしている方に向けて、ブルースを語る上で外せない名曲や人気曲を戦前のブルースからシカゴ・ブルース、ブルース・ロックなどの楽曲も含めて一挙ご紹介します!

ブルースの名曲~戦前ブルースからブルース・ロックまで(21〜30)

Minnie the MoocherCab Calloway

Blues Brothers – Minnie the Moocher (Cab Calloway)
Minnie the MoocherCab Calloway

バンドリーダーでありジャズコンポーザー兼シンガーのCabell “Cab” Calloway IIIと、Irving Millsによって書かれた曲。

Cab Callowayと彼のバンドによって1931年に初めてレコーディングされ、その後の10年間において彼らの代表曲となりました。

Bright LightsGary Clark Jr.

ゲイリー・クラーク・ジュニアによって書かれた、”刺激的で、新しく、エネルギーがあふれているニューヨークをぶらつくこと”、について描かれた曲。

2010年にリリースされたEP「Gary Clark Jr.」に最初に収録されました。

2011年のジャックダニエルのコマーシャルで使用された楽曲です。

MISTY BLUEDOROTHY MOORE

もともと1966年に書かれたカントリー・ソングです。

翌年にはエラ・フィッツジェラルドの手によってカバーされ、ジョー・サイモンは1972年にオリジナルのR&B版をリリースしています。

女性ボーカルグループのザ・ポピーズのメンバーであったドロシー・ムーアが70年代半ばにソロとなり、カバーしたこのバージョンは、彼女の最大のヒット曲となりました。

Dust My BroomElmore James

エレキギターをボトルネック・スタイルで演奏するギタリストとして人気を集めた、エルモア・ジェームスさん。

ロバート・ジョンソンさんから手ほどきを受けており、彼から教わった高いギターテクニックを武器に、いくつかの名曲を世に残してきました。

1951年に非常に遅咲きのヒットを記録したのですが、約10年後である1963年に病気により亡くなってしまいました。

こちらの『Dust My Broom』は、そんな彼の名曲として知られている作品で、短い活動機関のなかで強烈なインパクトを残しました。

On The Road AgainCanned Heat

フロイド・ジョーンズとアラン “ブラインド・フール” ウィルソンによって書かれた曲。

ウィルソンは、UCLAでVeena(インドの弦楽器)を勉強した後、東部の音楽に関する知識を得た人物です。

1968年にリリースされたこの曲は、Canned Heatの最も有名な曲のひとつとなっています。

First Time I Met The BluesBuddy Guy

シカゴ・ブルースの代表的なギタリスト、バディ・ガイさん。

ギターのスタイルは非常にテンションが高いもので、多くのロック・ファンからも非常に高い評価を受けています。

ギターのテクニックはもちろんのこと、ボーカリストとしての実力も非常に高く、とくに中音域から高音域のシャウトに関しては、一級品の実力を持ちます。

そんな彼の名曲が、こちらの『First Time I Met The Blues』。

ハイレベルなボーカルとギターの両方の味わえる作品です。

Memphis BluesW.C. Handy

W.C. Handyが、Bluesの父として知られるきっかけとなった曲。

1910年から1916年までMemphis市長を務めた、Edward H. Crumpのキャンペーン曲として、1909年に書かれました。

デューク・エリントンやナット・キング・コールなど、多くのアーティストによってカバーされている楽曲です。